♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 07 / 04  07:43

足裏が熱くて眠れない【バーニングフィート症候群】

 

7月に入ってからコリ、むくみ、疲れもMax!

という方が多いですが

 

最近、「足裏が火照って眠れない」

というお悩みをよく聞きます。

 

一見、頭寒足熱で足が温かいのは良いのでは?と思いますが

実は体温調節がうまく出来ていないサインです。

 

 

🔹「足の裏のほてり」の原因とは?

 

疲労の蓄積

1日中歩き回ったり、立ち仕事が多い人などは、特に足の筋肉を中心に疲労が蓄積してしまうため、血の巡りが足の底で停滞しがちになり、そこに熱を持ってしまいます。

 

自律神経の乱れ

ストレスやホルモンバランス、外と室内の寒暖差などが原因で、自律神経が乱れて体温を調節する機能がうまくいかなくなり、体表や足の裏にほてりを生じてしまいます。

 

内臓の冷え

冷たい物や水分の取り過ぎで内臓が冷えてくると、体の中を守るために一定の温度を保っていた熱が、体表へと向かい徐々に逃げて行ってしまい、いちばん各臓器から離れたところにある手や足の裏が熱を帯びてしまいます。

 

人間の体は眠るときに体の中心部分の体温を下げるために

血管を拡張し血流をよくすることで熱を体外へ逃がしますが特に体の末端である手足から熱を逃がそうとします。

 

眠い時に手が温かくなるのはそのためです。

 

その他にも

・ビタミン不足 

・水分バランスが崩れている

ことも考えられます。

 

 

何らかの原因で体が冷えて血流が滞ってしまうと、「これ以上体温を下げないで」と熱の放出がうまく行われず、足の裏は異常に熱くなり、なかなか眠れなくなってしまうのです。

 

東洋医学では

「五心煩熱」

といい「五心」は手足4つと心のことで

 

過労や不摂生、加齢などで

体を潤したり、熱を冷ます働きをする血や体液が不足し、血液の流れが停滞しやすい足の裏などに、偏って発生した熱を上手く冷ますことができなくなると考えます。

 

 

足裏が熱い!時のセルフケア

熱いから冷やすというのは逆効果です。   

血行が良くなるようにしましょう。

 

(1)半身浴や足湯などで、足の血行を促す

できれば半身浴で、じっくりと全身を温めましょう。 足浴もおすすめです。

足浴の温度は40℃ぐらい、時間は1015分が目安です。 汗をかかない程度の温度と時間で、なるべく毎日行ってください。

 

(2)足のストレッチ

・かかとの上げ下げ

まずは、足首まわりや足底の筋肉を刺激するストレッチ。まっすぐ立った状態で、かかとの上げ下げを行いましょう。 10×3セット」が目安です。

 

 

ふくらはぎストレッチ

1)片脚の膝を立て、もう片方の膝は床につけます。 2)両手を膝の上に置き、立てた側の脚に体重をかけていきます。 3)このストレッチを、左右それぞれ10×3セット行いましょう。

 

3)足のマッサージ

ポイントはふくらはぎ足裏です。

 

ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、

疲労や運動不足でふくらはぎの筋肉が衰えると、 心臓へ血液を押し戻す力が弱くなり、末端の足で血行不良が起こります。

まずはふくらはぎからほぐしましょう。

 

ふくらはぎをほぐす

ふくらはぎ全体をさすり、もんであげてください。 お風呂で石鹸をつけて押し流すのがおすすめです。

 

足裏のツボ刺激

足裏の「湧泉」(ゆうせん)というツボを刺激します。土踏まずの少し上にあり、足の指を曲げたときに、 くぼみができる部分が、ちょうど湧泉にあたります。

湧泉は血行不良や代謝アップの効果が期待できます。

 

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冷房を使い出すこの時期は

足の血流が悪くなり、頭に気が上がり、

のぼせたり、ぼーっとしたり、イライラしやすくなるので

 

とにかく足の血流を良くすることが大切です。

 

足の疲れ、むくみ、眠りの浅さご相談ください◡̈

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