♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
変わるとき
最近よく思うことがあります。
好転する時や転機となる時というのは
辛いことや、一見良くないことが起きた後が多い
人は現状に満足していれば変わろうとしないし
環境や自分を変えていこうなんて思いません
辛いときというのは渦中はしんどいけれど
そこに居続ける(そのままでいたい)か、変えていくは選択次第なのかもしれません。
因果応報というけれど
やったことは良くも悪くも報われる気がします。
体も心も
調子が悪くなったときこそ、変わろう、変えようと
思うものです。
来年こそは…と思うこと
そろそろ変える準備をするのもよいかもしれません。
呼吸と感情
呼吸が大事
それは何度も言われるけれど
実際には常に意識しないと変えられないものです。
なぜ大切か?といえば、酸素を取り込むということ以外にも
呼吸は情動(喜怒哀楽の感情)と密接にかかわりあっています。
これは脳内の呼吸と感情を司る部分が同じ場所にあるためで、感情と呼吸はそれぞれ影響し合っています。
つまり感情が変化すれば呼吸も変化し、逆に呼吸が変化すれば感情も変化します。
不安な状態のときには速い呼吸になり、必然的に浅い呼吸になります。呼吸がゆっくりになるとこころが落ち着きます。
感情を抑え込むのは筋肉を緊張させて行っているので感情の抑え込みが多いと筋肉が緊張しコリや痛みが出てきます。
感情はエネルギーなので本来は体の中に残さずに消費しなければなりません。
でも感情を抑え込んでいるとそのエネルギーを消費することはできず、感情を抑え込んでいる筋肉が緊張し続ければ、血液などの体の循環も悪くなり新陳代謝まで落ちてしまいます。
体の循環をよくして代謝を上げるだけでも感情エネルギーは消費されます。
ランニング、整体やマッサージや鍼、お風呂に入ったりしただけで体だけではなくて心もすっきりするのは、溜めていた感情エネルギーが代謝によって使われているからだと考えられます。
それでも、道具なしで、自分で
一番手軽にできるのは
やはり呼吸です。
呼吸は心や身体と密接な関係があります。
新鮮な空気を取り込んで、心も身体も元気に12月を迎えましょう。
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ソマティック
以前、ソマティック心理学という本を読んだことがあります。
ソマティックの「ソマ」はギリシャ語由来の言葉で「からだ」を意味します。
一般的に言われる身体=
「からだ」body は外から見える物質的なカラダで、ソマsoma は内部から感じ取るカラダというニュアンスです。
医療において最近まで「ココロとカラダ」を2つに分けて考える傾向にありましたが元々は1つであり
東洋医学では「心身一如」という考え方が昔からあります。
ソマティック=「カラダから入って、ココロを癒す」方法が、いま注目されているのです。
脳や心と体は一体で
心の問題は体に反映され、体の問題は心に反映されるという考え方があります。
ソマティクスでは、心身一如を基本とし、いわゆる身体bodyの“矯正”ではなく、
自分自身の感覚で身体を理解し、ケアしようという考え方です。
身体の緊張は筋肉の疲労とは別に
心の力みグセから生じることがほとんどです。
「心の力みグセ」は
- 熱くなる・感情的になる
- 執着する・拒絶する
- 急ぐ・焦る
などです。
人の心は流動的です。変わりやすい天気のような心に伴い、影響を受けているのが私たちの「身体」です。
「心」が動くと、自律神経系やホルモンのバランスが変化し、その変化に応じた司令が身体の隅々まで届き、身体も変化します。
それが心の「こわばり」でも「ゆるみ」でも
それは身体の内側にある臓器にも影響します。
だからこそ
時々立ち止まって「心」と「身体」がどんな状態かをチェックしメンテナンスをしていくことが大事なのです。
「癒しは気づきから始まる」
と言われます。
自分の身体が、あるいは心の内側が、今何を感じているか?
チクチクする、ザワザワ感、痛み…
その感覚が何か自分にメッセージを発しているとしたら?
