♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【慢性疲労症候群】とは

気温が下がり師走は疲れを感じることも多くなりますが
意外と自分にどれくらい疲れがたまっているのかは、なかなか自覚できないものです。
そのため、ついつい無理をして
疲労感に加え、頭痛や筋肉痛、のどの腫れ、微熱、眠れないといった症状が重なる。また仕事中も集中力が持続せず、うっかりミスをしたり、約束を忘れたり…
こうした症状が数カ月も続く場合には「慢性疲労症候群」の可能性があります。
これは単なる疲労ではありません。
慢性疲労症候群の症状が現れる前には、心と体にストレスがあることが多く
風邪などをひいたことがきっかけで発症することも多いそうです。
特に頑張り屋さんやあまり感情を外に出さない人が
ないやすいとされます。
そしてうひとつ過覚醒が原因の一つ説があります。
頑張り過ぎたり、過度なストレスに曝されると、その状況を何とか乗り越えようとして、過覚醒状態となります。
過覚醒とは、交感神経が過剰に高ぶっている状態で
交感神経は危機的状況を乗り越えようとするときや、ストレスに立ち向かうとき、また、新たな状況や環境に適応しようと頑張っている場合にも高まります。
そして、ストレスから解放されリラックスできる状況になると、交感神経が下がり、逆に副交感神経が上がり休息状態となります。
副交感神経は、リラックスのほかに、内臓機能や免疫を調整する役目を担っていますが
交感神経が反応することは自然な防衛反応ですが、人に期待に応えようと過剰に頑張ってしまったり、常にストレスにさらされる場合では、交感神経が常に刺激され、本来リラックスできる状況になっても下がらなくなってしまいます。
このように交感神経が常に優位になっている状態が過覚醒です。
その疲労がピークに達すると、交感神経の過剰興奮の代償作用が破綻し、今まで長く蓄積された疲弊が、ダムが決壊したごとく襲ってきます。
そうなってくると、1日、2日の休息では
回復できません。
日常に支障をきたす場合は病院での治療が必要になりますが
まずは生活のリズムを整え、ストレス源から離れることです。
そして、疲労がピークに達する前に
休息とリセットはとても大切なことです。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
ダイエットだけじゃない【代謝】を上げるメリット

代謝というとダイエットのイメージですが
実はもっと深く心身の健康に影響しています。
代謝は、ざっくり分けて
エネルギー代謝と新陳代謝とがあり
エネルギー代謝は、食事で摂った糖質、脂質、タンパク質などを活用し、一日の消費エネルギーを補うプロセスです。
①基礎代謝、②活動代謝、③DIT(食事誘発性熱産生)の3つがあります。
基礎代謝は、生きるために必要なエネルギーを使うことで「呼吸する」とか、「心臓を動かす」とか、「体温調節する」など、生きていくのに最低限必要なエネルギーで
新陳代謝は、古い細胞から新しい細胞に変わる時にエネルギーを使うことです。
スマホアプリを自動更新するように、組織の分解と合成を繰り返し、更新し続ける仕組みで、そのおかげで体内環境を一定に保つことができます。
基礎代謝は年齢を重ねるにつれて低下し
10代をピークに年齢とともに筋肉量が減少し、各臓器のエネルギー消費率も低下してしまいます。
基礎代謝量は1日のうちに消費するエネルギーの約60~70%も占めるため
つまり基礎代謝が低下すると全体的なエネルギー消費量も低下します。
基礎代謝が低いと摂取した栄養素がエネルギーとして使われずに余るようになり、脂肪に変わって体に蓄積されていくほか
各臓器でエネルギーが適度に利用されないと、血管、内臓、筋肉などが衰えていき、全身にさまざまな影響を及ぼします。
これが年と共に痩せにくく太りやすい、
疲れやすい原因です。
逆に言うと代謝が上がることで
・美肌効果
基礎代謝が高い方は体温が高いので、新陳代謝も活発になり美しい肌が保たれ、シミや傷の治りも早くなります。
・慢性腰痛、肩こりの軽減
基礎代謝が上がると血流がよくなります。
慢性的な腰痛症や肩こりは筋肉の使いすぎや使わなすぎによって筋肉が硬くなって周囲の血流が滞っていることによって生じるので、血流が改善することでこれらの症状も改善しやすくなります。
■自律神経不調の改善
基礎代謝が上がり体温や血流が上昇すると、自律神経が整いやすくなります。
冷えやむくみ、睡眠の質、胃腸機能などさまざまな機能が改善するだけでなく、風邪をひきにくくなったり、疲労がたまりにくくなったりと健康面に大きなメリットがあります。
代謝を上げるには
- 起床後のストレッチ
- 起きたら日光を浴び、頭と体の両方をしっかり目覚めさせます
- 朝のコップ1杯の水や白湯
- 食事はよく噛んで食べる
- 体が温まる食べ物をとる
- 日常生活の中で運動量を稼ぐ
- 水分をしっかりとる
- できるだけ毎日湯船に浸かる
そして
基礎代謝を上げるのに有効なのは、筋肉量を増やすことです。
基礎代謝でのエネルギー消費の大部分は筋肉の維持だからです。
筋トレをして筋肉を鍛える、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をするほか、階段を使う、一駅多く歩く、電車やバスで座らないなど、日常生活で活動の負荷を増やすことも取り組みやすいです。
そして忙しいと気づかないうちに疲れをため込んでしまいがちですが、疲労やストレスで自律神経の働きに乱れが生じると、代謝や免疫力が低下してしまいます。
ストレスや疲れは早めにリセットしましょう★
実はとても重要な【脾臓】

