♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
サーカディアンリズムとは
生活のリズム=
何時になると眠くなって
何時になるとお腹がすく…
こうした「体内時計」が備わっていて
人間が持っている内臓のリズムと身体には深い関係性があります。
私たちは生活や性格は違えど
誰もが1日24時間という同じルールの中で生活をしています。
「朝起きて昼活動し夜眠る」という
地球の自転周期に合った約24時間のリズムで生活しています。
こよリズムは、「朝は起きましょう」「夜は眠りましょう」というのは
地球上で何億年も生活してきた生物が、厳しい生存競争に勝ち抜くために、進化の過程で得たもので実は
生まれながらにこのリズムを刻む遺伝子(時計遺伝子)をもっています。
このリズムを「概日リズム」または
「サーカディアンリズム」といいます。睡眠と覚醒のサイクルだけでなく、ホルモン分泌、血圧や体温調節などの生理機能のほとんどはサーカディアンリズムを持ち、24時間のリズムで変動しています。
体内時計はどこにあるか?
人間の体は約60兆個の細胞でできていますが、生殖細胞を除く全ての細胞ひとつひとつが体内時計を持っています。
それぞれの細胞の時計はばらばらに動くのではなく、体内時計の中枢からの信号を受け取り、同期して働いています。
この体内時計の中枢は脳深部の視交叉上核(しこうさじょうかく)と呼ばれる部位にあり、一般に体内時計といえばこの視交叉上核を指す場合が多いそうです。
体内時計の本体はなにか?
視交叉上核には何種類かの「時計遺伝子」を持つ「時計細胞」が約1万個も集まっています。
時計細胞は体内のフィードバックシステムを使ってサーカディアンリズムを作り出しています。
各時計遺伝子はサーカディアンリズムに合わせて増えたり減ったりし、
このような時計遺伝子の「動き」をまとめて、体内時計と呼びます。
体内時計は日々時刻合わせを行っている
サーカディアンリズムは24時間より少し長いため、毎日リセットしないと、少しずつ地球の自転周期との「ずれ」を生じてしまいます。
このずれを解消し日々のリズムを整えるために、体は朝の太陽の光で親時計(視交叉上核)をリセットし、新しいリズムを刻みます。
体内時計が乱れると体にどんな影響があるか?
私たちの血圧、体温、ホルモン分泌、代謝などさまざまな整理機能は大きく左右されます。例えば、血圧は日内変動が乱れて夜間の血圧が通常より高くなると(夜間高血圧)、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)のリスクが高くなることが知られています。体内時計は遺伝子レベルで設定されています。これに逆らった生活は、全身の各臓器に不調を引き起こし、不眠だけでなく、がん、感染症、心臓血管系疾患、代謝疾患や精神疾患など、あらゆる病気の引き金となるのです。
体重にも影響する!
サーカディアンリズムを乱す原因の一つが睡眠不足です。
体は、睡眠時間が短くなると、エネルギーを多く摂取しようという調節が働き、食欲がわいてきます。
徹夜明けなどにいつもよりたくさん食べてしまった経験がある人は実感として分かるのではないでしょうか。
食べる量が同じでも、昼夜逆転の生活は、日中に起きている普通の生活に比べ、血圧や血糖値が上昇することも分かっています。
さらに、食事を取る時間帯は体重や代謝機能に影響します。
昼食を午後3時の前に取るか後に取るかで体重に違いが出るかを調べた研究では、食べたカロリー量は同じでも、5カ月後の体重は、午後3時前に取る方が3時以降に取るよりも2キロ少ないという結果でした。また、1日に摂取するカロリーの半分を朝食で取るか夕食で取るかにより、体重の減少率や代謝機能に違いがあるかを調べた研究では、朝食で取った方が夕食で取るよりも体重の減少率が2・5倍高く、血糖値や血圧、脂質などの数値も改善していました。
朝や昼の早い時間にしっかり食べることが健康にいい影響を与えると言えます。
【サーカディアンリズムを乱さないために気をつけたいこと】
・起床とともに日光を浴びる
・何時に寝ても、朝は同じ時間に起きるようにする
・1日の始まりは朝食から。朝食をよく噛んでしっかり食べる
・運動不足にならないよう、日中は適度に体を動かす
・カフェイン飲料は就寝4時間前までに。
・就寝2~3時間前までに食事を済ませる
・お風呂も就寝2~3時間前に。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
・喫煙は就寝1時間前まで
・就寝前のパソコン・スマホ・テレビは避ける
・寝る部屋は暗くする
朝はしっかりと光を浴びて、体内時計のリセットをすることが大切です。時間のズレの調節には光の刺激が一番です。
サーカディアンリズムは
自律神経にも大きく関係しますので
免疫力にも影響を与えます。
風邪を引きやすい、疲れやすい…
生活リズムが乱れていないでしょうか?
