♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
春に肩こりを感じやすい理由
季節の変わり目には、肩こりに悩む方が少なくないと思います。
過ごしやすい気温と裏腹に春になると、肩こりに悩まされる方は増える傾向にあるようです。
春の肩こりの原因の1つに、自律神経の乱れと気候の変化があげられます。
自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になってしまうと肩の筋肉が緊張し肩こりを引き起こします。
自律神経が正常に働いていれば、気候の変化に適応させることができ、春の肩こりといった不調を感じることはありません。
また春は卒業・入社・転勤・異動・引越しなど、環境の変化が多くある時期です。環境が変わると、その変化に対応するために身体はストレスを感じてしまいます。
環境の変化に適応するために、これもまた交感神経が優位な状態となり、筋肉がずっと緊張してしまいます。
それによって、血液が巡りにくくなり、肩こりを感じやすくなります。
環境の変化に適応するのは個人差がありますが、リラックスする時間を作るなど、上手にストレスを解消することが大切です。
まずは寝る前などに
腹式呼吸で呼吸を整えましょう。
腹式呼吸で得られる最大の効果はリラックス効果です。
たっぷりと息を吸ってお腹を膨らませ、ゆっくりと静かに吐くことで副交感神経が優位になり、気分が落ち着くことで体がリラックスしてきます。また、副交感神経の作用にはリンパ球という病原体から体を守る免疫力を高める効果も見込めると言われています。
そして、小さな疲れはこまめに癒し、蓄積させないことも大切です。
その日の疲れ、その日のうちに…★
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【脇】のコリをほぐす
肩こり、頭痛、肌のトラブルや自律神経の乱れ…
どれだけ書いても書ききれないほど、考えられる原因は人それぞれ、たーーーくさんあります。
そのひとつに「わきの下の筋肉のコリ」
があり、現代人はほとんどの人が「脇が詰まっている」と言われます。
脇が詰まるとはどういうことかというと
脇下には、リンパ管が合流して、大きな節となっているリンパ節があります。
リンパ節は、細菌や異物を食い止め、処理するフィルターの役割をしている為、流れが滞りやすい場所です。
リンパ管が余分なものを流す「配水管」
そしてリンパ節は「排水溝」のイメージす。
脇の下が詰まっているとわき周辺がこわばって老廃物がたまり、わきの下がぽっこり膨らんでくる場合もあります。
わきの下が詰まると…
きを中心としたその周辺の、首や肩、腕、背中、そして内臓などへの、血液循環が悪くなります。
血流が滞ると、細胞に必要な酸素と栄養が届きづらくなり、
疲労物質などが、筋肉にたまり、
首や肩、背中などのこりや痛みの原因になります。
十分な血液が届かないと、体温が下がるためら手先や内臓の冷えにもつながります。
また顔色が悪くなったり、肌がくすみます。
さらに体は、上半身と下半身が、くっきり分かれているわけではなく、つながっているので
体のどこかで流れが滞れば、様々なところに影響が及んでしまうのです。
わきが詰まると、リンパ液の流れも悪化します。
リンパ液がスムーズに流れないと、余分な水分や老廃物がしっかり排出されず、むくみやすくなります。
そして、リンパ液に含まれる免疫細胞が滞るため、免疫力が衰えます。
さらに
脇の下の筋肉がこわばると、つながっている、背中や肋骨、胸の筋肉を不自然に引っぱります。
すると、体のゆがみや悪い姿勢の原因になってしまいます。
そして大きいのは肩こりとの関係です。
肩コリ = 首の筋肉が引っ張られて硬くなる = 肩甲骨が上に上がりぱなし = 脇から肩甲骨についている筋肉が硬い
脇の筋肉は肩甲骨を中心にして肩の筋肉と共同で動いている部分です。
肩の周りは、四つの筋肉が集合してできていて、それらが共同で働くことで肩を支えています。
一つの筋肉が疲れたと感じている時は、実は他の三つの筋肉も同じように疲れているのです。