人間の臓器はそれぞれ大事な役割があります。
重要な臓器なのに注目されにくい
「脾臓」
脾臓はあまり知られていませんが
大事な働きをしています。
脾臓とはにぎりごぶしほどの大きさで
左上腹部、胃の外側から裏側にあり、ふつうは肋骨の下に隠れています。
脾臓の主な働きは、
老化した赤血球を破壊し除去すること
一言でいうなら、血液中の異物を取り除く"フィルター"です。
老化したり変形したりした異常赤血球は脾臓内の網に引っ掛かり、破壊されます。
また、脾臓は血小板の貯蔵庫としての働きもあります。
また、脾臓内にはリンパ球が沢山あり、
体内で最大のリンパ器官であり免疫機能とも深い関係があります。
地味な臓器とはいえ、血液の若さと、身の安全を、しっかり守っているのです。
脾臓が弱ると出る症状は
□ゲップ
□お腹がはる
□胃やみぞおちのあたりが苦しい
□婦人科疾患
□足の冷え
□食欲不振
□便秘
□下痢
□不妊症
□疲れやすい
□口内炎
□足の親指にかけての痛みやしびれ
脾臓は「喜燥悪湿(きそうおしつ)つまり乾燥に強く、湿気に弱い特徴があります。
雨が続いたり湿度が高い時に弱りやすくなります。
すると食欲が落ちたり倦怠感が出やすくなります。
怠さや食欲不振を感じる時は
脾臓を元気にする食べ物を摂り、身体にできるだけ「湿」を取り込まないということ。
控えるもの
・冷たいのみもの、お酒
・油っこいもの
・生野菜、生もの
多めに摂ると良いもの
・生姜・ネギ・ニンニク
これらの食材には、身体を温め水分を飛ばす働きがあります。
・大根や芋類など土の中で育つもの
東洋医学の五行※では「脾」は「土」に属しています。
脾臓は免疫を担当しているのでアレルギー症状がある人は弱っている可能性があります。
また脾臓が弱るのは肝機能の低下にもありタンパク質不足が原因になることも。。
そのため普段から意識してタンパク質を摂る事が肝機能を守り、脾臓を大事にしましょう。
寒くなる時期風邪やインフルエンザの予防にはまずは免疫力を高めること。
その免疫機能に実は脾臓は深く関係しています。
症状によってどこの臓器が疲れているのか知ることも大切かもしれません。
体を反らす【後屈】のメリット