まずは朝起きたら太陽に当たり
なるべく朝食をとり、夜はなるべく早く寝るなどでリズムをリセットしてみてくださいね★
ラーゴム
最近、暖かくなってきてカフェの日向の席で本を読む時間がとても好きな時間です。
最近北欧の本を読んでいます。
ムーミンが大好きなこともあり
とっても行ってみた国、フィンランドとスウェーデン…★
日本とスウェーデン。
離れたところにある二つの国は、実は多くの共通点を持っていて
時間通りが当たり前、靴を脱ぐ文化、穏やかで控えめな装飾を好む、周りの人との緩やかな協調性など…
日本人の文化や考え方と似ているそうです。
以前書いた北欧の「ヒュッゲ」
という考え方の他にスゥエーデンにはLAGOM(ラーゴム)という思想があります。
スウェーデン人の精神に深く染み込んでいる概念で“多すぎず少なすぎず”という
「程よい」という意味合いで
つまり自分自身にとって、 「ちょうどいいバランス」を見つけること。
語源をたどると、 「Laget om(ラーゲット・オム)=仲間と分け合う」から来ていて
“8~11世紀のバイキングの時代に手に入った食料、飲み物は全て仲間内で平等にシェアされていました。ひとりひとりが適量を守れば、仲間の全てに食料と飲み物が行き渡り、欲を出さない、全体のことを考え自分の分を守る"という精神がそこにはあるそうです。
日常でも
食事なら極端なダイエットや制限などせず、好物も楽しみながら栄養バランスを考えて、
運動なら体を酷使すぎず心地いいと感じるレベルで…
「ちょうどいい」という感覚は
人それぞれです。
食べる量も、睡眠時間、働く時間。
私も最近は何となくそんな「ちょうどいい」感覚を忘れてしまっていた気がしますが、「バランス」って本当に大事だなぁと思い直しました。
「足るを知る」こと
今あるものに、感謝すること…
なんでも必要なだけ、ほどほどに
そんな意識を持つと
身も心も軽くなるのかもしれません。
私も皆さんにとってラーゴムなマッサージができますように…♡
お疲れ気味の方、お待ちしています☺️
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養生って知ってますか?
季節の変わり目に体調を崩しやすかったり、環境の変化がストレスになったり…春は“変化”に適応するため、いつもより余分にエネルギーを消耗し、自律神経のバランスを崩しがちなんです。
養生「ようじょう」という言葉があります。
辞書では
健康に気を配ること、病気の手当をすること、と書かれています。
つまり
「身体を大切にすること」
そして予防医学の考え方でもあります。
"まず今の健康状態、生活のあり方を見つめ、
今より、もっと健康になるためにはどうしたらいいか"という方向性を示してくれる考え方です。
春の養生
植物が芽吹き、動物が冬眠から目覚める春は
人間の体も同じように冬の体から春の体に変わり新陳代謝が活発になります。
心や体にたまった老廃物を外に出し、新たに生まれ変わる季節です。
・旬のものを食べる
・適度に体を動かしす
・香や音楽でリラックスする
など心と体の緊張をゆるめることが
春の過ごし方のコツ。
食による養生
春先の気温差など、刺激から身を守っているのが「体のバリア機能」=免疫。
過労や睡眠不足などでエネルギーを消耗すると、バリア機能も弱まってしまいます。風邪や慢性疲労の症状を防ぐためには
長芋、にんじん、ピーマン、パプリカ、カボチャ、タマネギ、ネギ、ショウガ、ミョウガ、キノコ類を摂ると良いと言われています。
また柑橘類やイチゴなどの果物、
酢の物など酸味のある食べ物は
滞ったエネルギーの巡りをよくし、イライラを緩和してくれます。
冷え対策
外は温かくなってもまだまだ身体は冷えています。
やはり血の巡りをよくすること。朝はストレッチや簡単な体操て徐々に体をほぐし、夜はお風呂でじっくり温まりましょう
ストレス対策
気温や環境の変化によるストレスが溜まりやすい時期です。イライラやうつうつは溜めず、その都度解放しましょう。
・太陽の光を浴びる
・呼吸を整える
・睡眠を充分とる
アレルギー対策
鼻炎や花粉症、皮膚炎などのつらいアレルギー症状には腸内環境が左右します。
・おなかと背中を緩め胃腸の働きを高める
・加熱した葉野菜や海藻類をとる
・乾燥を防ぐ
頭痛対策
冷えや熱、湿気などの外的要因や、不摂生な食事で老廃物がたまることも頭痛の原因に…
・味の濃いもの、甘いもの、脂っこいものは避ける
・頭の緊張をほぐし、首周りを温める
・リラックスの時間をつくる
養生とは難しいものではありません。
人はそれぞれ弱い部分と強い部分があります。
