♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2019 / 05 / 14  08:05

「湿邪」とは?

新緑が気持ち良い今の時期。

この時期を短いですが立夏といい

夏が始まる前の準備の時期だと言われます。

 

 

 

人の身体も四季によって変化します。

 

人の体は約3か月前の今作られていると言われていますが

なんと1兆個もの細胞を1日で入れ替えているのです。

 

 

細胞の数は、約100兆個で、毎日1兆個の細胞が入れ替わるとすると

1ヶ月で30兆個、2ヶ月で60兆個が新しい細胞になっていき約3か月で体内の細胞が生まれ変わるというわけです。

 

 

そのため「今」の生活や食習慣が夏に健康的に過ごせるかがかかっているのです。

 

 

5月から6月にかけては、大型連休明けと相まって怠さや鬱々とした気分、不調を感じやすい時期でもあります。

 

その原因は心的なストレスだけでなく

湿邪」によるものもあります。

湿邪とは文字通り"湿気の邪気"

 

湿気が多くなることでいつもよりも体内に水分が溜まりやすくなり

体外に排出するデトックスの方法は、汗、尿、便,呼気(吐く息)で行いますが湿度が高いと、汗などで排出する量では間に合わなくなるので

体の中の水分が多くなり、顔や足など体がむくみやすくなります。

 

以下のような人は身体に水分を溜め込みやすい体質かもしれません

*肩こりが慢性的

*腰痛持ち

*頭痛持ち

*だるさがある

*眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い

*雨の日体調が悪くなりやすい

 

 

湿邪の対策、予防は

「体内に水分を溜め込まない」

つまり「体に溜まった余分な水分を出せるか」がポイント。

 

まずは身体に入る食べ物

冷たいものを飲みすぎないこと、余分な水分を身体に溜めやすくしてしまう塩分を摂りすぎないことがポイントです。

水分や塩分を排出してくれるカリウムをきちんと摂取することも大切です。

 

余分な水分を排出し、必要な水分を補充する食材

→ キュウリ、トマト、スイカ、メロン、グリーンピース、豆腐など

 

水分代謝をよくする食材

→ ソラマメ、サヤインゲン、ハトムギ、小豆など

 

そした溜まったものは出す

肝臓や腎臓など代謝や排出に関わる臓器を元気にすることで、余分な水分を溜め込みにくくなります。

その為にはマッサージやストレッチなどで血流とリンパの流れを良くすることが大切です。

 

そして一番大切なことは春夏も

体を冷やさないこと

体温を上げて新陳代謝を高めることは全てにおいての基本です。

 

室内や電車も冷房が入るようになる時期。

今の身体を整えて、梅雨や夏に負けない身体をつくりましょう☺️

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