♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
地に足をつける
精神面でしっかりする意味として
「地に足をつける」とよく言われます。
よく聞くのは英語で言われる「グラウンディング」
それはどういうことなのでしょうか。
「地に足がついていない」
もちろん、物理的な体、見た目はちゃんと地の上にいますが、
実は足の裏が地面を感じることができていないことがあります。
そんな時は
身体がいつも重たく感じたり、疲れやすい、耳が詰まる、お腹が張りやすい、のぼせやすい、カッとなりやすいなど…
そして
気持ちがフワフワしたり、ソワソワしたり
不安になったり、焦ったり、落ち着かなかったり…
どんな時に、そうなるかというと
だいたい
意識が「今」にない時です。
頭が思考でいっぱいだったり、心配事や不安なことを考え過ぎている時、足はしっかり地についていません。
逆に「地に足がついている時」
身体だけでなく、安定感のある心になります。
そのためには、まず物理的に足の裏でしっかりと地面を感じる必要があるのです。
地に足がついていない時、
東洋医学でいう「上気(じょうき)」という状態になり、
上半身、特に頭ばかりにエネルギー(気)が行き、
下半身、特に足にエネルギー(気)が行かなくなっています。
🔹気が偏ると上半身に現れる症状
- 頭痛や頭が重たい感じる
- のぼせ、顔や頭ばかりに汗をかく
- 首や肩が緊張する
- ボーっとして集中力がない
- 意欲がなくなる
- ものごとをネガティブに考えてしまう
- 同じことを何度も考えてしまう
🔹気が偏ると下半身に現れる症状
- 便秘や下痢
- 足が冷える
- 歩いている時につまずいたり、足の小指をぶつけたりする
- バランスが悪くなる
- 足に力が入らなくなる
- 下半身がだるい、重い、むくむ
では、足の裏で地面を感じるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは難しいことではなく
足の裏でしっかりと地面を感じて、足全体で自分の体をきちんと支えていると意識するだけです。
立っている時には足の裏で地面を感じるように、足全体で体重を支えているような感じで太ももやふくらはぎを意識します。
- 足の裏は右と左のどちらに体重がかかっているのか?
- つま先とかかとのどちらに体重がかかっているのか?
- 土踏まずの部分は、左右どちらが浮いているのか?
- ふくらはぎは左右どちらが緊張しているか?
- 太ももは左右どちらが緊張しているか?
を感じ、足首やひざをほんの軽く曲げることで地面や体重を感じやすくなります。
そして理論より先に
物理的に「足裏」を地につける状態にすることが大切です。
その為には足の筋肉をしなやかにし、血や水の巡りを良くすること、そして足のアーチをつくることが必要です。
のぼせやすかったり、フワフワする感じかあったり、身体が重い方は
まず足の血流を整え、上半身ばかり流れている気、血、水を下にしっかり流してあげると
落ちつきます。
そんな私も「地に足がついていない時」は
だいたい転びます笑。
先週考え事をしながら歩いていて、派手に転んでしまい…
意識が今にないから気をつけろというサインでした。
体を表す言葉はおもしろいもので実際の体の感覚をうまく表しています。
そして、その体の感覚は心に伝わるということです。
日常生活の中でぜひ、足裏を意識してみると、
足裏が地面に吸い付くような感覚が生まれ、それが「地に足をつける」ということ。
そしてまずは足が疲れている方、巡りが悪い方、ご相談くださいね◟̆◞̆
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