とても寒い日が続いたためか
そして師走のバタバタなどもあり
心身ともに疲れが溜まっている方が多いかもしれません。
疲れているときこそ、1日の終わりに身体の巡りを整えて、疲れやストレスはその日のうちに手放したいものですね。
ほんの、ひと手間、寝る前に簡単なストレッチを
するだけでも格段に変わってきます。
なぜヨガやなぜストレッチが心身に良いのか…
座りっぱなしなど同じ姿勢で長時間過ごすことが多いと姿勢を保つ筋力は使われていますが、次第にそれらの筋肉は硬くなり血流が滞ります。
ストレッチで筋肉をよく伸ばすと血液やリンパの流れが良くなり、身体の隅々まで栄養が行き渡るようになるため、体調不良の予防・改善に効果的です。
また、首の後ろ側や仙骨(せんこつ)付近にある副交感神経はストレッチで活性化しやすく、心身のスイッチをオフにするのにオススメです。
特に日常生活で前かがみになることはよくありますが、背骨を後ろに反らせる機会というのは少ないものです。
ストレッチ=前屈のイメージが強いですが
実は【後屈すること】は体だけでなく精神面に及ぼす効果も高いそうです。
「後屈」は、日中に前かがみで縮こまった体の前側を伸ばすので、
胸が自然と広がり、呼吸から酸素を多く身体に取り入れやすくなります。
また、後屈をすることで内側に入りがちな肩回りを開くことができ、猫背や肩こり解消にも。
さらに肩甲骨と肩甲骨の間には、身体の脂肪を燃焼するといわれている「褐色脂肪細胞」があるのでポカポカと温まります。
そして精神的にも良い影響を与えるのは
東洋医学において、身体の前側は『陰』、後ろ側は『陽』とされています。
後屈で体が後ろに傾くというのは、身体が『陽』に傾いていることになり、気持ちも『陽』に傾く、つまり前向きになるのです。
後屈のストレッチ
1) うつ伏せになり、肩の下にひじをつく
2) 右(左)ひざを曲げ、かかとをお尻に近付ける
3) 右(左)手で足の甲を外側からつかみながら、上体をさらに起こして後屈を深めながら、右のかかとはお尻から遠くへ離していき、90秒を目安にキープする
左右とも行います。
ストレッチは運動前のウォーミングアップ効果だけではなく
血行を改善したり、身体の痛みを和らげたり、と簡単に出来る気軽な健康法です。
しかも、身体の硬い人ほど効果が現われやすいと言われます。
習慣にすることで体だけでなく心にも変化が出るかもしれません。
【背骨】の柔軟性が大事!

今日は【背骨】の重要性についてです。
肩こりや腰痛に悩まされる方にとっては
【背骨】の柔軟性がとても大きく痛みに左右します。
背骨には血液が通り、神経がつながって、自律神経と関係し、心身の健康をつかさどっています。
7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎と24個の椎骨があり、頭蓋骨と仙骨(骨盤)を結ぶ体の中心部です。
また背骨にはは沢山の骨と間に挟まる椎間板というクッションがあり、本来は衝撃吸収に優れている場所です。
でも固まってしまうとこの機能がうまく果たせずに、衝撃を吸収するために身体を緊張させてしまいます。
また筋肉で保つ力が弱いと、重力に負けて椎骨が狭まって椎間を圧迫し、背骨の柔軟性がなくなります。
すると血流が滞り、神経が鈍くなり、さまざま不調を引き起こすことがあります。
それを防ぐためには
背中の筋肉をほぐしたり、背骨自体を柔軟に保ったりすることがとても大切です。
【背骨のセルフストレッチ】
クッションや座布団、丸めた毛布などをご用意ください。それらを丸めて直径10~15cmくらいにして使用します。
ウレタン製のヨガマットをお持ちでしたら、半分ほど丸めた状態で使います。
1.背中に丸めたクッションを体に対して横向きに当て、仰向けになります。
2.クッションはわきの下ぐらいの位置に置き、両手を横に開きます。この位置に当てることで自然に背骨(胸椎)が反るようにストレッチされます。
3.そのまま体の力を抜き、楽に大きく深呼吸をしてください。なるべくろっ骨を大きく開くように息を吸い、楽に吐いていきます。ゆっくりと10回から20回ほどおこなってください。
「若さは背骨から」
といわれるほど、背骨の柔軟性を保てば、心身を美しく、健康に保つことができます。
それには、重力に対抗できる筋肉を身につけたり
背骨を動かして椎間を広げ、椎間内のクッション機能が十分に働けるようにすること、
そして時間が取れない人でも、同じ姿勢をあまり長時間保たないようにすることも大切です。