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肩こり・頭痛・不安感…実は猫背が原因かもしれません

現代人の約8割が抱えているといわれる「猫背姿勢」…🐈
もはや当たり前になりつつありますが、猫背を放置すると、嚙み合わせの変化による顎関節症や頭痛、肩こり・腰痛といった痛みに加え、イライラや不安、めまいといった不定愁訴の原因にもなります。
逆に言えば、こうした不調がなかなか改善しないのは、猫背が原因かもしれないのです。
猫背は、正式には「上位交差症候群」と呼ばれます。
これは、緊張で縮んだ筋肉(硬化)と、反対に伸びきった筋肉(弱化)が交差して現れることから名付けられました。
筋肉は、主動筋(動きのメインとなる筋肉)が収縮し続けると、拮抗筋(逆の動きを担う筋肉)は伸びたままの状態になります。
例えば、肩を丸めて前屈みの姿勢で長時間パソコン作業をすると、胸の筋肉は硬化し、その拮抗筋である背中の筋肉は弱化してしまうのです。
この「硬化と弱化」のアンバランスが続くほど、姿勢の悪化は加速していきます。
改善には、まず硬化した筋肉の柔軟性を回復させることが重要です。
しかし、たとえストレッチで一時的に柔軟性を取り戻しても、スマホやパソコンを長時間見る生活が続けば、その効果を持続させるのは難しいのが現実です。
そこで必要になるのが「硬化した筋肉を緩めること」と「弱化した筋肉を強化すること」の両立です。
猫背改善のために大切なのは、
• 胸部のストレッチ
• 鎖骨周辺のマッサージ
• 僧帽筋上部・首周辺のストレッチ
• 広背筋の強化
• 肩甲骨周辺のストレッチ
• 顎を首元に引き寄せる動き
といったケアです。
おすすめのセルフケアとしては、
1. 膝を立てて仰向けになる。
2. バスタオルを筒状に丸めて肩甲骨の下に置き、両手をバンザイして胸をストレッチ。
3. 顎を喉に引きつけながら、腕の重みに任せて30〜60秒キープ(腰が床から浮かないよう、お腹に力を入れる)。
これを3セット繰り返します。
なお、猫背改善では胸まわりは「鍛える」のではなく「ほぐす(緩める)」ことが大切で、鍛えるべきは背中(背面)です。
ただし、肩甲骨は常に柔軟性を保つことが重要になります。
健康のためと思って行っている筋トレが、実は姿勢を悪くしているケースもあるのです。
「姿勢が変わると人生が変わる」と言われますが、大げさではないかもしれません。
猫背、ぜひ改善していきたいものですね。
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