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【冬病夏治】冬の不調は夏に治す

暑い日が続いて、かき氷やアイス、冷たい飲み物ばかり食べてしまいがちですね^^;
東洋医学では、冬病夏治(とうびょうかち)といって、冬に起こりやすい不調や病気を、暑い夏の時期に治すという考え方があります。
例えば、冷え性の他、冬にひどくなる喘息や気管支炎、リウマチ、アレルギー性鼻炎や、冷えが原因の症状(生理痛、不妊、免疫力の低下、花粉症など)
これは冬に不足がちな陽の気が足りないことが原因の一つで、陽気の気を夏にしっかりチャージして冬に悪化する症状を緩和させる、つまり夏の養生によって好転するという考え方があります。
人間は自然と同じく、季節に順応し生きています。
暑い夏の間に陽の気をチャージし、秋冬の寒さに対抗できるように準備します。
夏の自然界にある陽が上昇し、強くなって発散する時期、体の陽気も成長しやすくなるのだそうです。
夏は気温が上昇し、人体の体表にある血管が暑さによって拡張するので、体内の気血は体表へ拡散しやすくなるからです。
その為、体内に滞った冷えや老廃物を排出させる絶好のチャンスです。
体にこもった湿気や熱を適度にとることは必要なのですが、冷たいものを取りすぎてしまったり、クーラー中で過ごすことが多いと、せっかくの夏の陽の気を損なってしまい、それが冬に冷え性や症状として表れてくるのです。
なるべく温かい飲み物や食べ物をとる、日光浴をする、運動や入浴で発汗する機会をつくる等、身体を温めて新陳代謝を良くすることを意識してみてください。
毎年、寒い季節に不調が起きやすい人は春夏の過ごし方を変えると見直してみると良い変化があるかもしれません。
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歯ぎしり、眠りの浅さ、とれない疲れ…の意外な原因

睡眠中の歯ぎしり、寝汗がひどい、悪夢にうなされたり、寝ても疲れが取れない…
それは「夜間低血糖」が原因かもしれません。
まず
炭水化物が多く含まれているお菓子やご飯、パンのような食べ物は血糖値を急上昇させますが
急上昇した血糖値に対して膵臓からインスリンを大量に分泌します。
大量に分泌されたインスリンは血糖値を急降下させ
この血糖値乱高下を「血糖値スパイク」と呼びます。
夜間に急激に低血圧になることを夜間低血糖といい
寝ている間に血糖値が下がると、血糖値を再び上げようとストレスホルモンと言われるアドレナリンやコルチゾールというホルモンが分泌され血糖値が上昇します。
そのため本当なら副交感神経優位である睡眠中に交感神経優位になってしまい、歯ぎしりや食いしばり、悪夢、寝付きが悪い、夜間覚醒の症状が出現するのです。
「夜間低血糖」の可能性チェック
□ 寝汗や歯ぎしり、悪夢を見るなど、睡眠の質が悪い
□ 寝る前に何か食べないと眠れないことがある
□ 午後3~4時ごろにだるさや眠気、集中力の低下を感じる
□ 朝起きたとき、頭痛や肩こり、疲労感などがある
□ わけもなく不安感に襲われるなど、感情の起伏が激しい
血糖値の急上昇&急降下を防ぐには、ご飯やパンなどの糖質を抑え(特に夕食)たんぱく質を増やすのが有効です。
歯ぎしり、食いしばりの原因はストレス!と言われますが、夜間低血糖から起きることはあまり知られてないそうです。
眠りが浅い方、寝ても疲れがとれない方は
食事を見直してみるというのもひとつかもしれません。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku