♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 07 / 07 08:05
【疾病利得】本当は治りたくない…
慢性的な痛みなど
色々な施術や治療をしても、なかなか治らない症状があるとき
楽になりたい、元気になりたいと
頭では治りたいと思っていても
本音の部分=潜在意識では治りたくないという場合があったりします。
こういった場合、認めたくないかもしれませんが
疾病利得(しっぺいりとく)という言葉があり
病気や痛みがあるによって
受ける利益やメリットがあるのです。
長期休業などが一例ですが
もっと深いところに、理由はあります。
子供の頃、風邪をひいたりして休んだりすると
好きなものを食べさせてくれたり、優しくしてくれたり…そんな経験がありませんか?
誰かが心配してくれる、優しくしてくれる、
それを心が求めている
ということです。
続けているうちに
病気や、症状の不調な状態からの抜け出し方がわからなくなってしまって
ココロの奥にある目的を見失ったままの、
治療ジプシーとなってしまう
ということがよくあるそうです。
特に精神的な病の場合が多いようですが
体の痛みの場合、マッサージ依存もこれに当たるような気がします。
また自分が苦しい状態にあることを
敢えて、選択し、続けることで何らかのバランスをとっているということもあり
体が痛むほど頑張っている自分
何かを我慢して耐えている自分
を認めてほしい
そういった心理から痛みや不調が出るということもあるそうです。
こういったケースの場合
最終的に治すのは「自分」でしかありません。
もちろん誰かや外側からの施術が
キッカケになることはありますが
自分の心の奥にある本当の目的は何なのか
に気づく必要があるからです。
人の心と体、とっても奥が深いです。