♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【感情】と体の痛み
骨盤と感情の話の続きで
感情は骨盤だけでなく、他の筋肉や臓器にも溜まります。
ネガティブな感情が起こると
東洋医学でいう気(エネルギー)の通り道の経絡がダメージを受け、
その経絡と関係の深い筋肉が収縮、弱化し、体に不調が現れる
と考えられるからです。
また
「筋肉の鎧」という言葉があり
悲しみ、怒りや不安などのネガティブな感情を抑えこもうとした時、筋肉を硬くして感じないようにして、無意識に自分の心を守っているのです。
感情を抑え込むと、一時的に不快な感情を感じにくくして大きく悩まされることはありませんが、
心の深いところで解消されていない感情は残り続けていきます。
この抑圧が続くことで、慢性的に筋緊張が続いて身体症状が生じてきます
・眉間や頭部に力が入り続けることで【頭痛】になる
・歯を食いしばり首、肩、背中に力が入ることで【肩こり】【背部痛】【首の痛み】に
・全身の筋肉が緊張して交感神経が高まることで【動機】【浅い呼吸】【便秘】【下痢】に
など
昨日書いたように感情は心のアラームで
自分を守るために湧いてくるものです。
気持ちや考え方に気づき、同じマインドを巡らせる癖から抜け出せるキッカケになることもあります。
・起きてないことを妄想しすぎていないか
・思い通りにならないことを楽しんでみる
・何かに執着していないか
そして
心が求めていることは
安心・安全です
安心できる時間はどんなときか?
ホッとできる安全な場所はどこか?
そちらに意識を向けることも大切かもしれません。
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感情は「アラーム」
昨日の骨盤と感情の話の続きで
今日は感情について。
私は体のコリの多くは、感情から来ていると思っています。
正確にいうと「感情を抑圧する」ことです。
感情の抑圧 → 心の緊張 → 自律神経が乱れる→ 筋肉の緊張や血管の収縮(りきみ)による血流不足 → コリや痛み
嬉しい、楽しい、わくわく、
落ち込んだり,悲しんだり,腹を立てたり
常に人は様々な気持ちを感じているものです。
何事にもいつも動じずに感情の起伏が少ない人、よく笑ってよく泣く人…
文化差もあると言われ、日本人は欧米圏の人たちと比べ感情をあまり外に出さないと言われます。
日本では何となく幼い頃から「動じない」ことが望ましいされる文化かもしれませんが
ネガティブな感情は大事なことを教えてくれる「アラーム」でもあります。
怒りも不安も憂鬱もあまり長く味わいたい気持ちではないですよね。
だからこそ、「このままではいけない」と行動するための起爆剤になり
「現実」に対して「感情」が動くから、自分にとって適切な行動につながるわけです。
アラームの危険信号としては
- 楽しい休日のはずが、ちっとも楽しくない
- ほんのささいな出来事に怒りが爆発する
- 不安でたまらなくなる
- わけもなく悲しくなる
このような時は心が疲れている時でもあり、
感情を抑圧しているというサインかもしれません。
そんな時は
まず自分の感情をよく知る、気づくことが
第一です。
そして、なぜそう感じるのか、
また名前をつけるというか、語彙を選ぶのも良いと言います。
例えば、寂しいなのか、切ないなのか、ムカつくなのか、激おこなのか(古い笑)...
言葉によって、ニュアンスが変わってきます。
そして「自分はムカついてるな」と認めることです。
言葉にしたり、人に話してみて
よくよく振り返ると
「あの時に言われたあの言葉が嫌だったんだ」と気づき、少し気持ちが落ち着くなんて経験はありませんか。
結局、感情も人と同じで
「無視されるから、ひねくれる」のです。
余談ですが、先日お客様と
「お風呂に入ってたら涙が出てきた」という話になりました。
これは東洋医学で考えると
感情は気(エネルギー)なので
筋肉が緩むと、血や水が流れ、気も流れるということになるからです。
…というわけでは
感情も老廃物も小出しに
定期的にデトックスしましょう◟̆◞̆
【骨盤】と感情・メンタルの関係
昨日の骨盤の話の続きで
骨盤を開いて緩めることは
そんなに簡単なことではない
と書きました。
なぜかと言うと
骨盤はメンタルや感情と関係が深いからです。
まず、骨盤は重心によって後傾・前傾の状態があり
踵(かかと)重心だと、お腹に力が入り
骨盤が後傾気味に
つま先重心だと腰に力が入り、
骨盤は前傾気味になります。
踵重心なのか、つま先重心なのかで
精神状態が見えてくるのです。
気持ちがネガティブで消極的な状態だったり
慎重な人は
重心は自然と踵にかかり、骨盤が後傾しお腹に力が入ります。
気持ちがポジティブで積極的な状態だっり
義務感が強いとき、攻撃的な人や状態だと
重心はつま先にかかり骨盤は自然と前傾します。
ニュートラルな状態は踵のやや前に重心がある状態だといいます。
また
我慢したり、嫌なことを無理してやっていたり
恐怖や恐れを感じ続けると
ストレスが脳に影響を与え自律神経に指令を出し
血管をキューっとしめてしまうそうです。
すると、筋肉が固くなって上手く骨盤が閉じたり開いたり出来なくてなって
全身までギュッと固まる…
そんな悪循環を起こします。
昔から驚き過ぎたときに