脇の下の窪んだところを腋窩(えきか)と言います。
この腋窩をマッサージすることでコリや不調の改善に繋がります。
・片手で胸を隠すように、手で反対の脇の下のくぼみに親指以外の4本の指をいれ、
それを前から親指で脇の下の胸側の筋をつかむように押さえ、そのまま胸筋を上から下の方へとほぐしていきます。
・5秒程度力をかけて、その後力を抜いてという動作を、場所を少しずつ上下しながら行っていきます。
・前側が終わったら、次は後ろ側
親指を脇に当てて残りの四本指で背中側をつかみます。そのまま腕の付け根から肩甲骨の下の方までほぐしていきます。
5秒程度力をかけて、その後力を抜いてという動作を、場所を少しずつ上下しながら行っていきます。
あまり難しく考えずに脇を揉みほぐすだけでも効果がありますので、お風呂に入りながら、テレビを見ながら…などやってみてくださいね。
普段あまり意識しない「脇」
ほぐして柔らかくしてあげてくださいね。
硬くなりやすい筋肉【小胸筋】
最近、鎖骨付近(胸)を押すとガチガチの方が多いです。
・デスクワークでパソコンやスマホの長時間の作業
・眠る際は横向きでいつも決まった側を向いて眠る
当てはまる人は
「小胸筋」と呼ばれる筋肉が硬くなっているかもしれません
小胸筋は胸の奥側にある筋肉です。小胸筋は肋骨と繋がっているため、呼吸にも大きく関わる大切な筋肉です。
名前の通り比較的小さな筋肉ですが小胸筋の下には神経や腋窩動脈が通っているので
小胸筋が硬くなることで腕への血流を阻害したり、神経を圧迫して腕から指先にかけて痺れが出る原因になることも…
そして小胸筋が硬くなると肩甲骨が前側かつ内側に引っ張られます→巻き方
眠る時に決まった方を下にして眠る人は、下にした側の肩が長時間圧迫されるため
小胸筋と一緒に肩甲骨や鎖骨周りの筋肉も硬くなりがちです。
また、硬いから仰向けで寝るのが辛い…という逆説もあります。
肩のマッサージやストレッチを行っても倦怠感が抜けない、息苦しさを感じるという人は小胸筋を緩めることで改善されるかもしれません。
でも実際は小胸筋と一緒に鎖骨や肩甲骨周りの筋肉も硬くなっていることが多いので
小胸筋プラス肩回りを緩めるとことが効果的です
なるべくデスクワークの時にも30分~1時間に一度は肩を外に回したり、手を後ろに組んで胸を大きく開いたりしてみてください。
奏では小胸筋もしっかり緩めていきます。
胸の筋肉や鎖骨付近が硬くなってると感じる方は
ご相談ください◡̈
春先の不調は【気滞】から?
毎年、春先に頭痛がしたり、胃がシクシク痛んだり、
その他「怒りやすい」「ゆううつ感」「イライラ」「食欲が不安定」「情緒不安定」
などの症状を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
過ごしやすい気候なのになぜ?かというと
春は「気滞」(きたい)が起こりやすくなります。
「気滞」とは、文字通り「気」の流れが滞ってしまうことを言いますが
そもそも「気」とは身体に必要なエネルギーで、常に身体の中で動いているもの。身体を温めたり、血液を全身に送ったりする働きがあります。
本来「気」は滞ることなく体中をめぐって、私たちを動かすエネルギーとなり
心のバランスをコントロールする働きもあるため「気」の流れが安定していると心と体もバランスよく気持ちよく過ごせます。
「気滞」になる最大の原因は精神的ストレスによるもの、また春先特有の寒暖差、新しい環境への変化は「気」を乱すとされます。
特に責任感が強く、几帳面、完璧主義といった頑張る人にこそ「気滞」が多く見られると言われています。
《気滞の症状》
- イライラする・怒りやすい
- 情緒が不安定になりやすい
- 気分が塞ぎこみうつうつする
- ため息がよく出る
- 張る感じの痛みがある
- お腹や胸、脇が張る
- 便秘と下痢を繰り返す
- 足が冷たいが顔は熱い
- 浮腫み
- 目の充血
- 肩こりや頭痛(こめかみが痛む)
- 物事を決められない
滞った気をめぐらせるには
◎香りを意識した生活を
目に見えないストレスは、目に見えない香りで対処!
