♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【骨盤】と感情・メンタルの関係
昨日の骨盤の話の続きで
骨盤を開いて緩めることは
そんなに簡単なことではない
と書きました。
なぜかと言うと
骨盤はメンタルや感情と関係が深いからです。
まず、骨盤は重心によって後傾・前傾の状態があり
踵(かかと)重心だと、お腹に力が入り
骨盤が後傾気味に
つま先重心だと腰に力が入り、
骨盤は前傾気味になります。
踵重心なのか、つま先重心なのかで
精神状態が見えてくるのです。
気持ちがネガティブで消極的な状態だったり
慎重な人は
重心は自然と踵にかかり、骨盤が後傾しお腹に力が入ります。
気持ちがポジティブで積極的な状態だっり
義務感が強いとき、攻撃的な人や状態だと
重心はつま先にかかり骨盤は自然と前傾します。
ニュートラルな状態は踵のやや前に重心がある状態だといいます。
また
我慢したり、嫌なことを無理してやっていたり
恐怖や恐れを感じ続けると
ストレスが脳に影響を与え自律神経に指令を出し
血管をキューっとしめてしまうそうです。
すると、筋肉が固くなって上手く骨盤が閉じたり開いたり出来なくてなって
全身までギュッと固まる…
そんな悪循環を起こします。
昔から驚き過ぎたときに
「腰を抜かす、腰が抜ける」 と言われますが
驚きや恐れのために立ち上がれなくなる、腰の関節が外れたり、腰の力が無くなって立てなくなるということが昔からあったわけです。
強い精神的ショックを受けると脳がパニック状態になり、神経機能が一時的にマヒを起こし、身体の力が抜けて立っていられなくなるケースが本当にあります。
また、感情の高ぶりによって交感神経が優位に働き、血管が収縮して血流が滞り、酸素が行き届かなくなった筋肉が過剰な緊張状態となり、
身体をうまく動かせなくなることもあります。
逆に【腰を据える】
という言葉は、腰の重心を低くする
という意味と
「落ち着く」
「一つの事に集中して落ち着いて取り組む」
という意味があります。
言い換えると
腰(骨盤)が安定すると、気持ちも安定する
ということです。
情報がない時代なのに昔の人が考えた言葉って、
すごいですよね。
だから、相撲や「道」がつく日本の伝統のスポーツ
は重心を下げるものが多いのかもしれません。
…というわけで
気持ちを落ち着かせたり、どっしり構えるには
骨盤の安定が大切なわけです。
骨盤の安定には腰回りだけでなく
太腿や足、上半身の筋肉をケアすることも重要です。
奏では骨盤周りの筋肉をしっかり緩めていきます。
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