♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
元気がない、やる気が出ない…は【腎虚】?
昨日は息苦しさの「肺虚」についてでしたが
今日は「腎虚」についてです。
疲れがたまりやすく、食欲も減退気味、
ボーっとしていることが多く、何もやる気が起きない…
いわゆるプチ鬱的なのは腎がお疲れ=腎虚なのかもしれません。
「腎」は腎臓そのものを意味するものではなく
幅広い働きをしています。
生命力の源となる『腎精(じんせい)』を貯蔵し、
毛髪、耳、骨、歯、腰を養い、脳下垂体、副腎、性腺、甲状線、すい臓などのホルモン系や免疫などにも関与し、五臓の根源ともいうべき重要な臓器とされています。
腎は生を受けたときにもつ本来のエネルギーを持っており
人は腎とともに成長し、年とともに衰えると考えます。
よく言われる「男性は8に倍数、女性は7の倍数」
で変化するというのはこのことで
エイジング(加齢)はまさしく腎の衰え=腎虚とも言えます。
現代は加齢というにはまだ早い若い人たちにも
腎虚体質の人が多いそうです。(若腎虚)
腎虚になると
「腰が痛い」「足腰に力が入らない」「耳鳴り、めまい」「難聴」「むくみ」「かゆみ」「冷え」「手足のほてり」といった症状が出てきます。
なんで「耳」の症状?なのかといえば
東洋医学では「腎」は「耳」につながっているという解釈があります。
人間の身体は会社組織のように、いろいろな部分と連絡し合って働いているのです。
腎虚の原因としては加齢だけでなく
ストレスや人間関係の悩み、過剰な肉体疲労、食の乱れやホルモンの影響などにあると考えられます。
腎を元気にするには
黒ごま・黒豆・昆布といった黒い食材をとること
そして
心臓は拍動のたびに心筋を収縮させて大量の熱を生み出し、血流に乗せて体中に送るので
多少心臓が高鳴るような「高揚感」=ワクワク感は体に不足した熱を補うために良いとされます。
やる気が起きないときこそ、
ワクワクすることを探してみる
というのも大切かもしれません。
体や心がどこか優れないな…という時は
筋肉をほぐして身体をリラックスさせるのも必要なことです。
何かと忙しい4月…
「あまり無理をせず」もポイントです。
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呼吸が浅くなる時は…【肺虚】?
不安なことがあったり、忙しい時、ストレスがかかると
「呼吸がしにくく、何だか息苦しい」
ということがあるかもしれません。
眠りが浅い原因にもなります。
それはストレスや不安が肺機能を攻撃し
自律神経が乱れる「肺虚」という状態で
弱っている状態のことを「虚」といいます。
「虚」とは字のごとく、むなしいこと、うつろなことを意味し
生きて活動する上で、本来あるべきものがない状態といえます。
肺の機能が低下し、肺虚になると大気からエネルギー生成できない状態となり
自律神経が乱れ、呼吸器のトラブル(息苦しさ、咳、気管支炎など)が起きたり、過剰なエネルギーや水分を外に排出してしまい、肌のトラブルを招いたり、免疫力の低下を引き起こします。
すると体のバリア機能自体が低下し
体だけでなく、心のエネルギーも落ちてしまい
心も不安定になります。
「肺」が弱っている時は、「悲しみ」として現れ、
逆も然りで悲しみすぎれば、肺が弱ります。
そんな時は
まずはゆっくり休み、疲れをとって
緊張状態を緩め、自律神経を整えることが先決です。
そして、浅く早くなっている呼吸を
整えることが大切です。
私たちが意図的にその動きを調節できるたった1つの臓器は肺です。
肺自体を自在に動かすことはできませんが、肺と接している肋骨の筋肉=肋間筋や横隔膜を呼吸によって伸ばしたり縮めたりして内臓をマッサージすることができます。
だから、呼吸はとても大切なのです。
鎖骨付近や肩甲骨をほぐして
呼吸を深くできる体にすることで
体も心も安定するかもしれません。