セロリやセリ、春菊、パクチー、パセリ、シソ、などの香味野菜や、みかん、グレープフルーツ、ゆず、すだち、かぼす、などの柑橘類は、気の巡りを助けてくれます。
◎深呼吸で心を整えましょう
息を整えると、心が整います。
1.息を吐いた後に、鼻からゆっくり吸い込みます(3~4秒)。
2.息を軽く止めます。
3.口からゆっくり吐き出します(6~8秒)
◎身体をほぐす
気の巡りが悪くなると身体もガチガチに凝ってきます。
ちょっとした休憩時間やお風呂上りなどに、脇や肩回りをストレッチしてください
また、何かの決断をする時は、「気の流れを整えると良い」と言われています。
筋肉をほぐして、リラックスし
気の流れを整えましょう◡̈
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【太もも】は重要です
結構皆様にお伝えしているのですが
腰痛、肩こりなどにおいて
実は超重要な筋肉なのが
太腿です。
たくさん歩いたり、スポーツの翌日など
「太腿の前側」が張ったり、痛くなったりすることがありますが、
実は日常生活でも硬くなってしまうことはあります。
この太腿の前側の筋肉の硬さが腰痛や膝の痛みに繋がるのです。
前ももの筋肉は、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と言い、
全身の筋肉の中で、最も強くて大きい筋肉で、あらゆるスポーツ、特に走ったり跳躍したりする時に多く使われます。
名前通り、実は4つの筋肉から成り立っています。
「大腿直筋」「外側広筋」「内側広筋」「中間広筋」
足を動かす時に働く大腿四頭筋は、日頃から酷使されやすい場所ですが、中でも「大腿直筋」という筋肉が、特に酷使されています。
🔹太腿が硬いと腰痛の原因になる
大腿直筋は骨盤からスタートしている筋肉です。
この筋が硬くなって縮んでしまうと骨盤が前方に引っぱられることになります。
すると骨盤の前傾が起こりやすくなり、
骨盤の前傾が起こると、上半身が前方に倒れるような状態になってしまうため、無意識のうち腰を反らす姿勢を取って上半身だけ後方に引き戻そうとします(反り腰)。
この時に腰を反らそうと頑張っているのが「脊柱起立筋」と言われる、姿勢を維持するための筋肉で、この筋肉に過度な緊張を継続させると腰背部が張り、腰痛へと発展します。
逆に言うと、硬くなる原因は
デスクワークなどで骨盤が前に傾きやすくなること、
ヒールや歩き方などで無意識に前側に力が入ることにあります。
前側に力がかかり、筋肉が縮んだ状態で過ごすことで、太腿の前側が張り出すような形になります。
この状態になると
・腰痛
・膝に負担がかかる
・階段の上り下りが辛い
・正座が辛い
に繋がってしまうのです。
太腿の前側の筋肉をほぐすには
ストレッチが効果的です。
簡単なのは正座をして後ろに倒れるストレッチ。
ただ、硬まっていると痛いので、片方づつゆっくり行ってくださいね。
もう一つは
うつ伏せに寝て、膝を曲げ足首を持つ方法と
立ったまま後ろに足を曲げて足首を持つ方法です。
そして基礎代謝をアップすることにも繋がりダイエット効果も!
これ大腿四頭筋が一番大きな筋肉であるため血液循環に作用してきます。
そもそも筋肉は熱を産生し、血液循環を促すための重要な役割があるので
冷え性やむくみにも効果的なのです。
奏では、太腿の筋肉を指圧することもできますが、大きい筋肉だけに面の狭い指で押すとくすぐったいと感じやすい場所でもあります。なので面を広く施術したりストレッチで伸ばしています。
大腿四頭筋は殆どの人が硬い筋肉だと、言われていますが、
日々定期的にストレッチを行うことで筋肉は必ず柔らかくなります。そしてそれが不調の出にくい身体へと繋がります。
腰が痛い、むくみや冷えが気になる方は
太腿の前側の筋肉を意識してみてくださいね☺️