♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
呼吸には【仙骨】が大事
最近は、ありとあらゆる健康法が世に溢れています。
結局、どれが正しいの?!
私が思うことは、どれが良い悪いではなく
その人に合ったものがある
ということです。
私もホントに色んなことを試してきました。
そんな中で体も心も健康の基本は
やはり「呼吸」だと感じています。
そして意外にも「仙骨」がかなり大事なのでは?と
思っています。
二足歩行になった人間の中心になるのは「骨盤」で
その骨盤の
真ん中にあるのが「仙骨」です
仙骨は体の真ん中に位置するだけあって
この骨の可動が悪くなると
色んな不具合が出てきます。
仙骨は骨盤の中央にある逆三角形の形をした骨のことで、尾骨の上の、手で触ると硬い部分です。
身体の土台の役割のほか、
エネルギーが集中する場所でもあり
ここが、体の中で最も効果的に副交感神経を刺激できる場所と言われます。
仙骨には穴があり、
仙骨から数か所に分かれて出ている自律神経が体中に指令を出してるんだとか。
体が歪んでいたり、精神的に疲れていたりすると
実際に硬くなったり、冷たくなったりします。
またこの仙骨は、呼吸と深い相関関係にあり、呼吸とともに動くらしく、
とはいえ、ハッキリとした動きではなく微細な動きなのですが、とても重要だそうです。
呼吸で仙骨が動くとともに、もうひとつある場所が連動して動きます。
それが 【頸椎】
首の付け根の一番大きく出っ張った骨です。
■吸うときは仙骨が起き上がり、頸椎は後方へ
■吐くときは仙骨が寝ていき、頸椎は前方へ
このシーソーのような絶妙なバランスがあって、深い呼吸がスムーズに行えます。
つまりどちらかが固まってしまってもうまく呼吸ができない、ということになります。
結論は
自律神経を整えるには呼吸が大事であり
その呼吸の質を高めるには
仙骨と首
が重要ということです。
仙骨と首、硬くなっている方が多いです。
奏では仙骨や頸椎を直接圧すのではなく
周辺の筋肉を緩めて可動域をあげ、首や骨盤まわりが楽になるよう施術をしています。
呼吸の浅さ、首こり、腰痛…
ご相談ください◟̆◞̆
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【頭(脳)をスッキリさせる】には
先日秋は不眠になりやすいという話をしましたが
「よく眠れない」
「眠っても寝た気がしない」
「朝起きたら疲れている」...
それは体は休息したつもりでも
神経から休むことができていないかもしれません。
寝て体も脳も休まっていると思いきや、実ははそうではない!?
布団で眠ることで筋肉や内臓などの体は重力から解放され、その意味では体は休まっています。
「休息」とは筋肉などの体を休めることとか気分転換することに感じますが
肉体は脳の支配下にあるので
たっぷりと睡眠時間を取る、じっくりと温泉につかる、好きな映画を見るなどは、
肉体は休まりますが、脳の疲れまでは回復しません。
脳を疲れさせるのは思考
人間は本来「生存する」などの本能で生きていましたが、
知的活動を行う大脳が発達し、時代とともに「理性」を重視して使うようなりました。
それは体の声を聞かず締め切りや目標達成に専念したり「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と頑張り過ぎてしまったり…
もちろん認知したり判断したり社会生活を送るうえで必要なのですが
必要以上に使いすぎているのです。
脳は体が消費するエネルギーの20%も使っていています。
エネルギーを必要以上に消耗させる脳回路"DMN"(デフォルトモードネットワーク)
マイナスな思考を無駄に反芻させたり、過去や未来を嘆いたり…
こうした脳内のエネルギーを消費し続け、毎日の生活に疲労を感じてしまう状態を「モンキーマインド」🐒と言います。
仏教用語の"心猿"から来ていて無数のサルが、常に脳内を走り回ってるような状態です。
そのモンキーマインドにならないためには?
