♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 03 / 26  07:55

【晴れの日の頭痛】と【雨の日の頭痛】

 

暦の七十二候では3/26あたりから

桜始開(さくらはじめてひらく)」といい


読んで字のごとく、桜の花が咲くころ

 

私も開花宣言の日に、桜を見に行きました。

 

 

気持ち良く晴れる日は気持ち良い春ですが

普段健康な人も、体調不良や特に「頭痛」のお悩みが増えてきます。

 

雨の日は頭が痛いのはよく聞きますが

実は晴れの日に頭痛が出るという体質もあります。

 

雨の日の頭痛は

水の巡りが悪い「痰湿(たんしつ)体質」の方がなりやすいとされます。

 

胃腸が弱ったり、水分や冷たい物の食べ過ぎなどで、からだに余分な水分(痰湿)が生じている状態で

 

はネバネバした性質、湿は重くじっとりした性質なので、それが体の中にもある状態と考えると

頭痛が起きるのも何となくわかります。

 

逆に

晴れの日の頭痛は

熱がこもったり、上昇しやすい人、

 

一概には言えないですが「肝」が弱っている人が出やすいとされます。

 

イライラしたり、カッカしたり、テンションが上がりすぎると体内の陽の気が上昇しますが

晴れていて外の陽気も上昇すると、つられて上昇しすぎて頭痛が出たりします。

 

特にストレスで噛み締め癖があると、晴れの日に頭痛を誘発しやすくなります。

 

同時に目の充血や、便秘、体の火照り感なども起きる場合も

 

天気の影響で頭痛が出るときは

耳を軽く引っ張ったりクルクル回すことで

内耳のリンパの流れが良くなり痛みが緩和する場合があります。

 

 

 

ちなみに私は

雨の日の翌日に一気に晴れた時に体が重だるくなりますが

同じような方がいらっしゃるかもしれません。

 

また春は、それに相まって

寒暖差、環境の変化が大きく自律神経が大きく乱れます。

 

どちらにせよ頭痛が出やすい時は

 

疲れが溜まっている

血流や水の流れが滞っている

睡眠がたりない

胃腸が疲れている

 

そんなサインでもあります。

 

急激な寒暖差と

落ち着かない世の中の動きも相まって、心身ともに疲れがちですが

 

桜が美しい春を心地良く過ごすために

天気とも上手に付き合っていきたいですね。

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2022 / 03 / 25  08:54

【ホメオスタスシス】のはなし

 

 

桜が開花したと思ったら、雪が降ったり、また暖かくなったり

 

気温の変化に対応するのに大変💦

 

このように寒暖差も激しい春は、体や心に想像以上に多大なストレスが加わり、さまざまな不調につながります。

 

そんなとかこそ知っておきたいのが
「ホメオスタシス」です。

 

ホメオスタシスhomeostasis)とは、簡単にいうと

生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことで「恒常性」とも呼ばれます。

 

変化を拒むので、一見、邪魔な存在な気がしますが健康的に生きていく上でとても重要な働きをしています。

 

気温や気圧など、場所・時間によってさまざまに変化する体外環境は私たちの体の細胞レベルにまで及びます。

 

でも、体には、体外環境が変化しても体内の環境を一定に保とうとするしくみがあります。
それが「ホメオスタシス」

 

例えば、
暑い時は、体温を下げるために汗をかきます。
寒い時は、体温を上げるために体を震えさせます。

 

他にも

 ・身体のなかに細菌などの異物がない状態を保つ

・軽いけがや風邪も時間が経てば健康な状態に戻る

・塩分濃度や血糖値など、体液の組成を一定に保つ

・体内の水分量を一定に保つ

・ダイエットしても体重は一気には減らない

 

つまり気象の変化や周りの環境に自分の体を適応させ、安定した状態を保つため、体には生まれ持った防御機能が備わっています。

 

