♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 10 / 22  08:21

不通則痛

不通則痛

 

どこかに原因のわからない痛みを感じるとき「なにか病気じゃないか」と不安になることもあるかと思います。

 

東洋医学には

不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。

 

字のごとく、「通らなければ、痛む」ということです。

 

体には気・血・水が通って(流れて)いますが

 

気とは生命エネルギー、血とは血液、水とは血液以外の体液(リンパ液、唾液、髄液など)

 

これらの流れが詰まったり、滞ることにより「痛み」が生じると捉えます。

 

特に「気」は目に見えませんが

流れが滞ると風船が膨むように、身体の内部でも「張る」という症状がでます。

 

「気が張る」とは緊張するという意味で使われますが、こころや身体を緊張させ続けていることで気が滞り、痛みが起こることもあります。

 

忙しい時期に精神的なプレッシャーを感じ、気が張り、終わった途端に痛みが出るのはよくある話です。

 

緊張を緩め、気を巡らせるのに良いのは「香り」です。
香りは鼻から入り脳へ伝えられ、ストレスを感じる視床下部へ刺激を与えてくれます。

 

アロマやハーブティー、お香など香りをリラックスに活用できるものは色々あります。

 

自然でも流れの悪い川では水が淀んだり

風が吹かなければ空気は巡らないように

 

人も生きている以上流れがうまくいかないと不調を起こしてしまうということなのです。

 

まずは血流、水分、

そして気というエネルギーを巡らせることで

解消することがあるかもしれません。

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