♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
平背(へいはい)とは
「姿勢が悪い」というと"猫背"がよく指摘されますが、
実は最近あまり聞き慣れませんが
平背(へいはい)
の人も増えているそうです。
🔹平背とは
ひとことでいえば
背骨がまっすぐ過ぎる状態です。
本来、背骨は緩やかなS字カーブを描いていますが平背の人は、本来あるはずのゆるやかなS字カーブが失われ、
首から腰にかけて真っ直ぐになっています。
背骨がまっすぐで良い姿勢だと思われますが、実は猫背よりも身体に相当負担をかけているそうです。
背骨がS字であることによって動作で生じた圧を分散し振動を和らげていますが
このカーブがなくなってしまうと、クッションの役割をはたしている椎間板と椎間関節に対する圧力が高まり、
平背は腰への負担が大きくなり、腰痛に繋がりやすいのです。
そして
背骨の湾曲がなくなると、背骨の動きや肋骨の動きが悪くなり、息がつまったり苦しくなるなど呼吸にも影響があり、
呼吸の浅さから自律神経の不調にも繋がることに…
さらに平背は背中の筋肉が緊張しやすく、
体に力を入れる時に背中の筋肉に力を入れる癖がついてしまうため、
コリも生じやすくなります。
🔹なぜ平背になるのか?
原因は色々ですが大きなひとつは
「骨盤の向きが後傾している」ことです。
骨盤は正常は軽く前傾していますが
「椅子に浅く腰を掛けて背もたれにもたれかかっている姿勢」など、普段の座り方が良くないと骨盤を後傾させます。
一見、楽そうなこの姿勢を続けていると
脊柱起立筋(背中から腰にかけての筋肉)や大殿筋(お尻の筋肉)が弱り、
ハムストリングス(もも裏)や腹筋群(腹直筋や腹斜筋)は緊張します。
これにより骨盤が後側に引き寄せられてしまい骨盤が後傾します。
平背改善には?
平背の方はももの裏側ハムストリングスの柔軟性がない場合が多いので
ここを伸ばすことで骨盤の後継を改善できます。
もうひとつ
【タオルを丸めて矯正】
丸めたバスタオルを腰の下に入れて、腰の筋肉を緩め、腰のカーブを作ります。
タオルを置いたまま3分間寝転がります。
姿勢が改善し、背中が広がると、呼吸も楽になります。
呼吸が楽になると、自律神経も整ったり
気持ちに余裕ができ、
パフォーマンスが上がったり
心も穏やかに過ごせるかもしれません◡̈
猫背、反り腰、巻き肩、平背…
やはり背中やその他の筋肉をほぐすことも大切です。
姿勢が気になる方、ご相談ください。
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スマホ、パソコンの目の疲れ【VDT症候群】
先日、秋らしくなってきて、そろそろ秋服を…と思いスマホでネットショッピングをしていました。
スクロールを繰り返しているうちに、だんだん
目がショボショボして、気持ち悪くなってきてしまいました。。
毎日の仕事にパソコンは不可欠ですし、スマホの小さな画面を見ながらメールのやり取りをしたりと、目は1日中休む暇がありませんよね。
目を長い時間酷使して目がショボショボしたり、
かすんだり、二重に見えたりすることのは典型的な「疲れ目」で睡眠を充分取れば症状は改善します。
でも寝ても目の疲れ、痛みが続くときは「眼精疲労」の可能性があります。
つまり疲れ目と眼精疲労は少し違うのです。
眼精疲労は放っておくと症状が進行して、
慢性的な頭痛・肩こり・吐き気・全身の倦怠感などにつながることも…
電子機器を長時間使うことで目や体、精神的に悪影響を及ぼすことをVDT症候群と呼びます。
※VDTとはビジュアル・ディスプレー・ターミナル(画像表示装置)
VDT症候群は
【目】→眼精疲労、視力低下、ドライアイなど
【体】→首や肩、腰のこり・痛み、頭痛など
【精神】→イライラ、不安、抑うつ状態など
東洋医学に久視傷血いう言葉があり、
長時間ものも見ると、血を消耗してしまう、という意味です
眼精疲労の予防は目を休めることが一番大切です。仕事の合間に、たまに遠くを見たり、目を閉じて休ませてあげてください。
それでも改善しない場合は
「後頭部」のマッサージが効果的です。
首と頭の境目の深層には「後頭下筋群」という小さな筋肉が集まっていて
後頭下筋群は、首や頭が目の動きと連動して動くのを制御する働きがあり、目を使い過ぎると、後頭下筋群も働き過ぎて硬くなってしまうのです。
さらに後頭下筋群は、後頭骨と頚椎につながるため、眼精疲労に影響する自律神経とも密接です。
目が疲れている時は、後頭下筋群のエリアが硬くなっているので、ヘッドマッサージでほぐしてあげると、目や視界がスッキリします。
ヘッドマッサージはどのコースにも組み合わせ可能です★
眼精疲労、ご相談ください。