「頭を空っぽにする」こと。
ただこれが簡単にすぐできたら、そもそも思い悩まないと思います。
そこで勧められているのが
「One Thing At A Time」
その瞬間に、ただひとつだけのことをすること
です。
例えば、何かを工作したり、絵を描いたり、料理をしたり、掃除をすることでも…
ランニングやジムでスッキリするという方も実は脳の休息になっています。
いわゆる「無心」になること。
私は字を書いたり、写真を撮ってる時、
施術している時なんかにその状態になります。
先日お客様も「久しぶりに編み物をしたら、何だか
スッキリした」と仰っていましたが
好きなことに没頭したら何だかスッキリした!という経験はあると思います。
子供の時はそれが無意識にできていたのに、だんだんと意識や情報、思考などに煩悩され、大人になるにつれて、それができなくなっています。
考えが浮かぶことは自分でコントロールできませんが、時間とエネルギー無駄使いになり、脳を疲れさせてしまいます。
そんな時はOne Thing At A Time
意識してみてくださいね☺️
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【香り】の不思議なチカラ…嗅覚と脳の関係
昨日はアロマの不眠への効果に少し触れましたが
深堀りしたいと思います。
いわゆる五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が受ける感覚刺激(香り、光や音など)の知覚情報は感覚器からそれぞれ固有な神経伝達路を通って脳に送られますが
中でも嗅覚は匂い物質が鼻腔の奥にある嗅細胞を刺激することで生じ、嗅細胞からの情報は最終的に鼻の真上にある前頭葉の眼窩(がんか)前頭皮質に送られて「匂い(臭い、香り)」として知覚されます。
嗅覚の経路の大きな特徴は、
嗅細胞から眼窩前頭皮質に至る途中で
情動調節に関わる扁桃体や、自律神経やホルモン調節に関わる視床下部を通過することです。
これらの脳の部位は睡眠の調節にも深く関わっていて
睡眠不足や不眠症では扁桃体が過剰に活動して不安感が増したり、交感神経が活発になって心拍や血圧が上がるなどの心身のアンバランスが起こるのです。
そしてもうひとつのポイントは眼窩前頭皮質
ここは匂いを感知、理解するだけでなく、意思決定、報酬や罰の判断(損得勘定)、食欲、学習、記憶などの脳活動に関わっていて
この眼窩前頭皮質が傷つくと、衝動的な行為、ギャンブル、飲酒などの欲求が抑えきれなくなったり
感情や行動面での異常が生じるようになるんだとか。
このように嗅覚の刺激は感情や行動に深く関わる脳部位に直接リンクし、他の感覚刺激にはみられない大きな特徴です。
匂いを嗅いだ瞬間に「記憶」と「好き嫌いや喜怒哀楽の感情」がよみがえるという不思議なメカニズムもあります。
このように匂いと脳が結びつく仕組みは「プルースト効果」と呼ばれて
フランスの古い本の中の「マドレーヌが焼けた匂いとともに昔の記憶が甦る」という一節から名づけられた言葉だそう。
毎日、好きな香りや落ち着く香りを嗅いでいれば…
不眠だけでなく、リラックスしたり
やる気が出たり脳にとって良い効果がたくさん
あるはずです。
私もお香やアロマなどの香りが大好きです。
最近は密かに「せんねん灸」にハマっていて笑
温かいだけでなく、なんか落ち着くな…と思っていたら、お灸のもぐさにはチネオールという物質に鎮痛効果やリラックス効果があるそう。
この時期、金木犀の香りがすると
どこか懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか。
忙しい、ストレスフルな生活の中に
香りを取り入れてみることもオススメです。
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秋に眠りが浅い、不眠になるワケ
寝付きが悪くて、寝てもすぐに目が覚めてしまう、昼間は眠い…
そんな睡眠、不眠のお悩みが急激に増えています。
日照時間が短くなる秋は、体内リズムがくずれ、
夏から残ってしまった疲れもあいまって、不眠の症状で悩まされる人が多くなるといわれています。
日照時間が短くなると光の刺激が減り、脳内の神経伝達物質の一つ、セロトニンの量が減少します。 セロトニンは感情を安定させる働きがありますが、食欲低下、気分が沈む、不眠などにつながり
食欲の秋なのに食欲がない、いつになく物悲しい気分になる、不眠が続くといった症状が出やすくなるのです。
また睡眠に重要な体内時計は
自律神経やホルモン分泌等のリズムを整える体のしくみで、日光等の光の量や日照時間と深くかかわっています。
それは、メラトニンというホルモンが主に体内時計の働きをしていて
このメラトニンが、脳の松果体という部分から分泌され血中濃度が増えると眠くなり、減ると眠気が覚めます。
メラトニンが増えたり減ったりすることで、人の体内時計が構築されますが
