♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
手の疲れ、見逃していませんか?

私は仕事柄、どこが疲れていますか?と聞かれたら、真っ先に「手」と答えますが
肩や腰に比べて「手が凝っている」と感じることはあまりないかもしれません。
でも手は、最もよく使う部位のひとつです。
手は小さな部位ながら、手や指を動かすために働く脳の領域はとても広く、運動をつかさどる運動野の約3分の1、感覚をつかさどる体性感覚野の約4分の1を占めていると言われています。
また、右手は論理的な思考をつかさどる左脳、左手はイメージ力などに関わる右脳と深く関係しているとも言われています。
現代人は、家事などの日常動作に加えて、スマホやパソコンの使用などで手を酷使し、手指の筋肉が常に緊張状態にあります。
手や指、手首は「曲げて使う」ことが多く、曲げる筋肉ばかりに疲労がたまりがちです。
私たちの手は非常に精密にできていて、たくさんの細かい筋肉が存在します。そのうちの一つでも動きが悪くなると、他の部位がかばおうとして負担がかかってしまいます。
そのため、多少無理をしても手は動かせてしまいますが、無理を重ねることで徐々に痛みとなり、さらに我慢して使い続けると、やがて首や肩にまで痛みが広がってしまいます。
だからこそ、手を緩めることはとても大切です。
奏では、手や腕も丁寧にしっかりと指圧します★
毎日頑張ってくれている「手」
たまにはケアをしてあげましょう🖐️
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「疲労」を癒す本当の休み方とは?

仕事や勉強で「疲れたな」と感じたとき、横になったり、スマホでSNSや動画を見て休もうとしていませんか?
でも本当の意味で「疲れ」を癒すには逆効果かもしれません。
実は脳は、モード別に異なるエネルギー(資源)を使っています。
たとえば、論理的に考える「思考モード」や、共感したり感情をコントロールする「感情モード」など。
なかでも感情モードは、特に疲れやすいモードです。
人に気を遣う仕事や、優しさ・共感を求められる場面が続くと、知らず知らずのうちに感情のエネルギーを使い果たしてしまうことがあります。
感情の脳資源が枯れると、こんなサインが…
• ちょっとしたことでイライラする
• 食欲の変化(過食・拒食・味覚の変化)
• 身体の痛みや不眠
もし「通行人が邪魔だ」とイライラするような感覚があれば、それは感情疲労のサインかもしれません。
そんなときは、誰かのためよりもまず、自分をやさしく労わってあげることが大切です。
🔹脳疲労を回復させる方法
❌ NGな休み方
・スマホでSNSや動画をダラダラ見る
→「受け身」で情報を浴び続けると、注意力も感情資源も消耗します。
→「自分をよく見せよう」とする意識も、脳にとっては負荷に。
⭕ おすすめの休み方
◎ 何かに「没頭する」こと
→「脳を使うのでは?」と思うかもしれませんが、没頭することで悩みやストレスから意識が離れ、脳が“休む”のです。
→掃除、料理、読書、手作業、運動など、自分にとって夢中になれることを見つけてみてください。
◎ 身体を動かすこと
→散歩やランニングは、脳が「記憶を整理する休息モード」に切り替わるため、とても効果的です。
→マッサージや、心地よい食事も「体を大事にする」ことで脳の回復につながります。
脳の疲れは、ただ「休む」だけでは回復しません。
・モードを切り替える
・自分を労わる
・心地よく身体を感じる
この3つを意識することで、本当の意味で脳がリフレッシュできるそうです。
「がんばりすぎてるな…」と感じたら、ぜひ自分を“感情の面から”いたわる時間を持ってみてくださいね。
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夏の冷えが、冬の不調を呼ぶ?

中医学の養生の考え方のひとつに
冬病夏治というものがあります。
「冬病夏治」とは、
冬に悪化しやすい慢性疾患を、夏のうちに整えておこうという知恵です。
たとえば
冷え、ぜんそく、リウマチ、関節痛、しびれなど
寒さや陽気(エネルギー)不足が原因となる症状は、
夏の間に「陽気を養う」ことで好転が期待できるとされています。
🔹なぜ「冬の病を夏に治す」のか?
東洋医学では、季節の変化と身体の状態は密接に関係していると考えます。
• 冬は寒さで体が縮こまり、陽気が不足しがち
• 夏は自然界の陽気が最も旺盛な季節
つまり…
「体が自然に開き、陽気が高まる夏こそ、体質改善のチャンス!」
体のエネルギーが満ちやすいこの時期にこそ、
冬に備えた「予防的ケア」を行うのが理にかなっているのです。
夏は汗をかいているから大丈夫、と思いがちですが、
実は現代の生活では体が冷えやすい要素がたくさんあります。
• 冷たい飲み物やアイスの摂りすぎ
• 冷房の効いた室内で長時間過ごす
• 薄着やシャワーだけで済ませがち
これらが内臓(特に脾や胃)や手足の冷えにつながり、
陽気の消耗や気血の巡りの滞りを引き起こします。
その結果
食欲不振、下痢、手足のしびれ、腰痛、関節の痛みなど、
さまざまな不調が現れやすくなるのです。
🌻夏の養生ポイント
☀ 冷やしすぎない暮らしを心がける
☀ 温かい食事や、温性の食材を意識的にとる(生姜、ねぎ、味噌、羊肉など)
☀ 湯船につかる、腹巻きや薄手の羽織で冷え対策をする
☀ 朝や夕方の軽い運動で陽気を高める
そして、つらくなる前に、季節の力を借りて整えていく…
それが「冬病夏治」の知恵です。
暑い時期こそ心身を整えましょう⭐️
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「肩こり」と「ふくらはぎ」の意外な関係

