♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 03 / 01  08:37

【養生】という考え方

 

【養生】(ようじょう)という言葉があります。

 

文字通り生命を養うことですが

 

 

予防は病気にならないために

というどちらかというと守りの姿勢であるのに対して

 

養生は「健康であるために」

と攻めの姿勢いうワケではないけれど

 

〇〇にならないためにと

〇〇になるために

 

と同じことをしていても

ニュアンスが全然変わってきます。

 

例えば

病気にならない為に運動するのと

健康の為に運動するのとでは

 

同じ「運動する」でもモチベーションが変わってくると思うのです。

 

1700年頃に書かれた「養生訓」という本があり

当時のベストセラーだったそうです。

 

この中でまず養生で大事なことは

 

何事もほどほどにと書かれています。

 

食べ過ぎず、働き過ぎず、遊び過ぎず、休み過ぎず、眠り過ぎず、考え過ぎず、悩み過ぎず

 

そして

 

養生の術は先心気を養ふべし

 

と心を整理することが人生で最も大事なことであると何度も書かれていて

 

体の養生のためには、まず心気を養うことが大事だと強く訴えています。

 

 

そして「身体を守って養生するために肝要な一字」として「畏」という字を挙げています。

 

「畏れ(おそれ)」とは、敬い、畏まる(かしこまる)気持ちのことで

 

もうひとつの、おそれ(恐れ)とは全く違った意味です。

 

養生とは広い意味で

「大切にあつかう」「大切におもう」

そんな意味がある気がします。

 

 

自分の体や心を大切にして養生することと

 

モノや人を敬い、畏敬の念を抱くことは

 

イコールなのかもしれません。

 

 

 

何事もほどほどに、

そして心を大切に

 

穏やかな日々を過ごしたいものですね。

 

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