ホメオスタシスは「自律神経」「内分泌」「免疫」3つの機能のバランスによって成り立っています。

 

しかし、ストレスにさらされ続けると、ホメオスタシスには過度な負荷がかかります。


すると、3つの相互作用が崩れてバランスを失い、さまざまな病気や体の変調を生んでしまいます。

 

そして、ホメオスタスシスは体だけでなく

心(心理的)にも働きます。

 

今のライフスタイルや環境をなるべく維持しよう」という心理です。

 

頭では変わりたい、考え方を変えたい、性格を変えようなんて思っていても

 

無意識の部分では変わらないように拒みます。

 

脳は、自分の生命維持をはかるために、「今のままの状態を維持すること」を最優先にするからです。

 

人には「コンフォートゾーン」というのがあり

直訳すると「快適な領域」です。

 

ここにいれば安心だと思える場所、つまり慣れた環境なので

 

自分のコンフォートゾーンである慣れた環境を出ようとすると、ホメオスタシスが「本当にここから出て良いの?」と止めに入ってくるという仕組みになっています。

 

人は基本的に「変わりたくない」と思う生き物て

どんな人にも、このホメオスタシスは働いています。

 

体のホメオスタスシスは

自然の流れに沿って働いているので、あまり逆らず

 

疲れているなら休む、眠いなら寝る、

食べたいなら食べる

 

など正直になった方がよいです。

 

 

心理的なものに関しては

 

まず、「本当に変わりたい、変えたいのかどうか」

 

本当に変わりたいのであれば

 

よく「環境や付き合う人を変えよ」と言われます。

 

あくまで私の考え方ですが

周りの環境や人(の性格など)は自分の意思では

変えられないので

 

嫌なら自分が変わるか、環境を離れるか、

人から離れるしかありません。

 

環境や周りの人は関係なく

自分自身を変えたいときは

 

言葉を変えること

 

かなと思います。

 

「変わりたいのに変われない」

「体が心についていかない」

「頑張りたいのにやる気がでない」

 

そう思った時、それは怠けているからでも

才能がないからでもなく、

 

ホメオスタシスが現状維持しようと頑張っているせいなのです。

 

そして、気温差が激しいときは

まずは「体を整える」ことも大切なことです。

 

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2022 / 03 / 24  08:16

【身体知】

 

あまり聞き慣れない言葉ですが

身体知という言葉があります。

 

一言で言うなら 

 

身体で覚える、身体でわかる、

 

そんなニュアンスでしょうか。

 

 

楽器を弾いたり、キーボードを打ったり

自転車に乗るのも、「身体が覚えている」からできることで

 

 

私がやっていることも

何千回と人の圧して身体が感覚として覚えたものです。

 

 

例えば

音楽を聴いたとき、直感で心地よいと感じたり

美しいものを見たとき、瞬時に美しいと思えたり、

美味しいと感じる感覚も身体知です。

 

頭で考えるより

身体がメッセージとして教えてくれることってたくさんあります。

 

慌ただしい日常の中でふと気がつくと、「考えること」中心になって

「感じること」や「味わうこと」がおざなりになりがちですが、

 

無意識、非言語、本能、直感といった

「身体知」はとても大切な人間の力です。

 

 

何かを聞いたり、見たり、触れた時、

自分になにが起こるのか

 

それは心地よい感覚なのか、幸せなのか

心地悪いのか、不快なのか

 

どんな場所で、どんな人といることが

心が安心するのか

本当の答えを身体はちゃんと知っています。

 

 

身体のそういう感覚って

とても大切な「鍵」なんだと思います。

 

その感覚を高めるためには

五感で感じることを大切にすること。

今感ている感情を、ありのまま感じること。

 

文字通り「身体を知る」ことで

身体が健康になって

心も穏やかになれるかもしれません。

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2022 / 03 / 23  07:53

あらゆる不調の原因【カメ首】とは…?