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【歯ぎしり】と体、心
朝起きた時に顎や顔が痛かったり
なかなかとれない首や肩のコリ…
気づかぬうちにしている
「歯ぎしり・食いしばり・噛み締め」が原因になっているかもしれまん。(ここでは以後、歯ぎしりとします)
歯ぎしりは歯が削れてしまったり、強い人は折れてしまうこともあるほか
顎関節症や頭痛や肩こり、腕のしびれ、腰痛、倦怠感なども引き起こすことがあります。
また睡眠時無呼吸症候群との関連も高いそうです。
実は歯ぎしりの原因に科学的根拠が明確となっているものはなく、一概にこれが原因だと定義づけられたものはありません。
でも最も有力な原因の説はストレスです。
人は強いストレスを感じると無意識に体を揺らすなど仕草、行動にあらわれますが
歯ぎしりもストレスによる動作の一つと考えられ、歯ぎしりによってストレスを発散しているといわれています。
また
過度の集中
も食いしばりの原因になります。
仕事や運動、家事など何かの行為に集中している時、気付かない間に歯を食いしばることが
癖になっているケースも。
そして
もうひとつ、内臓との関係です。
歯ぎしり予防の漢方に「抑肝散」というものがありますが、東洋医学では歯ぎしりは「肝」が関係していますが
実は春は「肝」にダメージが出やすいのです。
春の陽気とともに「陽」がグングン満ちてくることで、内臓も全体的に活性化してきます。
「肝」も活性化し、冬のあいだに体中に溜め込んでしまった不要なもの(老廃物や脂肪など)をとにかく一気に解毒しようとしてフル稼働、疲弊しやすい状況を強いられて「肝」が疲れてしまうと、本来の機能にあれこれ不調が現れてきます。
「肝」にたっぷり貯蔵されているはずの「血」が不足することで精神的に安定せず、イライラや不眠、気持ちの浮き沈みや巡りが滞ることで肩こりや筋がつりやすくなったりします。
また、春の「陽」の気の急激な上昇は「血」が体の上部に溢れ出して停滞しやすいので、頭痛や鼻詰まり、めまいやふらつきなどの「上半身の症状」が出やすくなるのもこの季節の特徴のひとつです。
花粉症の症状の中でも、目の充血やかゆみ、鼻詰まり、喉の炎症など体の上部に「血」が停滞することで起きる症状は、この「肝」の乱れに由来するものとされています。
また
「怒りは気を上げ、喜びは気を緩め、恐れは気を下ろし、悲しみは気を消す」という言葉があります。
大きな感情の変化は、内臓を傷つけ
不眠・不安・歯ぎしりなどを引き起こすとも考えられるのです。
歯ぎしりの解消法は…と
調べると、ほぼ「ストレスを溜めない」と書いてあります。
簡単にできれば苦労しないという話ですが
自分に合ったストレス解消法を見つけることも大切かもしれません。
歯ぎしりだけでなく、この時期に生じやすいイライラや不眠、肩こりやむくみなどのプチ不調は、実は心と体からのサインで
体の中で生じる小さなアンバランスがプチ不調という形でメッセージを出しています。
無視せず、小さなサインの状態でアクションを起こすこと…
大きな痛みや病気につながらないために必要なことかもしれません。
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春は体や心にも風が吹く!?「ふうじゃ」とは
数日前の寒さから、また急に暖かくなって
やっと春らしくなってきましたが
新年度が始まったり、明るく活動的になる反面
体に心がついていかない、心に体がついていかない
ということもあるかもしれません。
風が吹き荒れる春は体内や心にも風が吹く
と言われます。
心も急にソワソワしたりイライラしたり
感情が高ぶりやすいのも納得ですね。
そして
「風邪」という文字は「かぜ」と読むと思いますが実は東洋医学では「ふうじゃ」と読みます。
「ふうじゃ」とは、病気の外因となる「六淫(りくいん)」と呼ばれるもののひとつで
他には「寒邪(かんじゃ)」「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)・乾邪(かんじゃ)」「火邪(かじゃ)・熱邪(ねつじゃ)」があります。
