♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【背骨】の柔軟性が大事!
今日は【背骨】の重要性についてです。
肩こりや腰痛に悩まされる方にとっては
【背骨】の柔軟性がとても大きく痛みに左右します。
背骨には血液が通り、神経がつながって、自律神経と関係し、心身の健康をつかさどっています。
7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎と24個の椎骨があり、頭蓋骨と仙骨(骨盤)を結ぶ体の中心部です。
また背骨にはは沢山の骨と間に挟まる椎間板というクッションがあり、本来は衝撃吸収に優れている場所です。
でも固まってしまうとこの機能がうまく果たせずに、衝撃を吸収するために身体を緊張させてしまいます。
また筋肉で保つ力が弱いと、重力に負けて椎骨が狭まって椎間を圧迫し、背骨の柔軟性がなくなります。
すると血流が滞り、神経が鈍くなり、さまざま不調を引き起こすことがあります。
それを防ぐためには
背中の筋肉をほぐしたり、背骨自体を柔軟に保ったりすることがとても大切です。
【背骨のセルフストレッチ】
クッションや座布団、丸めた毛布などをご用意ください。それらを丸めて直径10~15cmくらいにして使用します。
ウレタン製のヨガマットをお持ちでしたら、半分ほど丸めた状態で使います。
1.背中に丸めたクッションを体に対して横向きに当て、仰向けになります。
2.クッションはわきの下ぐらいの位置に置き、両手を横に開きます。この位置に当てることで自然に背骨(胸椎)が反るようにストレッチされます。
3.そのまま体の力を抜き、楽に大きく深呼吸をしてください。なるべくろっ骨を大きく開くように息を吸い、楽に吐いていきます。ゆっくりと10回から20回ほどおこなってください。
「若さは背骨から」
といわれるほど、背骨の柔軟性を保てば、心身を美しく、健康に保つことができます。
それには、重力に対抗できる筋肉を身につけたり
背骨を動かして椎間を広げ、椎間内のクッション機能が十分に働けるようにすること、
そして時間が取れない人でも、同じ姿勢をあまり長時間保たないようにすることも大切です。
【体の縮こまり】によるコリ、痛み
ここ数日、寒いですね。
寒くなると、体が縮こまって肩こりや腰痛が酷くなってしまう経験があると思います。
体が縮こまっている時というのは
体の中でも筋肉が縮んで硬くなっています。
痛みなどの刺激を伝える末梢神経(知覚神経)は、体の全身に張り巡らされています。
体の末端部へ伸びていく末梢神経は、体の内部から筋肉の間を通って伸びていくものがあり
筋肉が硬くなると、筋肉と筋肉の細い隙間を通っている神経は挟まれてしまい、圧迫を受けます。
つまり、寒さで筋肉が硬直し、間に挟まれた皮神経は圧迫され、ダメージを受け
もともと皮神経などの末梢神経(知覚神経)は、痛みなどの刺激を伝えているので、それ自体がダメージを受けるとそこから痛みなどの刺激が起こり、肩こり・腰痛・神経痛を起こしやすくなるのです。
また、寒さで血液循環が悪くなると身体組織への酸素供給が鈍くなります。
そうなると痛みを引き起こすブラジキニンやセロトニンといった疼痛物質が、筋肉などにたまりやすくなります。
定期的に筋肉の緊張をほぐし神経が圧迫されないようにすることが大切です。
そして、長時間の同じ姿勢や、ある部位を使い過ぎるといったことも、抹消神経のダメージとなります。
寒いと動くのは億劫ですが
入浴などで身体を温めたり、適度なストレッチなどで筋肉のこわばりをほぐす習慣も大切です。
それでも硬くなってしまった筋肉は
一度マッサージなどで緩めてあげましょう。
冬本番、師走の忙しさと寒さに負けない体づくりを…★
【だるさの原因?】脳や心身を蝕むストレスホルモンと副腎
「病は気から」といわれますが
精神的な疲労や緊張=ストレスは体に思っている以上の影響を与えます。
そして「ストレス」に対処しているのは脳ではなく副腎というところから分泌されているホルモンです。
副腎は腎臓の上にあるピラミッド型の臓器で
腎臓のそばにあるため「副腎」と呼ばれ
ストレスに対処するためのホルモン=コルチゾールが作られています。