実は、このメラトニンは1周期25時間なのです。
え?一日は24時間なのに
メラトニンの周期が25時間であれば、一日1時間のズレが生じて、12日後には昼夜逆転してしまう計算になります。
しかし、健康であれば決してそのようなことはなく、24時間の周期で寝て起きる事が出来ます。
これに、メラトニンのある特性が影響していて
それは「メラトニンと光」の関係です。
メラトニンは、網膜に光が入るとメラトニン分泌が抑制されるという特性があり
つまり、朝起きて日光を浴びる事で、この1時間という誤差を修正しているのです。
この特性を利用した光療法といいものがあります。
高照度光器具を用い、朝5,000~10,000ルクスの光を30分~1時間浴びる治療法で
特に、睡眠リズム障害、時差ボケ、過食、季節性感情障害(冬季うつ病)の治療に使われるそう。
秋になって不眠症があらわれた人にお勧めなのは
朝の散歩🚶♀️です。
理想は2〜30分歩くこと、
無理な場合、曇りであってもなるべく外に出ることを心がけましょう。
以前は当たり前に通勤で朝外を歩いていたのに
在宅が増えて、日の光に浴びなくなる方が増えたので不眠気味の方が増えるのも納得です。
また別の方法として
香り(アロマ)を使うのもオススメです。
アロマには、自律神経の乱れ等による緊張や不安感を解消し、心身をリラックスさせて眠りを誘うことが期待できるといいます。
特に不眠に効果があるのはラベンダー
ラベンダーにはリラックス作用や鎮静作用、抗菌作用やお肌のトラブルなど様々な作用があり
主な成分は「酢酸リナリル」と「リナロール」。
どちらも鎮静作用がありますがその中でもリラックスを促すのが「酢酸リナリル」、不安を和らげてくれるのが「リナロール」と言われています。
実はラベンダーにも、いくつか種類があり
特に安眠効果を期待するなら
「真正ラベンダー」というもの
「酢酸リナリル」が他のラベンダーより多く含まれています。
他のラベンダーにも鎮静作用はありますが
カンファーという駆虫作用のある成分も含まれていてツンとした香りが特徴です。
スッキリさせたい覚醒作用が働く場合があるのです。
毎日の「睡眠」はホントにホントに大事です。
眠りが浅い方の特徴としては、
血流が良くないこと、呼吸が浅いことも共通点です。
眠りの浅さ..もご相談ください。
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謎の体調不良…【ビタミン】が足りない?!
最近、
体力、気力、記憶力、メンタルや肌...
なんだか調子が良くない
もしかしたらビタミンやミネラルの不足ということも考えられます。
特に脳に「ブドウ糖」が必要なことは聞いたことがあるかもしれませんが
他にもタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素は欠かせません。
栄養素が不足すると、脳内の神経伝達物質をうまく作り出すことができなくなり、疲れや集中力の低下などが起きてきます。
ビタミン欠乏症として有名なのは「脚気」で
現代では稀と言われますが
疲労感・倦怠感・抵抗力の低下などのいわゆる不定愁訴が増加しているのは「潜在性ビタミン欠乏」の可能性が考えられているんだとか。
そしてコロナ禍になり
カルシウムの吸収を助けることで知られるビタミンDが慢性的に不足している人が増えていると言われます。
ビタミンDは日光を浴びることにより体内で生成されるのですが、室内にいることが増えて日光を浴びる機会が減っており、ビタミンDが足りない状態になりやすいのです。
ビタミンDが不足すると、筋肉の衰え、骨の軟化、変形などのリスクがあります。
戦後はビタミンD不足でくる病の子供や骨軟化症のが多かったため、ビタミンD豊富なタラの肝臓を絞った【肝油】を子供に飲ませる習慣がありました。
近年になって
このビタミンDは
・免疫力の向上やアレルギー症状を改善する作用
・心や神経のバランスを整える脳内物質セロトニンを調節する作用
があるとわかってきました。
秋が旬のサンマやアジ、サバなどの
マイタケやほしシイタケ、エリンギなどのキノコ類にもビタミンDがたっぷり含まれます。
最近、ご本人は原因のわからない不調や不眠などのご相談が増えています。
栄養素の欠乏やストレス、生活スタイルの変化…
自覚していなかったり気づかない意外なところに原因があったりします。
私が個人的に思うことは、想像以上に栄養素は体調やメンタルに影響するということです。
「原因不明」と言われたとしても、必ずどこかに原因があるはずで、解決策も必ずあるのだと
私は思っています。
秋の気持ちいい陽気、なるべく外に出て日に当たり、美味しいものも沢山の時期なのでバランスの
良い食事、心がけたいですね。
明日からのために体のお疲れは早めにリセットしましょう◟̆◞̆
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