「腰を抜かす、腰が抜ける」 と言われますが
驚きや恐れのために立ち上がれなくなる、腰の関節が外れたり、腰の力が無くなって立てなくなるということが昔からあったわけです。
強い精神的ショックを受けると脳がパニック状態になり、神経機能が一時的にマヒを起こし、身体の力が抜けて立っていられなくなるケースが本当にあります。
また、感情の高ぶりによって交感神経が優位に働き、血管が収縮して血流が滞り、酸素が行き届かなくなった筋肉が過剰な緊張状態となり、
身体をうまく動かせなくなることもあります。
逆に【腰を据える】
という言葉は、腰の重心を低くする
という意味と
「落ち着く」
「一つの事に集中して落ち着いて取り組む」
という意味があります。
言い換えると
腰(骨盤)が安定すると、気持ちも安定する
ということです。
情報がない時代なのに昔の人が考えた言葉って、
すごいですよね。
だから、相撲や「道」がつく日本の伝統のスポーツ
は重心を下げるものが多いのかもしれません。
…というわけで
気持ちを落ち着かせたり、どっしり構えるには
骨盤の安定が大切なわけです。
骨盤の安定には腰回りだけでなく
太腿や足、上半身の筋肉をケアすることも重要です。
奏では骨盤周りの筋肉をしっかり緩めていきます。
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季節と【骨盤】春は骨盤の季節
昨日の話から、自然の変化に合わせて
カラダもココロも変化していくなか
骨盤も自然のリズムに合わせ毎日動いています。
たとえば、1日のリズムでは、朝は骨盤が締まることで体が活動モードになりスッキリ目覚め、
夜は骨盤が緩むことで、体も心もリラックスして質の良い睡眠がとれます。
同じように季節でも骨盤は変化をしています。
骨盤は、蝶が舞うように開閉を繰り返しています。
春に開き始める骨盤は、夏にもっともゆるみ、
秋から閉じ始めて冬には固く閉じる
というサイクルをもっています。
「春は骨盤の季節」なんて言われるほどで
ちょうど今頃から冬に閉じていた骨盤が開き始め、
骨盤が開き、緩み始めると、それと連動して全身の関節も緩んできます。
全身が緩むため、この時期は冬の間に溜め込んでいた毒素や水分などを排出する“デトックスモード"になるわけですが
骨盤が歪んでいたり、精神的・肉体的ストレスで骨盤がうまく開かないと、デトックスがスムーズに行われずに、肌荒れやむくみ、不眠、便秘、生理不順、春太りといった不調が起きやすい状態に…
…というわけで
春は
骨盤がきちんと開くかどうか
というのが決め手。
でも仰向けになって足を開いて骨盤を開けば良いとかではなく
実は骨盤がきちんと開くというのは、
そんなに単純なことではないのです。
現代人の生活は春になっても骨盤が開きにくくなりがちで、環境、生活、精神的なことなどにより
力が入ったり、座りっぱなしや運動不足が続いて
春になっても骨盤がしっかり開かない人が
多いといいます。
そして、骨盤がしっかり開き、全身を緩ませるには
前段階として
後頭部、肩甲骨が開く
ということも必須条件になります。
結局のところ
骨盤が緩むから、他の部位も緩むのと同様に
全身は連動しているので
頭や肩甲骨を緩める
ということも大切です。
骨盤周りの筋肉、そして肩甲骨や
頭の緊張も緩めて
「春のカラダとココロ」にしていきましょう◟̆◞̆
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春は【発陳】
まだ寒い日もありますが、日が伸びて
確実に春に向かっています。
東洋医学では、春の数か月を「発生」という意味の「発陳(はっちん)」と呼びます。
もともと春という言葉は 発る・張るから来ているともいわれ、冬に冬眠していたものが、芽を出し活動的になり始める時期です。
昨日の月もそうですが
人間も、動物なので自然の影響を受けていて
春は、良くも悪くも目覚める季節です。
だんだん暖かくなるのにつれて人の体に備わっている陽気も増えてきますが
この陽気がうまく発散されないでいると、神経痛や皮膚病、のぼせる、無気力、不眠などにつながることがあります。
また春は「肝」に影響が出やすいとされています。
「肝」の働きは、西洋医学でいう本来の肝臓の働きの他に、自律神経、目や筋肉、感情や情緒中枢のコントロール機能などのシステム的な部分をいいます。
肝の気は上昇する性質をもっているため、
春の陽気に刺激され肝気がのぼり過ぎる事があります。
いわゆる「気が上る」という状態で
カッカしたり、イライラしたり、のぼせたり
しやすくなるわけです。
また冬のあいだに体中に溜め込んでしまった不要なもの(老廃物や脂肪など)をとにかく一気に解毒しようとしてフル稼働し、カラダも疲弊しやすくなります。
この時期は精神的にも肉体的にものびのびとさせて、
押さえつけたり、締め付けたりしない
ことが大切です。
着る物もゆったりめのもの、ベルトなどを締め過ぎず、
気持ちや感情もおさえつけないことです。
最近、どんな時も
自然にまかせる...
大切な気がしています。
起きる出来事も
体調の変化も
「はからい」であり
その流れにのるというか
ゆだねることが
生きるということなのかもしれません。
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