それは心にも身体、両方に言えます。
まず自分の身体や心の状態を知ること。
良い部分はより良く、そして弱い部分は何かで補い、改善していく。
そして強がることより
自分の弱さを知り、認めることもとても大切なんだと、感じています。
養生とは
「自分なり」の身体に良いこと、心に良いことを見つけ続けていくこと…
それが明日の、来年の、10年後の人生が
変わるひとつのきっかけになるかもしれません。
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祈りのチカラ
春になり、何となく気持ちをリセットしたくなり、ある神社に行ってきました。
神社には願いが書かれた絵馬が沢山ありました。
そこには合格祈願だったり、色々な願い事が書いてありましたが、
ひとつ「○○さんが健康で幸せになりますように」ととても綺麗な字で書いてあるものがあり、
ひときわ目立って、見入ってしまいました。
自分じゃない誰かの事を願いに来ている方がいる…
「祈る」ことには不思議なパワーがあると言われています。
ある実験で病気で入院している方に対して、外部から「病気が治るように祈る」ようにお願いしたところ、
祈りを捧げてもらうグループと、普通の治療だけを行っているグループとでは、病気の進行度が明らかに異なったそうです。
祈りについては、脳科学でも様々な研究がされています。
他者が幸せになれるように祈っているとき、
ドーパミンやベータエンドルフィン、オキシトシンなどの脳内物質が分泌されています。
祈りや人を助ける行為を行うとこのような脳内メカニズムが発生するこの現象のことを「ヘルパーズ・ハイ」とも呼びます。
誰か、もしくは何かのために真剣に祈ることが、自分自身の幸せをも生み出すということが、既に科学的に見ても明らかになっているそうです。
祈りの効果を研究している組織が行った麦の発芽実験に関する例(祈られた種子の発芽率が非常に高くなる)もあり以下のようにまとめられました。
1.祈られたグループの方が種子の発芽率が高い
2.より多く祈り続けたグループの方が発芽率が上昇した
3.一度に祈る対象の数が変化しても、効果は減らない。
4.「祈る」経験が長い人の方が、効果が高い傾向がある
5.祈られる対象が苦しい状況であるほど、祈りの効果はより顕著に現れる
人が祈っている時
脳内物質や愛情ホルモンが分泌され、
幸福感を得ることができます。
そして、祈りを捧げた相手に対しても良い効果を与えることが科学的実験によって示されているのです。
またNK細胞が活性化し、
全体的な免疫機能が強化されることも明らかとなっています。
詳しくはこちらでhttps://izumi-kanade.com/info/2345834
このような事実からも、祈る、笑う、楽しむ、助け合うなど、「人の心を豊かにすること」が免疫力・自然治癒力を上げると考えさせられます。
思考や思い込みの力と「祈りの効果」はリンクしています。
どんなことにも「信じる」気持ちは必ず
力になります。
健康になること、
できると思うこと…
逆に言うと、人への憎しみや、怒り、恨みなども逆のすごいパワーがあり、こちらは相手よりも自分を苦しめることになりますので本当に注意です笑
誰かの幸せを願うこと、相手の気持ちを
思うちょっとした気遣いや優しさ、
小さなことが大きなパワーになります。
お客様からの何気ないひとこと、友人からのメールの一文、それだけで温かい気持ちになれ、元気をもらうことがあります。
祈りの事を書いたのも
今日は3月11日。
あれから8年が経ちました。
奏にあるキャンドルは福島県出身の方が作ってくれたもので
毎月11日の月命日と言われる日は東北地方ではキャンドルに想いを書いて灯す「キャンドルナイト」が行われています。
改めて、家があること、ご飯を食べられること、健康なこと、それだけでも有難いと思います。
平和な毎日を願って…。
いつもありがとうございます。
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身体のお守り
寒暖差が激しく体調を崩している方も多いようです。
何度かブログにも書いていますが
健康な毎日を過ごすためにキーポイントになるのは
「免疫」
免疫とは
体内に病原菌や毒素その他の異物が侵入しても、それに抵抗して打ちかつ能力のことを言います。
免疫力を高めることは風邪予防だけでなく、アンチエイジング効果や感染症予防や生活習慣病など様々な病気を防ぐといわれています。
それでは、免疫を高めるには何をすれば良いのでしょうか?