 

顔のむくみ、頭痛、肩こり、首こり、自律神経の乱れ

 

これらの原因はひとつではありませんが

】が関係していることが多いです。

 

パソコンやスマホの長時間使用などで

肩が前方に丸まった姿勢、いわゆる巻き肩が慢性化すると、背中が丸まるだけでなく、首が前に突き出て短く埋もれて見えます

 

🐢のようなので「カメ首」なんて言われます。

 

亀のように縮こまった姿勢で画面をのぞき込み続けると、背中は丸まり首が前に出てきてしまい

首と肩甲骨をつなぐ『肩甲挙筋(けんこうきょきん)』や首の後ろから背中にかけて肩甲骨を覆う『僧帽筋(そうぼうきん)』などが硬直し

痛みが出たり、自律神経を乱します。

 

そして

血流が悪い体が冷え、むくみやすく、太りやすい状態にも

 

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カメ首解消には首だけでなく

鎖骨周りや肩甲骨周りをほぐすことも重要になります。

 

特に丸まった背中は呼吸が浅くなるので

息苦しさを感じたり、メンタル面の不調が出やすい場合は鎖骨をほぐして、胸を開くと、呼吸がしやすくなります。

 

慢性化する前に

カメ首予防、解消したいものですね。

 

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2022 / 03 / 22  07:45

アーユルヴェーダ的に考える【春の浄化】

 

今日はアーユルヴェーダの観点から春の過ごし方について。

 

アーユルヴェーダは体を構成する基本組織を

ドーシャ」といい


人間のみならず動物や物質、時間など全てのものに存在すると考えられています。

 

ドーシャには
ヴァータ」、「ピッタ」、「カパ」の3種類があり、これらを「トリドーシャ」と呼びます。

そしてトリドーシャのバランスが崩れることで病気になると考え、バランスが整っていれば
健康ということを根本理論としています。

 

🔹春は増加に注意

春は、一年のうちでカパが優勢になる季節です。

冬の間に蓄積したカパドーシャが溶けだし体内の通路を詰まらせて、心身の重さ、だるさ、ぼんやり、消化力減退、口内のネバネバ感、眠気、鼻詰まり、かゆみなどの不快感が現れます。

 

カパを例えるなら「春のぬかるんだ雨上がりの土」

重さと湿り気でダルさやむくみが出るイメージです。

 

でも、良い面もあり

心身をどっしりしっかりと安定させ、体力や忍耐力、精神力に影響します。

 

足りなくなると、足元がふわふわしたり、地に足がつかず、体も心も安定しなくなります。

 

カパの性質は

冷・油・重・安定

 

なので

 

温・乾・軽・動

 

などの反対の性質がバランスよくさせてくれます。

 

冷やさない(温める)

・食べ過ぎず、水分を取り過ぎない

・特に、乳製品や脂っこいものは控える

・早く起きて、軽く身体を動かす

 

またカパを鎮静させるのは

 

辛味・苦味・渋味

 

のある食べ物といわれています。

 

蕗のとう、春菊やブロッコリーなど

旬の春野菜は、苦味・渋味をもったものが多いので

積極的に取り入れましょう。

 

 

温かくなって、出かけたくなる、何か新しいことを始めたくなるはずなのに...

 

動きたくない、やる気が起きない、気持ちが塞いだりボーっとしたり

 

くしゃみ、鼻詰まり、目や鼻、耳のかゆみなど花粉症の症状に悩まされたり、消化に時間がかかる、お腹が空いた感じがしない、スッキリしない、ずーっと寝ていたい

 

このようなどんよりした春の症状はカパが増えすぎているからかもしれません。

 

でも、、

春の様々な症状は、カパが排泄されるための

いわば浄化反応なので

 

むやみに止めようとしないこと

 

なのです。

 

食事、運動、温めるなどで

バランスを整えましょう。

 

体に溜まった重た〜いものを排出するには

筋肉を緩め

血流を促すことも、とても大切です。

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