♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 07 / 06  08:16

幸せホルモン

 

先週の猛暑から

「心も体もだるく感じる」「やる気が起きない」
心身ともにスッキリしないという人も多いようです。


特に心の不調は幸せホルモンの不足からも

起こります。

 

人間の脳は、さまざまなホルモンや神経伝達物質を分泌する力を持っていて

その種類は100以上もあると言われ、中には心のバランスに大きな影響を与えるものがあります。

【幸せホルモン】とはその名の通り、心を楽しく元気にしてくれる大切なホルモン。

大きく3種類あり

それぞれが違う働きを持っています。

 

1)オキシトシン
2)セロトニン
3)ドーパミン

 

安らぎを与える「オキシトシン」
不安感や恐怖心を和らげて安らぎを与え、優しい気持ちにさせてくれる「思いやりホルモン」です。

スキンシップなどの人と人とのコミュニケーションの際に分泌される。オキシトシンが分泌されると温かく幸せな気持ちになり、ストレス軽減や免疫力アップなどの効果の他、社交性や認知機能を高める作用があるとも言われています。

 

 

ストレスに負けない「セロトニン」
自律神経を整えて心を平常に保つ「安心のホルモン」。
セロトニンがしっかり分泌されていると、二つの自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが整い精神が安定します。食欲のコントロールにも一役買い、睡眠を促す「メラトニン」の原料としても使われており、質のいい睡眠にも大きく関わっています。
 
逆にセロトニンが不足すると、ネガティブ思考に陥りやすくなり、慢性的なストレス過多や不眠になり、イライラしたり、うつ状態や暴力的になりやすいといわれています。

 

やる気が出る「ドーパミン」
行動の原動力になるやる気を促し、うれしいことや良いことが起きると、脳内で分泌され快感を得ることができる「快感のホルモン」。

仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する「ワーキングメモリー」にも影響を与えるため、ドーパミンの分泌が活性化されると、学習能力や仕事能率のアップもつながります。

ほかにも、達成感、快感、喜び、感動などもたらすため、ドーパミンが不足すると「やる気が起きない」「記憶力や作業能率の低下」「無関心・無感動」などを引き起こします。

 

 

幸せホルモンを出すポイント

◎気持ちいいと感じる

美しい景色を眺める、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べる、やわらかいものに触れる、猫や犬の動画を見るとか、五感を刺激して「すてきだ」「可愛い」「感動した!」など、感情を抑えることなく解放することが大切。

 

◎たんぱく質をバランスよく摂取する

トリプトファンは大豆に含まれる「大豆たんぱく」と、乳製品に含まれるたんぱく質「カゼイン」に多く含まれています。(納豆・豆腐・牛乳・チーズ・ヨーグルト・枝豆・おから・きな粉)

トリプトファンは、体内では生成されない「必須アミノ酸」のため、食べ物から摂取するしかありません。

たんぱく質合成に必要なビタミンC、セロトニンに合成するのに必要なビタミンB6・鉄分・葉酸・ナイアシンなども併せて摂取しましょう。雑穀ごはんには、ビタミンB6・鉄分が多い為おすすめです。

 

◎日中に散歩する

太陽の光を浴びながら、散歩を兼ねて歩いてみましょう。ウォーキングなど一定のリズム性の運動することで増加するといわれています。日々継続することで、脳が徐々にセロトニン・ドーパミンを生成しやすい構造に変化していきます。

 

また

セロトニンのほとんどが腸でつくられていて「第二の脳」とも呼ばれている腸の働きによって、セロトニンのおよそ90%は腸内で生成されているのです。


食物から摂取したトリプトファンを腸内で「セロトニンのもと」になる物質に変化させ、血液を通って脳に取り込まれます。そのため、幸せホルモンを増やすためには、腸内環境を整えることが大切です。
・発酵食品や食物繊維を積極的に摂取
・腹筋運動
・腸マッサージ
 元気が出ないときは腸に良い生活も心がけましょう。

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