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いつもとあえて【逆のこと】を
脳は常に「安定」を求めてしまうので
ついつい「いつもと同じこと」をしてしまいがちです。
でもそれとは矛盾して脳は新しい刺激を求めています。
新しいことをすると脳にいい
そんなフレーズを耳にしたことがあるかもしれませんが
いつもと違うことをすると、脳細胞のつながりが増えるのだそうです。
本来、自然も人間の体も
どこかが増えれば別のどこかが減る
という一定の状態に戻そうとする復元力が働きます。
だから、同じことばかり繰り返していると、
別の何かが減ったり欠けたりすることが起きてしまいます。
新しいことをするのも良いですが
敢えていつもと逆のことをすること
が健康や運気アップにもつながるというのを何かで読んだことがあります。
ヨガの思想にも逆刺激というのがあるそうで
右に体重をかけているなら左に
いつも前かがみなら、反る
緊張し続けたら、緩める
食べ過ぎているなら、減らす
動きすぎなら、休む
それでバランスがとれるという考え方です。
そして何となくマンネリ気味……という方は
小さなことても “いつもの逆” にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
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上を向いて歩こう【姿勢とメンタル】
昨日は歩く姿勢と体の不調との関係でしたが
体だけでなく、
姿勢と心理には、深いつながりがあります。
実験で同じ音楽を、下を向いて聞かせると暗くてスローな曲に聞こえ、顔を上げると、アップテンポで明るい曲に聞こえた、という驚きの結果があります。
そして、抑うつ状態の人は、腕を動かさずに、前かがみになった体を左右に揺らしながらゆっくりと歩く傾向があるそうで
落ち込んでいるからそのような姿勢になると考えることもできますが、まったく逆の解釈もできます。
そのような歩き方や姿勢をしたりしているから気持ちが沈み込むのではないか?という見解もあります。
大きな要因はうつむき姿勢、猫背は
「呼吸が浅くなる」ことと
「視野が狭くなる」ことです。
呼吸がメンタルに影響するのは何となくわかりますが
実は目線と脳の動きは密接に関係しており、目線が右下にいくと感情にアクセスし、左下にいくと内面対話が始まるそうです。
つまり、ストレスを感じている時に下を向くと、よりストレスの感情を増幅してしまうことになります。
ミラノ万博では長時間並んだときのストレスを軽減させるために、人が待たされる場所の天井に映像を映していたんだとか。
下ばかり見続ける生活をしている現代…
上を向くことの方が少ないので色々な意味でバランスが崩れます。
1日気がついた時に
上を見て、首を後ろに倒すということをやってみてください。
何となく脳に酸素と血が巡る気がしたり
空気が入ってくる感じがします。
そして、疲れているときこそ、
「上を向いて歩こう」
です笑
そもそも、肩甲骨が内側に入ってしまっている方…
ご相談ください。
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改善しない不調、【歩き癖】から?
なぜかいつも同じ部位に痛みが出たり
改善しない肩こりや腰痛…
気づかぬ原因として
「歩きグセ」=歩く時の姿勢や癖
にあったりします。
どんな人にも歩きグセはあり、何十年もやっていて体に染みついています。
特に日本人の多くは
前脚でからだを引っ張るような歩き方をするといいます。
特に普段から前かがみの方は重心が前にズレるため
立っている姿勢が不安定になります。
そこで足首を外側に向け、身体を支える面積を広く取ろうとします。
足首が外側に向くと膝が左右にブレやすくなります。俗にいうガニ股やO脚と言う状態です。
すると膝にも負担がかかり体幹でも悪い意味で
バランスを取るようになる為腰痛や背中の痛み・猫背の原因にもなります。
どこか1カ所が崩れることで、全身にゆがみが出るという仕組みがわかりやすいのが歩きグセで
腰やひざが痛むのは、ちょっとした歩きグセが原因ということもあるのです。
すぐに実行できる改善法法は以下の通りです。
1:足を下ろすのはカカトから。
2:足を上げる時は、親指で地面を蹴るつもりで。
3:腕は力を入れず肩から動かし、前よりも後ろに大きく振る。
4:骨盤は前後左右に揺れることなく、常に前を向いている。
5:上半身を揺らさない。
目線は足下ではなく、少し遠くを見ます。
毎日の積み重ねは良くも悪くもチリツモです。
体の不調が多い方は
歩き方、ちょっと意識してみてくださいね。