コルチゾールは免疫機能・血糖値・胃酸・血圧のコントロールなど、いずれも活動エネルギーを産生するためのものですが
身体を興奮状態にすることで、ストレスを乗り越える態勢を整えます。
一時的なストレスに対応するために、正常な量が分泌されますが、長期に及ぶストレスを抱え込んでしまうと、過剰に分泌されたり、副腎が疲れて必要なタイミングで分泌ができなくなったり、やがてストレスに対処できなくなってしまいます。
大量のコルチゾールが分泌されると
イライラ・胃の痛み・動悸・高血圧などの症状を引き起こし
さらにコルチゾールを分泌しすぎた副腎は、副腎疲労症候群と呼ばれる状態になります。
これにより
アレルギー・疲労感・食欲低下・片頭痛などの症状が出てきます。
コルチゾールの量をコントロールするには
有酸素運動などが良いとされますが
コルチゾールは血糖値の調整も行っているので
甘いものや白い炭水化物は血糖値を急上昇させるため、コルチゾールを大量に消費させ、副腎を疲れさせてしまいます。
甘いものや炭水化物をよくとる場合は
少し減らすことでも副腎を守ることができます。
心身の状態をコントロールするため
コルチゾール製造所である副腎が元気であることが必須です。
体の疲れ、ストレスは定期的にリセットすることも
大切です。
【内臓下垂】と自律神経
気づきにくい体の不調の原因のひとつに
内臓下垂があります。
内臓下垂とは何らかの原因によって内臓が正常な位置よりも下に下がっている状態のことで
胃下垂や腸下垂などがあります。
胃下垂=食べても太らない
という良いイメージがあるかもしれませんが
デメリットも大いにあります。
実は内臓の機能と自律神経は密接な関係があります。
卵が先か、鶏が先か…ではないですが
内臓下垂だから自律神経が乱れることもあるし
自律神経が乱れるから内臓下垂になることもあります。
内臓下垂の原因の
ひとつは身体的要因=猫背や姿勢の悪さによって骨盤が広がり、内臓が下へ下がってしまうことです。
もうひとつは精神的要因で
過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、消化不良が起こります。
すると消化できないものが胃に溜まり、胃下垂を引き起こします。 その後胃の下に位置する腸は圧迫され、胃の上に位置する横隔膜は引っ張られ正常な位置になくなってしまいます。
そして
内臓下垂により内臓の働きが落ちると、内臓は全体的に下にさがってしまい、内臓疲労回復のために“酸素を多く含んだ血液”が必要となりますが
内臓が下垂することで押さえつけられた状態になっているので十分な酸素が臓器に行きわたらなくなります。
これが他の臓器の疲労や体全体の疲労感に繋がります。
そして内臓は体のあらゆる神経やリンパ、筋肉と密接に関係してるので
食べ過ぎや飲み過ぎで胃や肝臓に負担をかけると、背中や腰にコリが現れることがあります。
これは『関連痛』と呼ばれ、体のある部位の痛みを別の部位の痛みと脳が勘違いして起こる症状です。
つまり、肩コリや腰痛の原因が内臓のケースが多々ありますが
このような場合の肩コリ、腰痛、背中のコリをいくらマッサージしても、一時的な解消にしかならず、痛みの原因が内臓なのでまた痛みがぶり返します。
根本的に解決するなら
内臓を正常な位置に戻す必要があります。
軽度の場合はセルフストレッチもある程度効果があります。
①仰向けの状態で寝転がり、膝を立てます。
②膝を左右に開いて足の裏を合わせましょう。
③お尻を上げた状態で骨盤は水平に保ったまま腰を左右に10秒間適度に揺らします。
寝る前、起きがけなどにやってみてください。
残念ながら、内臓からきているコリや不調は
マッサージだけでは解決できません。
普段の姿勢、ストレス、
そしてやはり食生活が大きく影響しているからです。
自身での日々の内側のケア
そして筋肉やストレスからの疲労は、外側からケアすることも必要です。
12月は忙しさと相まって食生活や睡眠サイクルが乱れがちです。
意識的に心身を労わってあげてくださいね。
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【隠れ脱水】が不調のもと?
