♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
頭痛は一見、関係なさそうな「〇〇を緩める」

7月になってから天気の影響か
「頭痛」で駆け込む方が増えています。
天気、気圧に相まって「マスク」
頭痛をより引き起こしているかもしれません。
🔹マスクによる頭痛の原因
・呼吸のしにくさからくる酸欠
・自身の吐いた息を再度吸うことで起こる二酸化炭素過多
・耳に掛ける紐の圧迫
これらが原因となり片頭痛や緊張型頭痛を誘発します。
そして顎の関節を動かすことが減ることによって肩こりも生じます。
マスクを付けると口を閉じた状態が続くので
顎が動かない→肩こり→頭痛というスパイラルにも...
マスク酸欠による頭痛がある方は
ある場所が硬くなっていると思います。
それは
みぞおち「鳩尾」です。
みぞおちの奥には横隔膜があり
横隔膜は、呼吸の時に働く筋肉なので
柔らかく動く事で、深い呼吸ができるようになります。
マスクの影響で、酸素を取り込み辛くなると、横隔膜の働きが悪くなり、固まってしまうのです。
そしてさらに呼吸が浅くなり、酸欠状態に...それが頭痛や倦怠感の原因にも繋がっていきます。
そして
実はみぞおちは首とも深い関係があります。
人は頚椎と呼ばれる7つの骨で頭を支えていますが、頚椎はとても小さい骨なので不安定です。
その頚椎をサポートし頭を支えている首の筋肉があるのですが
その筋肉はみぞおちに位置する横隔膜や大腰筋などのインナーマッスルにつながっています。
つまり、みぞおちが硬くなるとこの横隔膜や大腰筋も働きにくく同時に首を支えている筋肉も働きが鈍くなります。
これが首の詰まり感や頭痛を引き起こす原因となります。
またみぞおちは心の症状が出やすく
『感情の中心部』と言われるぐらい気持ちが真っ先に表れる大切な場所で
ストレス、不安を抱えていたり、
頭や内臓の疲労が溜まるとみぞおちが硬くなることも...
🌿みぞおちを緩めるブリージングストレッチ
「みぞおち」
とっても大事な部位なんです。
ちなみに名前の由来は
鳩尾(きゅうび)はみぞおち辺りにあるツボの事でこの部分が鳩のしっぽみたいな形をしているからで
水を飲んで落ちるところ→みずおち→みぞおち
なんだとか。
奏でもリクエストでお腹やみぞおち周りの指圧も可能です★
呼吸の浅さ、頭痛、ご相談ください◡̈
「肩こり」や「冷え」...【目】の疲れから?

眼精疲労・目の疲れ感じていませんか?
ほとんど方がyesだと思いますが
スマホ、パソコン…
液晶画面を見ることによって「目」には大きな負担がかかります。
目がショボショボする、かすむなどの症状がでているとき、
同時に肩や首のコリを感じると思います。
また眼の奥が痛い、頭痛がするなど...
実はこの「目」への負担が、全身の血行不良や肩こりや冷え性、
むくみの原因になるのです。
なぜなら
東洋医学では「目」と「血」は深い関係があるからです。
今回は詳しく書きませんが
東洋医学では五臓論という考えがあり
「五臓」は身体を「肝・心・脾・肺・腎」の5つに分け、
「五臓」は内臓・臓器だけでなくく、関連する働きや機能、精神状態なども関連付けて5つに分けます。
「肝」が弱ると「目」に症状が出て、
逆に、「目」を酷使すると「肝」が弱り、消耗します。
じゃあ、
血はどんな関係があるかというと
「肝」の働きは、解毒や代謝以外に
「蔵血(ぞうけつ)」という「血」を蓄える働きがあります。
貯蔵した「血」を「疏泄(そせつ)」という巡らせ、血流を良くする働きがあります。
疏泄は「血」だけでなく「気」や「水」の巡りにも関係しています。
「血」を蓄えることで精神状態も安定するので、
「肝」の働きの中には情緒の安定にも関係します。
よく「疳(かん)の虫」といいますが疳は肝からきていて
肝が不安定になると癇癪を起すのです。
つまり
「目」を酷使すると、「肝」に貯蔵している「血」を消耗して、巡りが悪くなるのです。
さらに
「気」「血」「水」の巡りが悪くなり、
「気」の巡りの悪さで、肩こり、首凝り
「血」の巡りの悪さで、冷えや血行不良
「水」の巡りの悪さで、むくみ
が生じます。
このように目の疲れによって、目だけでなく全身に影響を及ぼします。
目のケアをしましょう!
・目を閉じる時間を増やしましょう
起きている時はずっと目を酷使しています。睡眠以外に
1日10分ぐらいホットタオルやアイマスクで視界をふさいでみてください。
強制的に目を休めましょう。
・マッサージ
温めた後は目の周りや眉毛の下の骨のあたりを親指のはらを使って
イタ気持ちいいくらいの強さでおしましょう。
・食べ物
ブルーベリー、なつめ、黒ゴマ、黒米、ひじき、黒きくらげ、レバーや赤身の肉・魚です。
赤や黒色の食材が「血」にいい食材です。
よく杏仁豆腐の上にのっている赤い実のクコの実は不老不死の食べ物と言われ、
これも目に良いそうです。
奏では実は、施術で常に目のケアも組み込んでいます。
首にある目に良いツボを重点的に刺激し、
ヘッドマッサージは眼精疲労に効果的です。
いつも頑張ってくれている大事な目、
定期的にケアしてあげましょう☺️
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
足裏が熱くて眠れない【バーニングフィート症候群】

