♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2023 / 10 / 04  07:49

背中の痛み

 

涼しくなり始めて「背中」の痛みを訴る方が増えています。

 

なぜ背中に痛みが出るのかという話ですが

背中には「督脈」というのがあり

 

督脈とは簡単にいうと 

体の背面の真ん中を通るツボの並びで

全身に気(エネルギー)を巡らせています。

 

背骨の真上を走っていますがその背骨には自律神経も分布しています。

気持ちを落ち着かせるときに相手の背中をさすったりしますが
それはこの自律神経を沈静化する作用があるためで、無意識に督脈に沿ってマッサージをしてるのですね。

 

督脈の督(とく)は、総督、監督の意味、すなわち全ての経絡(けいらく)を統括する働きがあり、全身の陽の気(陽のエネルギー)と陰気(陰のエネルギー)をコントロールする作用があります。

 

特に、首の後ろや背中全体には陽気(元気、活動的、積極的、ポジティブなエネルギー、明るく攻める動的なエネルギー、肯定的で受け入れるエネルギー、基礎代謝を高めるエネルギー、リラックスするエネルギーなど)が集合してます。

 

つまり、元気でいるためには

このエネルギーを流してあげることが大切です。

 

そして督脈は「全身の陽の海」とも言われ

陽気を司っているため、督脈を温めることで全身に陽気を送ることができます。

 

熱めのシャワーで背中を温めたりすることを

オススメします。

 

また、背骨、背骨周りの筋肉が硬くなっていると

全身のエネルギーが滞るので、緩めてあげることも大切です。

 

背中の痛み、ご相談ください◟̆◞̆ 

2023 / 10 / 02  08:42

なぜ秋は「哀愁」なのか

 

秋は、1年の中でもそよ風が心地よい季節ですが

秋分の日(923日)を境に日照時間が徐々に短くなっています。


その結果、太陽の光を浴びることによって増えるセロトニン(感情をコントロールするホルモン)が減少したり、ビタミンDの生成が不足したりで

 

過ごしやすい気候とは裏腹に、感情のコントロールがうまくできずに意味もなく悲しくなったり、涙が出たり、内向的になったり、ネガティブな思考になったりというココロの不調が出ることもあります。

 

秋は哀愁

なんて言われるのは

 

夕日が沈む風景や日曜日の夜と同じで「楽しい時間が終わってしまう」という、変化を迎える不安と似たものがあるような気がします。

何かが変化すると心の中で感じるため、心理的変化が起こりやすくなるのですね。夕焼けはとても綺麗ですが、その後にやってくる夜の闇を考えると切なくなるような

 

そして「悲しみ」という感情は

多くの人が持っているけれど、見ないようにしている感情だと思います。

 

怒りというのは2次感情なので、根底には悲しみがあるケースがほとんどです。

 

人が「悲しみ」という感情を抱くのは

「自分の思い通りにならなかったとき」です。

 

なにかしら「こうなってほしい」という思いとは違うことが起きている、ということです。

 

そして悲しみを感じると

①悲しみに呑み込まれてふさぎこむ

②悲しみに呑み込まれないように、怒りに変える

③悲しみに呑み込まれないように、空元気を出す

 

という行動に出ます。

 

卑屈になったり、攻撃に走ったり、空元気を出すのではなく

「私は、こうであってほしかった」

と、しっかりと自分の悲しみを感じきることで

その感情を手放すことができることもあります。

 

過去の出来事にまだ心が動いてしまうのであれば

過去ではなく、ずっと共に存在していた出来事です。 

 

だけど

「その経験が今の私を支えている」 と思えることで

過去にとらわれることなく、今の現実に、

素直に向き合えるようになるのかもしれません。

 

この時期

イライラしやすかったり、落ち込みやすい

 

そんな時は感情と向き合ってみることも大切です。

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2023 / 10 / 01  08:19

10月の過ごし方

 

今日から10月。

 

いくらか過ごしやすくなってきましたが

秋は体調が整いにくい季節かもしれません。

 

 

10月の過ごし方として古くから伝わる書物に

 

秋の3ヶ月は実りと収穫の季節、ときに冷たい風も吹き、葉も枯れ落ちます。

この季節の特徴に従って早寝早起きし、過労せず、気持ちを穏やかに保ち、冷たい空気にあまりさらされない様にするのがよい。

これが秋の良い養生方法である。

 

と記されています。

 

春に種をまき、夏に繁栄させ、秋に収穫し、冬はその収穫をもとにゆったりと過ごすことが、自然の摂理に沿った生き方であるとされています。

 

秋は、夏に活動した結果を収穫していく時期なので秋になってから、あれもできていない、これもできていないと焦ったり後悔したりせず、ゆったりと構えて、おおらかに過ごすことが大切なのだとか。

 

10月は

冷えに気をつける温める

・早寝早起きを心がける睡眠を深くする

・心は穏やかに過ごすリラックスの時間を大切に

 

そして日照時間が減少すると、気持ちも悲観しやすくなり

思うようにならないことがあると憂鬱になりがちです。

 

この時期は上手に気持ちをコントロールして、なるべく楽しいことをするよう心がけ、安らかに秋を過ごしましょう。

 

そのためにも

体の疲れは蓄積する前にリセットしましょう!

 

今月もよろしくお願い致します。

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