寒い時期のやる気の出ないダルさ、コリ、頭痛などの不調…
寒さのせいだけではなく実は
「脱水症」の可能性が。
冬の脱水症状は「隠れ脱水」と言われ
冬は、夏に比べて空気が乾燥し、湿度も下がるため体から水分が奪われやすくなります。
喉が渇きにくいのでお水を飲む量が少ないこともあり、脱水していることに気づかないのです。
脱水症状とは?
人の体液は約60%を占める水分とミネラル(ナトリウム・カリウム等)などで構成され、生命活動には欠かせません。
排出される水分量が増えたり摂取する水分量が足りなくなったりすると、体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、水分と一緒にミネラルも一緒に排出されてしまい、これを「脱水症状」といいます。
夏脱水と冬脱水の違い
季節を問わず、人間の体は自覚のないままに呼吸や皮膚・粘膜から水分が蒸発しています。これを「不感蒸泄ふかんじょうせつ」といいます。
健康な成人は1日に約900mlの水分を不感蒸泄で失うといわれています。
夏はこれに加え、発汗量が増えることで脱水が起こりやすくなります。でも発汗は口渇感を促すので自然と水分補給の量が増えます。
一方、冬は汗をかく機会が少ないため、のどの渇きを感じにくくなり水分摂取量が少なくなうえ、空気が乾燥しているため不感蒸泄がより促進されてしまいます。
体内水分量が少ないと、血液の流れが悪くなって血管が詰まり、肩こりやダルさ、めまいなどの原因になるほか、
喉や気管、鼻の湿り気が無くなり風邪をひきやすく、血栓もできやすくなり心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まります。
かくれ脱水のサインは?
「カサカサ・ネバネバ・ダルダル・フララフラ」
・カサカサ……手先などの皮膚がカサカサになる
・ネバネバ……口の中が粘る、食べ物が飲み込みにくい
・ダルダル……脱水の初期から表れる症状でダルさを感じる
・フラフラ……めまいや立ちくらみでフラフラする状態
隠れ脱水の予防と対策
①水分補給
食事のときだけでなく、こまめに水分を取るようにしましょう。ふだんの水分補給にはできるだけお水や白湯(さゆ)を摂ることが大切です。利尿作用の強いカフェイン飲料やアルコールではさらに脱水に陥りやすくなります。また、スポーツドリンクには塩分や糖分が多く含まれているため、普段の水分補給としては控えるようにしましょう。
②乾燥対策
部屋の湿度を上げることで、乾燥を防ぎ体の表面から逃げていく水分を減らすことができます。同時にウイルス対策もできるので風邪予防にもつながります。加湿器を使ったり、濡れたタオルを室内に干すだけでも湿度は上げることができます。
③体温調節
暖房の使用で体が暖まっているにも関わらず厚着のままでいると汗をかき、体の水分が奪われて体が冷えてしまいます。脱ぎ着しやすい服装で体温をコントロールしましょう。
体内の水分量調節をする腎臓は多くの水が入ってくると尿を作り排せつを促してしまうので、一度にたくさんの水をとるより、こまめにチョコチョコ補給する方が良いそうです。
まさか脱水だなんて~と思うかもしれませんが、意外と冬は水分が足りていません。
ダルさなどが気になる方は意識して水分補給をしてくださいね☺️
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