7月に入ってからコリ、むくみ、疲れもMax!
という方が多いですが
最近、「足裏が火照って眠れない」
というお悩みをよく聞きます。
一見、頭寒足熱で足が温かいのは良いのでは?と思いますが
実は体温調節がうまく出来ていないサインです。
🔹「足の裏のほてり」の原因とは?
疲労の蓄積
1日中歩き回ったり、立ち仕事が多い人などは、特に足の筋肉を中心に疲労が蓄積してしまうため、血の巡りが足の底で停滞しがちになり、そこに熱を持ってしまいます。
自律神経の乱れ
ストレスやホルモンバランス、外と室内の寒暖差などが原因で、自律神経が乱れて体温を調節する機能がうまくいかなくなり、体表や足の裏にほてりを生じてしまいます。
内臓の冷え
冷たい物や水分の取り過ぎで内臓が冷えてくると、体の中を守るために一定の温度を保っていた熱が、体表へと向かい徐々に逃げて行ってしまい、いちばん各臓器から離れたところにある手や足の裏が熱を帯びてしまいます。
人間の体は眠るときに体の中心部分の体温を下げるために
血管を拡張し血流をよくすることで熱を体外へ逃がしますが特に体の末端である手足から熱を逃がそうとします。
眠い時に手が温かくなるのはそのためです。
その他にも
・ビタミン不足
・水分バランスが崩れている
ことも考えられます。
何らかの原因で体が冷えて血流が滞ってしまうと、「これ以上体温を下げないで」と熱の放出がうまく行われず、足の裏は異常に熱くなり、なかなか眠れなくなってしまうのです。
東洋医学では
「五心煩熱」
といい「五心」は手足4つと心のことで
過労や不摂生、加齢などで
体を潤したり、熱を冷ます働きをする血や体液が不足し、血液の流れが停滞しやすい足の裏などに、偏って発生した熱を上手く冷ますことができなくなると考えます。
足裏が熱い!時のセルフケア
熱いから冷やすというのは逆効果です。
血行が良くなるようにしましょう。
(1)半身浴や足湯などで、足の血行を促す
できれば半身浴で、じっくりと全身を温めましょう。 足浴もおすすめです。
足浴の温度は40℃ぐらい、時間は10~15分が目安です。 汗をかかない程度の温度と時間で、なるべく毎日行ってください。
(2)足のストレッチ
・かかとの上げ下げ
まずは、足首まわりや足底の筋肉を刺激するストレッチ。まっすぐ立った状態で、かかとの上げ下げを行いましょう。 「10回×3セット」が目安です。
・ふくらはぎストレッチ
1)片脚の膝を立て、もう片方の膝は床につけます。 2)両手を膝の上に置き、立てた側の脚に体重をかけていきます。 3)このストレッチを、左右それぞれ10回×3セット行いましょう。
(3)足のマッサージ
ポイントはふくらはぎ→足裏です。
ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、
疲労や運動不足でふくらはぎの筋肉が衰えると、 心臓へ血液を押し戻す力が弱くなり、末端の足で血行不良が起こります。
まずはふくらはぎからほぐしましょう。
・ふくらはぎをほぐす
ふくらはぎ全体をさすり、もんであげてください。 お風呂で石鹸をつけて押し流すのがおすすめです。
・足裏のツボ刺激
足裏の「湧泉」(ゆうせん)というツボを刺激します。土踏まずの少し上にあり、足の指を曲げたときに、 くぼみができる部分が、ちょうど湧泉にあたります。
湧泉は血行不良や代謝アップの効果が期待できます。
冷房を使い出すこの時期は
足の血流が悪くなり、頭に気が上がり、
のぼせたり、ぼーっとしたり、イライラしやすくなるので
とにかく足の血流を良くすることが大切です。
足の疲れ、むくみ、眠りの浅さ…ご相談ください◡̈
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何もしたくない…は【副腎疲労】?