肩こりに悩んでいる方はとても多いと思いますが
原因は姿勢の悪さや使いすぎなど様々ですが、実は 「ふくらはぎ」 に原因があることもあるのです。
「え?肩とふくらはぎってそんなに離れてるのに関係あるの?」
そう思われるかもしれませんが、実は深い繋がりがあるのです。
🔹ふくらはぎと肩こりをつなぐ“筋膜”の仕組み
私たちの身体は、筋膜という薄い膜によって全身の筋肉が包まれ、繋がれています。
この筋膜は足の裏から頭の先までつながっており、
• ふくらはぎ(下腿三頭筋)
• 太もも裏(ハムストリングス)
• 腰や背中(脊柱起立筋)
• 首〜頭(頭蓋筋膜)
と連動しているため、どこか一箇所が硬くなると、他の部分にまで影響が出てしまうのです。
特に背骨を支える「脊柱起立筋」が硬くなると、首の可動域が狭くなり、首や肩まわりの筋肉も硬直。
結果として 「肩こり」 につながってしまいます。
🔹ふくらはぎは「第2の心臓」
ふくらはぎは、重力で下にたまった血液を心臓へ押し戻す「ポンプ」のような役割を持っています。
この筋肉が硬くなると、血流が滞り、全身の循環が悪くなります。
• ふくらはぎがパンパンに張っている
• 触ると冷たい
• 硬くてしこりのような感触がある
こういった状態は、全身の機能低下のサインかもしれません。
🔹「トリガーポイント」による関連痛
さらに、筋肉のコリや緊張が引き起こす「トリガーポイント」は、
• その場所以外にも痛みを飛ばす(関連痛)
• 頭痛、めまい、生理痛、動悸などの 不定愁訴 にもつながることがある
と言われています。
トリガーポイントができる原因は「動かさなすぎ(不動)」と「使いすぎ」。
長時間の同じ姿勢や筋肉の酷使が影響します。
🔹足のサインに要注意
• 足がパンパンに張る
• 足が重だるい
• 足がつりやすい
• スネ(前側)が疲れやすい
こんな症状がある方は、ふくらはぎのケアがとても大切。
肩こりの根本改善につながることもあります。
というわけで
足を緩めないと
上半身も緩まないということもあるため
足は疲れていないと感じていても
緩めてあげることをオススメします。
お身体の不調、ふくらはぎから見直してみませんか?
お気軽にご相談ください◡̈
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自律神経の乱れ、イライラ…【肝】の乱れかも?

気温が高い日が続きますが、外と室内の温度差や、夏の疲れ、気づかぬうちにたまったストレスによって、自律神経のバランスが乱れやすい時期でもあります。
こんな不調、ありませんか?
• 寝つきが悪い・眠りが浅い
• 朝から疲れている・だるさが抜けない
• イライラしやすく気持ちが不安定
• 肩こり、腰痛、背中が張る
• 呼吸が浅く、息苦しさを感じる
• 目の乾きやショボショボ感
• 足がつりやすい
こうしたサインがいくつも当てはまるなら、もしかすると「肝(かん)」の経絡の巡りが低下しているのかもしれません。
東洋医学でいう「肝」は、西洋医学の“肝臓”とは少し概念が異なります。
血液や体液、栄養を全身に巡らせ、精神の安定を保ち、自律神経の調整も担う大切な役割を果たしています。
特に「肝」はストレスの影響を受けやすい臓器。
精神的なことだけでなく、気候や環境の変化、過労、目の酷使、夜更かし…こうした“日常の小さなストレス”の積み重ねでも、肝は疲れてしまうのです。
「五労(ごろう)」とは?
東洋医学には、五臓に負担をかける“過剰な行動”を示す「五労」という考え方があります。
• 久行(動きすぎる)→肝を傷つける
• 久視(目を使いすぎる)→心を傷つける
• 久坐(座りすぎる)→脾を傷つける
• 久臥(寝すぎる)→肺を傷つける
• 久立(立ちっぱなし)→腎を傷つける
「久行(きゅうこう)」とは、常に頭も体も動き続けていて、ゆったりと休むことができない状態を指します。
肝は、そんな“せかせかした心と体の疲労”にとても敏感です。
「肝」を整える食養生
ストレスを感じやすい方や、この時期に不調が出やすい方には、次のような食材がおすすめです。
● 肝の働きを助けるもの
ねぎ、空心菜、紫蘇、しょうが、ミント、なつめ など
→ 巡りを良くして、気血の流れをサポート。
● 熱や炎症を鎮めるもの
セロリ、トマト、菊花、ハマグリ、アワビ、ゴーヤ など
→ 肝にこもった熱をクールダウン。
また、東洋医学では「酸味」は肝の働きを整える味とも言われています。
梅干しや酢の物、柑橘類なども、適量であれば肝に良い作用が期待できます。
反対に、脂っこいものや揚げ物、アルコールの摂りすぎは、肝を過剰に働かせてしまうため注意が必要です。
「肝」をいたわる生活のヒント
• ゆっくり深呼吸をする時間を持つ
• 夜ふかしをせず、しっかり睡眠をとる
• デジタルデトックスで目を休める
• 湯船に浸かり、副交感神経を優位に
• ストレッチや軽い運動で巡りを促す
この夏を健やかに過ごすためにも、
必要なのは、がんばることではなく、“ゆるめて、整えること”かもしれません。
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