食事で免疫力の大半が決まります
免疫力の60%~70%は腸にあるといわれています。
つまり、食事の質で免疫力の大半が決まるともいわれ、
食べ物を消化・吸収して必要な栄養素を取り込み、排泄するのは腸で、
食べ物に危険な病原菌やウイルスが付着している場合は
その侵入を防ぐために「腸には免疫力」を備えておく必要があるのです。
腸内環境を良好に保つことは免疫力低下防止につながり、
腸内細菌のバランスを整え活性化することが大切なのです。
腸内最細菌のバランスを整えるには味噌やヨーグルトといった発酵食品を食べることが1番身近な方法。
食物繊維、オリゴ糖は免疫に関する
細胞のバランスを改善するといわれています。
食物繊維をエサとして増える「酪酸菌」も、腸の粘膜を修復して免疫機能を高めてくれます。
トマトや赤ワイン、りんごなどに含まれるポリフェノール類や青魚に多く含まれるEPAなどの
n-3系不飽和脂肪酸も抗炎症作用により腸の免疫機能を助ます。
また、免疫細胞自体に働きかける食べ物も必要で、そ活性化するためは「たんぱく質」が必要です。
ビタミンAやビタミンEも細胞の免疫機能を保持するといわれ、
亜鉛やセレン、銅、マンガンといったミネラル類も免疫細胞の保護には必要です。
実は適量のコレステロールも細胞膜の材料となります。
免疫力を高めるには古い細胞から新しい細胞に入れ替えることが必要なため、実はコレステロールも重要な働きをしているのです。
免疫力を高めるには体温を上げる
低体温は免疫力の低下につながるとされています。
体温が上がると血流がよくなり、私達の体を構成する60兆個もの細胞に栄養素と
酸素を行き渡らせて老廃物を持ち帰り、体内の異物に対抗する白血球を集めやすくなることで
免疫機能が向上します。
低体温となると、免疫力が落ちて血流が滞り、
体内の異物をすばやく駆除してくれる白血球を集めにくくなることで
ウイルスや細菌に負けて病気にかかりやすくなるのです。
更に、白血球はがん細胞が体内に出来るたびに免疫細胞が攻撃し死滅させることで
がんを防ぐ重要な役割もあります。
健康な人でも、がん細胞は1日に5000個も出来ており、
その1つでも免疫の監視システムをかいくぐり
生き残るとどんどん増殖してがん細胞となってしまします。
免疫力は体温低下により低下することがわかっており、
免疫力が30%低下すると単純計算すると1万5000個ものがん細胞が
免疫システムから見逃されて増殖してしまう可能性があるのです。
体温が1度下がるとと免疫力は30%低下するといわれ、
健康な人の平熱は36.5度~37.1度とされます。
50年前の日本人の平均は36.89度だったのに対し、
現在の平均は36.20度と0.7度ほどさがっており、平熱が36度以下の人が増えています。
強いストレスは免疫力の低下を招くことも知られています。
ストレスとは精神的なもの以外にも、寒さや暑さといった気候条件や、
喫煙や大気汚染といったものも含まれます。
また強いストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、
IgAという外敵の侵入を防ごうと働く粘膜免疫の分泌が低下し免疫力が弱まります。
勉強や仕事の精神的なストレスも免疫に影響を及ぼすという研究もあります。
免疫力は毎日の健康維持で変わってきます。
免疫力を高める生活
・発酵食品や食物繊維などの栄養素をしっかり摂る
・軽度な運動をする
・ストレスをためず、リラックスを心がける
・身体を冷やさない
また驚くことに
「笑うこと」が免疫力が上がると言われています!!!
詳しくはこちらのブログで
https://izumi-kanade.com/info/2411795
色々なことを調べていくうちに
やはり身体と心を整えるためにも
「免疫力」が高いことは本当に大切だと感じています。
そして最近心の底から笑っていますか?
いくら体に良いからといっても、意識して笑うのはなかなか難しいものかもしれません。
1人で笑うには面白い動画やお笑いを見るのも良いですが
“笑える毎日”のコツは
日ごろから楽しいことを考えて、
誰かに話したり、一緒に楽しむことも大切なのかと思います。
爆笑しなくても、「笑う」ことには大きな意味があります。
そして一緒にいて心地良い誰かと共有することで大きく心に作用します。
免疫=身体を守ってくれる「お守り」のような存在だと思います。
そのお守りも、身体や心に優しいこと、
幸せなことで作られるのかもしれません。
マッサージも免疫力アップに⤴️繋がります♡
免疫力が落ちてるかも…と感じる方、
お待ちしています☺️
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