♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 07 / 19 08:24
夏こそ、温める
東洋医学では、体型や歩き方、顔色などから体質を見る方法があります。
特に冷えやすい、冷えにくい体質は見た目や行動にあらわれるといいます。
体質を大きく「陰性体質」「陽性体質」の2つに分け
「陰性体質」は、血の気が少なく、なんとなく元気がなく、体温が低めの傾向があり、低血圧、貧血、アレルギーなどを発症しやすい傾向があります。
「陽性体質」は、血の気が多く、いつもせかせかと気ぜわしく動く傾向があり、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを起こしやすいとされています。
一般的には男性は「陽性」が強く、女性は「陰性」が強いとされますが
現代人は生活習慣から男女問わず冷えている「陰性体質」の人が増えているそうです。
両方に当てはまる人もいて、陰性、陽性にはっきりと分かれるわけではありません。ただ、陰性が強い(冷えている)のか、陽性が強い(暑がり)のかを判断する目安になります。
理想は、陰性でも陽性でもどちらでもない「間性体質」で陰性と陽性のバランスがよく、もっとも病気になりにくい体質と考えられています。
多くは身長も中くらい、体重は太りすぎずやせすぎず、筋肉も適度についている、中肉中背タイプです。
そして冷えやすくても
体内の熱の約40%は筋肉でつくられているので
筋肉をつけて、使えば、全身の血流もよくなります。
また東洋医学では、精神的も不調は“冷え”が招くと考えられています。
体を温めれば心が落ち着いて精神的な不調に陥りにくくなり、体を温めると心身ともによい効果があります。
実は夏こそ、体は冷えます。
なぜなら夏は「体を冷やすための陰性食品」が増え、さらに常に冷房にさらされるためです。
夏こそ、「温める」ということを意識してみることをオススメします。