♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【気】を巡らせる
寒い時期は何となく気分の優れなくなる方も多くいます。
やる気が出ない、焦燥感が強い、落ち込みやすい…
それが結果的に動悸・不眠・倦怠感・頭痛・肩こりなどの症状が出て余計に辛くなりますよね。
東洋医学では「気」(エネルギー)が体を循環し、発散されることで生命活動をすることができると考えています。
これは体を動かすことだけでなく、頭を使ったり、思考するのにも使われます。
病気になったり、辛い症状がでるのはこの「気」がうまく巡らなくなるためで
気が滞って発散できないと、鬱々として気が滞ってしまいます。
例えば夜、なかなか寝付けない原因のひとつは、頭に「血」が上ってしまうことです。
パソコン・テレビ・スマホなどは頭も目も酷使するため体を動かすガソリンである「血(けつ)」は頭に総動員されてしまいます。
つまり頭に血が上った状態になっているので寝ても頭が働いたままだと夢を多く見たりして、眠った気がしなかったりします。
これには頭に上った血を下す必要があります。
リラックスをする、足もとを温めるなどは効果的なので足湯や半身浴などで頭に上った血を下に降ろしてあげましょう。
だから肩が凝った時や頭が重い時も
足の血流を良くすることがとても重要です。
マッサージも辛い箇所を部分的にするより、足も施術して全体の流れを良くすることをオススメします。
いよいよ今年もあと10日となりました。
師走の疲れは蓄積する前に
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体の不思議〜五行説
体の不思議…
中国の自然哲学には「五行論」といわれる
【世界は木火土金水の5つの要素ですべてができている、すべての働き、作用がその5つの要素で説明できる】という根本原理があります。
森羅万象が木火土金水でできているのだから、人間の身体も木火土金水の要素でできているはず、と昔の人は考えました。
そして木の性質を持った臓器を肝、火の性質を持った臓器を心、土は脾で消化器系、金は肺で呼吸器系、水は腎とそれぞれをあてはめたのです。
肝臓は肝っ玉、肝試しからわかるように昔の人は喜怒哀楽の感情を統御する働きも肝臓にあると考えられ、
さらに、火は気を燃料として燃え、土は気に養分を奪われるという五行論の原理から、肝は心の働きを促進し、脾・消化器系の働きを抑制するという説が生まれたそうです。
感情が高ぶってくると心臓が動悸しますし、強い感情に支配されてストレス状態になると胃の具合が悪くなります。
同じように、土の中から金属が掘り出されて土が金を生み出し、水の流れは土によって堰き止められるということから脾は肺の働きを助け腎の働きを抑えると考えたのです。
このように木火土金水の5要素は隣り合うものを助け、さらにもう一つとなりのものを抑制するというのが五行論の考えです。
東洋医学では、人の体のすべての部位はその性質によって五行の5つに分けられ
心の動きには、怒(いかり)・喜(よろこび)・思(おもい)・悲(かなしみ)・憂(うれい)・恐(おそれ)・驚(おどろき)などがありますが、これもその性質によって五行に分けられます。
五行の「木・火・土・金・水」がバランスよく働いていれば健康とされますが、生まれつきそれらのバランスが良い人はいません。
このアンバランスを体質とし、生まれつき胃弱だとか呼吸器が弱いというようなことです。
性格も例えば呼吸器が弱ければ肺の力が弱い体質の人で、肺の力が弱いということは東洋医学では外向きに発散するのが弱いタイプだといえます。
つまり体質や元来の性格によって心の動きにも違いがあるということは、精神や体への現れ方も違うということになります。
私たちの体はやはり自然の道理とともに生きています。
体って不思議で面白いですよね。
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心の疲れをとるには…
体だけでなく、「心が疲れる」
ということがあるかもしれません。
心が疲れるのはなぜかというと
それは、悩む回数をそのまま積み重ねているからだそうです。
その積み重ねがどしっと重くなり、自分でも支えきれずに疲れるのです。それは日々の積み重ねで慢性化されて自分が疲れていることに気付けないのです。
過去は過「去」です。
過ぎたことを追い求めるのではなく、過ぎたことから乗り越え、次に進むというのが本来の過去だそうです。
悩む回数を減らす
には
過ぎたことから去って、まず今に集中する
…とは言え、それが簡単にできないから
悩むんですがね^^;
12月も後半、いよいの年末です。
今年過ぎ去ったことをあれこれ考えるより
来年の楽しみを考えたいものです。
心の疲れも、そろそろデトックスを…★
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冷えは万病のもとは本当です
これから冬本番で寒さが厳しくなってきますが、
体の冷えは健康にとても悪影響を及ぼします。
体が冷えると血液中の脂肪が溶けず血液がドロドロになり、血行が悪くなってしまい
血行が悪くなると栄養やからだに必要なものをからだの隅々に送れなくなり、細胞が活性化しなくなります。
さらに体から出た有害物質もその場に溜まりやすくなり、速やかに体外に排出されなくなってしまいますので、「冷え」て「血流が悪くなる」のは本当に体にとって良くないことです。
逆にからだを温めることは免疫力が高まりホルモンバランスを整えることにも繋がります。
風邪を引きにくい体になったり、心臓病・糖尿病などの「生活習慣病」や、免疫異常である「がん」も、そして神経物質「セロトニン」不足でおこる「うつ」も、冷えを改善することで、予防・改善が見られるのだそうです。
肩がこりやすい人や、首が冷えると風邪をひきやすい人は、首の後ろが大事な温めポイントです。
全身に温かい血液を巡らせるには、カイロなどで
へその下あたりを温めるのが効果的で全体を温めることができます。
体が温まれば
からだが変わっていくのが実感できると思います。
そしてコリも冷えの原因になります。
まずは血流を整えましょう!
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疲れと肝臓の関係
12月なのに気温差も激しく、寝ても疲れがとれない
というご相談も多い先週でした。
身体のどこかが疲労すると、それを脳が察知して疲労感が生じます。
すると脳から疲労回復を促す指令が発信されるという仕組みです。
これを受けて本来休息すれば疲れは取れますが
「筋肉疲労」とは異なる、「肝臓疲労」というケースがあります。
飲み過ぎ・食べ過ぎ、睡眠不足、ストレス、過度な運動など…肝臓の酷使や脂肪の沈着につながり、肝臓疲労を起こす原因となるのです。
肝臓が疲れていると本来解毒されるはずの老廃物は、ろ過できなくなるためそのまま体内に残ります。
エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されますが
体にとって不要なものがどんどんたまっていってしまうことに加え、エネルギーが作れなくなってしまい、体を動かすことがますますつらくなってしまいます。
なかなか疲れが抜けない…は体の中で肝臓がSOSを出しているのかもしれません。
まずは食事、そして
ストレスによる自律神経の乱れも肝臓に影響を与えます。
ぬるめのお湯で10分程度の入浴は内臓に負担をかけず、疲労を取ることができるのでおすすめです。
お酒を飲むことも増えるこれからの時期
肝臓も労わってあげてくださいね。
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