これらの“邪”が体内に入ってくると、身体のバランスが崩れ、病気になるという考え方です。
「寒邪」は寒気、「湿邪」はだるさなどの倦怠感、「燥邪」は喉の乾燥、「火邪」は発熱やほてりを伴うといわれています。
「ふうじゃ」は他の“邪”を伴って、肩甲骨の上辺、背骨寄りの位置にある字のごとく「風門」と呼ばれるツボから侵入し、それこそ風のように病状が早く進むといわれています。
ふうじゃがここから入ってくると
頭痛やめまいなど、上半身に症状が出やすい特徴があります。
春は気温の変化が激しく、自律神経も乱れ、花粉症などもあいまって体内の「気」が弱りやすく
「風邪=ふうじゃ」が身体に入って
「風邪=かぜ」っぽい症状になるわけなのです。
そして風門から入った邪気はすぐには体の深部には侵入せずに、ひとまず首の後ろにとどまるそうです。
この時風門周囲が冷えていると邪気の居心地が良くなってしまい、体の中に侵入して悪さをすると、
東洋医学では考えられています
風門のツボがある肩甲骨の間、背中の部分を温めたりマッサージなどで刺激すると
ふうじゃが入ってくるのを防げたり
血液の循環が活発になり、背中で温められた温かい血液を体全体に流すことができます。
入浴後、髪を乾かすついでに背中の風門の周囲もドライヤーで温めます。(火傷に気をつけてください)
また、寒気や背中がぞくっとする時は
カイロなどを貼るのもオススメです。
そしてなるべく
ふうじゃに負けないために
肩甲骨周辺が硬くならないようにケアしましょう!
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イライラの原因が〇〇?
甘いものは好きですか?
単に甘いものがすき♡
という方もいると思いますが
ストレスを感じると甘いものを欲してしまう、甘いものがないとイライラしてしまう
という方もいらっしゃるかもしれません。
そして
そもそも、そのイライラしてしまう原因が
「甘いもの」である可能性があります。
糖分は摂取してすぐエネルギーになるため、まずは元気になります。
疲れた時に甘いものを食べたくなるのはこのためです。
しかし、甘いものを食べると急激に血糖値があがります。
血糖値が急上昇すると高血圧・糖尿病などのリスクが高まるので、体は危険を察知します。
そして、上がったものを下げようとします。
その下げようとする際に、インスリンが急速に働き人はイライラを感じたり
血糖値を下げようとするときに脳の代謝がついていけず眠気を感じてしまうそうです。
さらには
糖を分解、代謝するのにはビタミンBが大量に使われるので
ビタミンB群の欠乏によって、疲労感や倦怠感、肩の凝りや口内炎、頭痛、貧血などの症状が引き起こされたり
またビタミンB1が不足状態になると、脳神経がエネルギー不足になり、気持ちが安定しなくなって、興奮したり落ち込んだり、すぐにイラついたり、緊張しやすいなど、メンタルにも影響が…
これを「シュガーハイ」なんて言います。
ちなみに私ももともと甘いもの大好きでした。
シュガーハイのことを知ってから、何となく
砂糖や甘いものを減らしていましたが
今は甘いものをほぼ欲さなくなりました。
そういえば、食後の眠気はなくなり
イライラすることもあまりなくなったかなと思いますが笑
どうしても低血糖で集中力が切れて、ぼーっとする時は「ラムネ」が良いという説も。
ラムネは、脳にとって重要なエネルギーであるブドウ糖(グルコース)が主原料だからです。
(食べ過ぎ注意です)
疲れたら、甘いもの
というのが、何となく文化としてあるような気がしますが
血糖値の急上昇、急降下は
体や心に大きく影響します。
食後に眠気、倦怠感を感じたり
甘いものがないとイライラするという場合は
まずビタミンBをしっかり補給してみてください。
そして疲れやストレスは蓄積する前に…
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