雨ばかりだから仕方ないとはいえ
やるべきことはあるのに、
気力や体力がない...
そんなご相談も多い7月の初め
いわば「何もしたくない病」
気圧や季節の関係もありますが
実は、「内臓の疲れ」が原因になっていることがとても多いのです。
内臓の疲れは体だけでなく、心の不調にもつながります。
なかでも心に直結しやすいのが
「副腎疲労」
副腎は腎臓の上にある、クルミほどの小さな臓器で「ストレスの腺」といわれています。副腎は「コルチゾール」という大切なホルモンをつくります。
コルチゾールは肉体的・精神的なストレスに対抗して体を守り、修復してくれるスーパーホルモンなのです。
ストレスが多くなると、副腎はフル回転でコルチゾールをつくり続けます。
その結果副腎が疲れ果て、分泌量が不足し体の修復が間に合わなくなり、疲労が蓄積して、全身がぐったりします。
そして、やる気がなくなり、気分が落ち込むといった心の不調で“SOS”を発するようになります。
つまり
副腎のキャパオーバーで、憂鬱が発生します。
副腎の能力は人それぞれですが、まじめながんばり屋さんほど副腎に疲れをためがちで「何もしたくない」気持ちが続くときは、副腎疲労を疑ってみましょう。
ちなみにここでいうストレスには、精神的なストレスだけでなく
大気汚染や食品の添加物、気温の変化、食生活の変化、持病や感染症など様々です。
意外と食生活の乱れから来る場合も多いのです。
副腎から分泌されるコルチゾールは血糖値や血圧のコントロール、免疫機能や神経系のサポートをつかさどるため、副腎疲労を起こして分泌がうまくいかなくなると、
生活習慣病やうつ症状、花粉症などのアレルギー症状、甲状腺など自己免疫疾患につながることも…
🔹食生活の改善がカギ
副腎を疲れさせないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
副腎から分泌されるホルモンの材料となるのは『食べ物』です。
・副腎に良い食べ物を食べる
・負担がかかるものは避ける
ことが大切です
🔹副腎疲労回復ケア
1. 小麦由来の食品と乳製品を避ける
パンやパスタなどの小麦由来の食品や乳製品は、腸の炎症を起こしやすい食品です。
炎症が起きると、それを抑えるためにコルチゾールが消費されてしまうため、これらの食品はできるだけ避けるようにしましょう。
2 ビタミンB群を摂り、食事時間を空けすぎない
副腎が働くには大量のエネルギーが必要となり、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群をしっかり摂りましょう。
また血糖値が乱高下すると、調整のためにコルチゾールが消費されるため、空腹の時間が長引かないように規則正しい時間に3食とり、甘いものはなるべく控えるようにしましょう。
3 水をたくさん飲む
水分を上手にとれば、デトックス効果も高まります。1日1.5~2リットルの水をこまめに分けてとるようにしましょう
※甘い飲み物やカフェインは副腎を疲れされます。必ずミネラルウォーターで
そして
日本人はき几帳面で真面目、がんばり過ぎの人が多く、副腎疲労になりやすいと言います。
やる気が出ない時は体や内臓からのサインです。
「ダメな自分」と責めたりせず、しっかり休むことも大切です。
そして薬やサプリなどで「プラス」するよりも、意外と不要なもの、良くないものを「マイナス」することも必要なのかもしれません。
副腎の疲労回復には、
まず休息をとること、食事も少し気をつける…そしてしっかり息抜きをしてストレスをためこまないことも大切です。
この季節、上手にストレスケアしたいものですね◟̆◞̆
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【冬病夏治】冬の予防は夏にする…

梅雨真っ只中、雨がよく降りますが
暦上はすでに夏です。
東洋医学の考え方に
冬病夏治
というものがあります。
「冬に現れ治りにくい症状を夏のうちに予防・治療する」という意味で
暑い夏の季節は自然界の陽気が1番盛んになり、この夏の時期に、身体の冷えを残さずしっかりと出し、寒い冬の季節にかかりやすい不調や病を防ぎましょうということです。
夏は毛穴が緩み発汗しやすい季節で
中国では昔から、「夏の適度な発汗」は冬の間に体にたまった余分な水分や冷えを追い出すとされ、冷え性体質の改善に役立つと考えられてきました。
ただ、「汗は心の液」という言葉があり
暑さのために発汗が過剰になると「心
」がダメージを受け
動悸、イライラ感、不眠などの不調が現れやすくなることも…
なので、こまめに水分を補給し
胃腸に負担をかけない食事や
シャワーだけで済まさず、湯ぶねに浸かったり
適度な運動で汗をかくこと、
そして
寝不足、オーバーワークストレスは気を消耗します。
冬に風邪や不調が起きやすい人は夏の過ごし方を見直してみると変化があるかもしれません。
まずは身体を温めて新陳代謝を良くすることを意識してみてください。
不調はひとつ前、もうひとつ前の季節に溜めた老廃物や疲れから出るとも言われます。
とくに湿度が高い梅雨時期は
冬春に溜めた疲れもドッと出る頃。
ちょっとした不調は蓄積する前に
リセットしましょう◡̈
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