♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【痛み】の不思議
実は"痛み"というのは
「1箇所強い痛みがあると他の痛い箇所が気にならない」ものなのです。
肩が痛くてマッサージに行って、痛みが引いたら腰痛が気になり出した…というのはよくあることです。
そして
「心の痛みを感じなくさせるために体の痛みが出る」
ことがあります。
特に慢性的な腰痛は心の声=感情がくることが多いのです。
東洋医学では「怒りは肝臓に溜まる」ため
肝臓は怒りやイライラの影響を受けやすいということです。
怒ったりイライラしたりするとよく、
「頭に血がのぼる」と言いますが、本当に全身の血が頭に登っていきます。
すると、肝臓より下は血液の流れが悪くなります。
すると
「血液の量が減っている!痛みを出せ!」
と体に命令します。
つまり怒ったりイライラすると下半身の血液が不足しがちで慢性的に腰痛になったり、
頭に血が上っているために下半身の冷えもよくみられる症状の一つです。
話を戻すと、イライラしても発散していれば、
痛みにならずにすみますが
イライラや怒りを抑え込みやすい人の方が
痛みとして表れます。
でもまさか腰痛が感情の抑圧が原因だなんて知りもしないので、
「自分は感情を抑えているのだ」と自覚することが
大切です。
意外と、我慢や抑圧していませんか?
もちろん、イライラや怒りをぶつけるのは
よくありませんが、怒りというのは人間にとって
自然な感情であること
そして、自分はなぜ怒っているのか?
以前も書きましたが怒りは2次感情なので
その大元には、悲しみ、恐れ、悔しさ…それらが
あることがほとんどです。
また「自分の思い通りに行動する」ことができないことが、人によってはストレスになります。
なので、自分勝手ではなく
なるべく「自分が思う通りに行動する」というのも
ストレスの軽減につながります。
本来、感情はコントロールできないもの
でも、行動によって変えられるものでもあります。
慢性的な痛みがある方は
まずは自分の心や感情に寄り添ってみてくださいね。
両忘
「両忘」という言葉があることを知りました。
禅の言葉で、両方忘れる=「白か黒か、良いか悪いか、こだわりを忘れる」
ということだそうです。
白いか黒いか
良いこと悪いこと
好きなこと嫌いなこと
などの両極のこだわりを捨てること
好きか、嫌いか?イエスかノーか?
私たちの生活の中には、白か黒か、あれかこれかの判断を迫られる状況が山ほどありますが
どっちが正しいかなんてない
誰が決めたんじゃ!
ということがほとんどだったりします。
時にはこだわりが必要な時もありますが
両忘の心になった時
どちらでも良い…
良くも悪くもない…
少し気持ちが緩み、楽になるのかもしれません。
自分に合った休み方
「休む」ということは大切なことだとわかっていても
上手に休めるか、そうでないかで、
疲れの取れ方、モチベーションは大きく変わってきます。
というのも
自分にあった休み方を知っていて疲れを発散できるタイプとそれが難しいと感じる人もいます。
もちろん「寝ること」で休養するというのは大切ですが休みの日の過ごし方がよくわからず、一日中ゴロゴロしてしまい、あまり休めた感じがない…ということは
よくあることかもしれません。
自分に合った休み方がわかると
それだけで心身ともにずいぶん変わってくると思います。
ポイントは2つ
1つ目は頭で考えるのではなく、まずやってみての感じ方を大事にするということ。
頭で考えると「以前やったことけどダメだった」とか「どうせ楽しめないだろう」思ってやらないというのとがありますが、やってみると意外と楽しめるということがあります。
「動いてみる」ということが大切なわけです。
2つ目は強制的に体をある程度疲れさせるということです。
これは休むと矛盾するように思いますが
体を動かすことで普段とは違う刺激に注意がいき、考えすぎの防止にもなります。
私は写真を撮る、本を読む、自然を散歩する
などが、自分に合った休み方だったりします。
先日カメラを持ってバラ園に行きましたが、とても幸せな気持ちになりました。
好きなことに没頭するということが
最高の休息になるのかもしれません。
ご自分に合った休み方…ありますか?
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「新しいことだらけ」は脳が疲れる?
楽しい、ワクワクすることがあったりしても
突然疲れて無気力になってしまったり、
気分が高揚して眠れなくなってしまったりするということがあるかもしれません。
これは脳の「仕組み」で
実は脳は新しい情報があり過ぎてもなさ過ぎても
やる気が起こらなくなってしまうらしいのです。
例えば4月の新生活などをきっかけに、
洋服や髪型など
身の回りの物を一新したりすると
気分が変わって晴れやかになったりしますが
肝心なことがポーんと抜けて、何か大切なことを忘れていたり、ミスをしてしまったりするといった
経験がないでしょうか。
これは
脳に新しい情報を入れすぎてしまったことが原因なのです。
脳というのは面白いもので
何かにチャレンジしたりするとき、
「50%はほぼ結果が分かるけど50%は実際にやってみなければわからない」
という設定が一番やる気になるのだそうです。
全てが新しすぎると、先が見えない状況が増えすぎて
脳が注意を払えなくなってしまい
脳が新しい情報で興奮してしまうので、
昼間はそわそわと落ち着かなくなり、ミスをしやすく、
夜は興奮が鎮まらずに寝つけなくなってしまいます。
何となく4.5月は情報が増えますし
世の中の動きが変わって、街に人も増えたり
入ってくる情報はかなり多くなるうえ
人、場所、モノ、服、食べ物…
脳は、常に情報の選択をしています。
人と会うことが多いある経営者は
同じスーツ、同じシャツを何枚も持ち、
毎日同じ服装で仕事をし
それによって余計な選択をする時間を減らし
脳の省エネになるのだと言います。
新しいことをすることは脳に良い刺激になりますが
大事な場面で新しいことをする時は
逆に「いつもと同じ」ことをバランスよく取り入れて
いくことで
脳に入る情報を引き算して
落ち着いて過ごすことができます。
逆にいつもと同じことが続いてマンネリを感じている時は
新しいことやいつもと違うことを取り入れると
脳はいきいきとやる気を生み出すわけです。
脳の疲れもご相談ください◟̆◞̆
不安という文明病
ある本で読んだのですが
「不安」という感情は、文明病なのだそうです。
文明病とは、
物質文明が極度に発達した結果生ずる病症
で
つまり便利になりすぎた世の中に
人間の脳が追いついていない…ということです。
確かに昔も不安はあったと思いますが
現代人の感じている不安とは、ちょっと種類が違うような気がします。
「心配」や「不安」は、生きるうえで必要なことですが、それほど危険なことはないことが殆どなのだといいます。
その不安というのは
忙しすぎることと、考えることが多すぎること
外からの情報が多すぎるから、できるのかもしれません。
私もそうなのですが
不安になりやすい人の特徴は「○○しなくてはいけない」という言葉を頻繁に使う傾向があるそうです。
自分の行動を「○○しなくてはいけない」と自分自身を脅迫する言葉を使って自分を動かしているので
常に自分を脅していれば不安になるのは当然です。
でも
本当にしなくてはいけないことというのは
そんなになくて
むしろ道徳的だったり常識的には
〇〇してはいけないことの方が多いはずなのです。
「不安」は前に進もうという気持ちがある以上、
少なからずあることで
逆にいうと前に進みたい、今を変えたい、
そう思っている確かな証拠なのかもしれません。
〇〇しなくてはいけない
それを少し緩めることも大切です。
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