♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
侮ってはいけない【眼精疲労】
パソコン、スマホ、運転など、
常に「目」を使っていて眼精疲労を感じる方も多いかもしれません。
眼精疲労がは肩こり、めまい、頭痛などにも繋がるので侮ってはいけません。
眼精疲労ののメカニズム
目は、鼻、耳、舌と同じ感覚器で、感覚器は体の周りの環境の状況を察知して、脳へ伝える役割を持っています。
鼻や耳や舌を使いすぎたので疲れた、ということにはなりませんが、目のしくみだけ特別になっています。
目はいくつかの筋肉がかかわっていて、
眼球を動かすための外眼筋、瞳孔を拡げる瞳孔散大筋、瞳孔を縮める瞳孔括約筋、目のピントを調節する毛様体筋などです。
筋肉は使いすぎると疲労するのと同じように
目を使いすぎると、これらの目の筋肉に、徐々に疲労がたまってきます。
とくに毛様体筋は疲れやすいそうで、この筋肉が疲れると、目のピントが合いにくくなり、目がかすんできます。
さらに、目の疲労を解消するために血液が目に集まって充血したり、熱感が出たりするのです。
こうした目の状態は精神的、肉体的な負担になるので、顔、首、肩の筋肉の緊張を引き起こし、肩こりや頭痛などを引き起こすことに…
目の疲れを感じたら、すぐに目を休めることが必要です。
一番効果的なのは、窓の外の遠くの景色に目をやることです。人の目は遠くにピントが合っているときに、特に毛様体筋が完全に緩む状態になるからです。
そして眼精疲労には「後頭部」のマッサージが
効果的です。
首と頭の境目の深層には「後頭下筋群」という小さな筋肉が集まっていて
この後頭下筋群は、首や頭が目の動きと連動して動くのを制御する働きがあり、目を使い過ぎると、
後頭下筋群も働き過ぎて硬くなってしまいます。
また後頭下筋群は、後頭骨と頚椎につながるため、眼精疲労に影響する自律神経とも密接です。
目が疲れている時は、この後頭下筋群のエリアが硬くなっているので、マッサージでもみほぐしてあげましょう。
スマホやPCの画面は、つい時間を忘れて見続けてしまいますが、こまめに画面から目を離し、遠くを見るようにしましょう。