♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 06 / 28  08:18

【脳温】と睡眠

 

暑くて汗をかいて目が覚め、

クーラーをつけたら翌朝ダルくなり

 

暑さで寝つきが悪い、熟睡できない、そして昼間は頭がさえない

 

夏の睡眠あるある。

 

睡眠はただ長い時間眠ればいいというのではなく、質の良い睡眠をとることが重要です。

 

その"睡眠の質に深く関係するのが『脳温』

 

あまり聞き慣れない『脳温』とは、文字通り、脳の温度のこと。

 

体温を気にすることはあっても脳の温度まで意識することなんてないと思いますが、この脳温によって、疲れが取れる質の良い睡眠ができるかもしれないのです。

 

 

睡眠のパターン

まず睡眠には深い眠りのレム睡眠と浅い眠りのノンレム睡眠の2種類があります。

実は2つは常にセットで、約70分のノンレム睡眠の後に約20分のレム睡眠、それを1セット(約90分)として、平均睡眠時間を8時間とするなら、通常一晩に4、5回はそれを繰り返していることになります。

 

健康な人は入眠からわずかな時間でノンレム睡眠に入り、そのあと約90分単位でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、そのサイクルを繰り返すごとに徐々に眠りが浅くなっていって、朝方レム睡眠から目覚める、というパターンです。

 

レム睡眠もノンレム睡眠もどちらも脳を休ませますが、

眠りの浅いレム睡眠は身体は眠っているけれどもまだ脳は活動している、という状態で、脳は"精神疲労の回復""記憶の整理"などをしていて、このとき夢を見るため完全に脳が休まっているわけではありません。

 

逆にら深い眠りのノンレム睡眠は、大脳全体を深く休ませるための時間で、

この時ほとんど夢を見ることはありません。

深いノンレム睡眠のときに成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンは傷んだ皮膚を再生させたり、脂肪を燃焼させたり、免疫力をアップしたり骨や筋肉を作るなど、主に身体のメンテナンスをしてくれる大事なホルモン。

 

このノンレム睡眠のときになって、ようやく起きている間にヒートアップしていた脳の温度が下がっていきます。

 

脳温と睡眠の関係

起きている時は常に何かを見る、聞く、話す、触る、嗅ぐ、味わうなどフル回転で五感を働かせています。 

頭の中で思考をめぐらせている時も、歩いたりスポーツしたりしている時も、ぼんやりしているときでさえ大脳は休むことなく働いています。

 

働いているときの脳内は血流も盛んになり、熱を産生します。

思考で頭がいっぱいなとき、頭が熱くなったよう感じることがあるのは、実際に脳が熱くなっています。

 

コンピューターの中に熱を冷ますためのファンが付いているように、 ずっと働きっぱなしで熱くなった脳をどこかで冷まさないと脳がヒートアップしてしまうのです。

 

その大脳を冷ます役割をしているのが睡眠で、眠ることで初めて脳は休まります。

 

 

一日の中で体温も常に一定ではありません。

体温は夕方に最も高くなり、下がり始めるころに眠りにつくようになっています。

 

明け方最も低くなり、その後目覚めに備えて体温はふたたび徐々に上昇します。

 

眠くなると手足が温かくなってくるのは、手足の血管を拡張して血流を良くし、深部体温である脳の温度を下げて眠らせる機能が働いているためです。

 

寝る直前までpcやスマホをいじってきふと脳の温度が上がったままになり、身体は疲れているのになかなか寝つけない、ということになります。

 

そんなときは脳の温度を下げて脳の活動を低下させると眠りやすくなります。

 

現代人の脳は疲れている😵

ものを見る時は脳と目を使って見ています。

実はものを見るには多大なエネルギーが必要で、これだけ目を使う現代、皆が慢性的な眼精疲労を抱え、大量の情報を処理し続けて脳も疲労しています。

その疲労とストレスこそが脳のオーバーヒートです。

 

脳が疲れ機能が低下すると

自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが悪くなったります。

 

結果、よく眠れない、寝すぎて困る、食欲がない、気力がでない、身体がだるい、思考がまとまらない、などという症状が出てきます。

 

良質な睡眠をとるためのポイント

1.日中、体を動かすことで脳の温度を上昇させる

軽いウォーキングなどで十分です。

 

2.就寝12時間前に体温を上げる

お風呂にゆっくりつかり、ストレッチなどが効果的

 

3.頭を冷やして脳の温度を下げる

寝る直前まで仕事をしたり、熱帯夜の季節はなかなか脳の温度が下がらなかったリします。すると次々に思考が浮かんで頭がぐるぐるしてしまってなかなか寝つけず睡眠不足の原因に。

そんなときは、頭を冷やして脳の温度を下げるとスムーズに眠りやすくなります。

アイスノンなどで耳から上の頭を冷やします。(首や肩が冷えないように注意)

 

脳の温度を調節して快眠に導くポイントは、

深部体温は一時的に上げると勢いがついてより深く下がり、深い睡眠に入りやすくなる、ということ。

 

つまり

 

起きている時間の体温との落差が大きければ大きいほど深い眠りを得られやすくなるので、少なくとも就寝前数時間はそれを意識して体温の上がる過ごし方をすると良いことになります。

 

健康な体、疲労回復には、何よりも大切な睡眠。

浅い睡眠や質の悪い睡眠は

チリツモで身体だけでなくメンタルに影響を及ぼします。

 

寝苦しくて、疲れがたまっている方は

脳温を意識してみてくださいね◟̆◞̆ 

 

ヘッドマッサージなどで頭をほぐすことも

オススメです。

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