その「気づき」から客観的に見ると
自分の身体や心が今1番何をして欲しいのかに気づいてあげらます。
自分の心と身体に目を向ける習慣をつけることの大切さ、改めて感じています。
体調を崩したり気持ちがマイナスになりがちな冬ですが、
今身体や心が欲していることは何か、ちょっと向き合ってみると、気づくことがあるかもしれません。
【脳の栄養失調】が心、体の不調に?
怒ったり・喜んだり・不安になったりと、日々さまざまな感情が生まれますが、この感情を作り出している「心」とは本来はどこにあるのでしょうか。
それは「脳」の中だと考えられています。
脳の中には神経細胞があり、神経伝達物質を介して情報の伝達をしていますが、この神経伝達物質が不足すると感情のコントロールがうまくできなくなり、心の不調を引き起こすと言われています。
神経伝達物質の中でも
「心の安定のためのセロトニン」
「活動性のノルアドレナリン」
「喜び・快楽のドーパミン」
の3つが心と深く関わっています。
本来この3つの神経伝達物質は、絶妙なバランスをとり元気な心を作り出していますが
不規則な食習慣などにより、神経伝達物質が正常に作られず、脳の栄養不足が続くと、神経伝達物質のバランスが崩れて、怒りっぽくなったり、不安な気持ちが強まったりと心の不調を引き起こします。
では神経伝達物質を安定的に作り出すためには、どのような栄養素が必要なのでしょうか。
【タンパク質】
不足すると集中力ややる気の低下に
脳の活動に必要な神経伝達物質。
タンパク質が不足すると、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質がつくり出せなくなり、集中力ややる気の低下を招きやすくなります。
【ビタミンB群】
不足すると不眠や集中力低下の原因に
脳内で重要な役割を果たしているビタミンB群。
特に、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどは、セロトニンやドーパミン、ギャバをつくり出すために必要不可欠な栄養素です。
不足すると、セロトニンやドーパミンが減少して不眠に悩まされたり、新聞や難解な本が頭に入ってこなかったりといった集中力の低下が現れるようになります。
【ミネラル(鉄)】
不足すると疲労感や立ちくらみの原因に
セロトニンやドーパミンを作る上で欠かせない栄養素。
特に、鉄は全身に血液を運ぶ役割を担っているため、不足すると脳内の酸素も不足し、疲労を感じやすくなったり、立ちくらみなどの症状が現れたりします。
【脂質(コレステロール)】
不足するとストレスを感じやすくなる
脂質の中でも特にコレステロールは、ストレスに対抗するために分泌されるステロイドホルモンの材料。
不足すると、脳の機能が低下したり、ストレスを感じやすくなったりします。
体だけでなく精神機能を担っている脳は、生命活動の中枢であり、たくさんの栄養を必要とします。
すなわち、摂取された栄養に大きく影響を受けることになります。
栄養素が偏らないように、なるべく数多くの食品をバランスよく食べること、
食事の時間をなるべく一定にすることは、生体リズムを調整するためだけでなく、脳が「安心」するためにも重要です。
そして
栄養素だけではなく「心を満たすこと」も
やはり大切なことです。
いよいよ師走が近づいています。
疲れ、ストレスは蓄積する前に
リセットしてくださいね。
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【勤労感謝の日】本当の意味
11月23日は勤労感謝の日です。
文字通りイメージする
「働いている人に感謝する日」や「働けることに感謝する日」
でもありますが
「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と1948年に定められました。
また勤労感謝の日の起源は、飛鳥時代から続くと言われている「新嘗祭(にいなめさい)」に由来しているそうです。
新嘗祭とは、11月23日に行われていた五穀豊穣を祝い恵みに感謝する古くから伝わる宮中祭祀で農作物の実りに感謝し、農作物を神様に供え、天皇に食べていただく習わしです。
勤労感謝の日は働く人、働けることに感謝をすることと同時に、農作物の恵みに感謝する日でもあるということです。
忙しく、目まぐるしく過ぎ去る日々に自分のことは後回しになってしまう…という方も少なくないかもしれません。
周囲に感謝しつつ
いつも頑張っている自分もいたわったり
ご褒美をあげる
そんな一日があれば、忙しくなる年末年始も
乗り切れるかもしれません。
師走の前にこの日があるのも何となく頷けますね。
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