♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
頑張りたくても、頑張れない…のは【気虚】?
肺虚、腎虚に続いて
今日は「気虚」についてです。
『気』は体を流れる水や血と違って、目には見えないものですが
元気の源である“生命エネルギー”であると同時に、精神をコントロールする気持ちの“気”でもあり
さらに体のすべてを動かしコントロールする“機能”でもあると考えています。
「気」の働きが不足している状態のことを「気虚」と言い
「元気」「やる気」「気力」などの「気」が不足して弱っている為、
何をするにも力が出なかったり、仕事や外出、遊んだりするのも億劫になっている無気力状態で
いわゆる「頑張りたくても頑張れない」ときは、気が不足しているのです。
また、「気」はウイルスなどの外敵からカラダを守るための防衛機能をコントロールしている
ため、気虚になると防衛力が落ち、外敵の侵入を防ぐことができないことにより、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉、ハウスダストなどによるアレルギー症状にかかりやすくなると言われています。
そして、温める力も弱まるのでカラダが冷えやすくなり、手足の冷えを感じ、低体温になりやすくなります。
原因はさまざまですが、
胃腸で「気」が作られると考えられるので、
胃腸の消化吸収力が低下すると、食べたり飲んだりしたものを効率よく「気」(=エネルギー)に変えることができなくなるのが大きな要因です。
ここに偏った食事、暴飲暴食や過労などが相まって
ますます気が足りなくなります。
ちょっとしたことも気になってしまう繊細な神経のタイプの人や
妥協が許せない完ぺき主義者であったり、嫌なことにも我慢して心に溜め込んだりする傾向がある人は
「気」が不足しがちに…
その他にも原因として、過労や睡眠不足、ダイエットなどが挙げられます。
気虚の場合、
消化吸収力をさらに低下させる冷たいものはできるだけ控え
また、「食べないと元気が出ない」と、無理やり食べ物を押し込むようなことはせず、「温かくて、消化のよいものを、腹八分目」で胃腸をいたわること、
過労や睡眠不足に注意することも大切です。
気虚の一番の養生はとにかく『休むこと』です。
体にとって一番の充電方法は“睡眠”なので
時間よりも"深く眠る"ことも大切です。
起きている間も、リラックスを心がけるようにし
好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、どちらかといえば身体をあまり動かさないでも楽しめる「趣味」もおすすめです。
適度な運動も必要ですがハードな運動は気を消耗するのでNGです。ストレッチ、ヨガやゆっくりとしたウォーキングなどが良いとされます。
病は気から…
といわれますが「気」は生きるためにとても重要な存在です。
色々なことに気をつけながらも、気を使いすぎず
「気」を大切にしましょう。
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