♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 08 / 23 08:42
夏の夜の恐怖【こむら返り】
本のタイトルみたいになっていますが…
最近「夜中に足をつる」というご相談が増えています。
一度は「足がつった」経験があると思いますが、
アレ、辛いんですよね。。
「こむら返り」とも表現されますが、医学的には
筋肉のけいれんの一種です。
筋肉は、脳から発信された連絡が神経を通って伝わることにより収縮しますが、何かの事情で脳からの連絡が筋肉の一部にしか伝わらず、その筋肉だけが過剰に収縮することがあります。
これがふくらはぎ(こむら)にある腓腹(ひふく)筋で起こることが多いため、そう呼ばれます。
こむら返りの起こる原因は、諸説ありますが、一番有力なのは、体液中の「電解質バランスの崩れ」です。
電解質とは、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルのことで、このバランスが崩れると、足がつる現象が起こると言われています。
電解質は神経の伝達と筋肉の収縮を調整をする役割があり夏は、発汗でミネラルが奪われ、その上に暑いと食欲のムラが出やすく、栄養が偏ることによって、ミネラルバランスが崩れるため起こりやすい季節です。
筋肉に必要な物質を届け、老廃物を取り除いているのは血液なので血行が悪くなると、こむら返りは起こりやすくなります。
ミネラル不足に相まってクーラーの冷え、夏は脱水により血液がドロドロになり、血液量も減少することで血行不良になりがちです。
つまり足がつるのを予防するには
・栄養(ミネラル)、適度な水分補給
・血行を良くする
デスクワークの方は想像以上に特に下半身の血行不良になりがちです。
足を攣るということも、体からの何かしらのサインです。
ストレッチや入浴などで血流を良くし
適度な水分補給を心がけましょう。