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夏の夜の【こむら返り】なぜ?

最近「寝ているときに足をつる」という声をよく耳にします。
なぜ夏の寝ているときに起こりやすいのでしょうか?
「こむらがえり」はふくらはぎを指しますが、実際には筋肉がつる現象は身体のどこにでも起こります。太ももや足の裏、指がつることもありますよね。
この“つる”という現象は、筋肉の「伸びる・縮む」のバランスが崩れ、筋肉が過剰に収縮したまま戻らなくなり、痛みを伴う状態です。
まず、日中も夜間も、汗によって体内の水分が失われやすく、脱水に近い状態になると、体内のミネラルバランスが乱れやすくなります。
また、寝ていると脈拍や血流が低下しやすく、血液を通じて運ばれるミネラルのバランスも崩れがちに。
筋肉の伸び縮みには、特にカルシウムやカリウムなどのミネラルが関与しています。
こうしたバランスが乱れている状態で、寝返りなどで急に筋肉に力が入ると、うまく伸び縮みできず、筋肉が縮んだまま戻らなくなって「つる」ことになるのです。
ただでさえ寝ているときは血流が落ちがちですが、エアコンなどで身体を冷やしすぎると血管が収縮し、さらに血流が悪化して、つりやすい状況になってしまいます。
冷え以外にも、もともと血流が低下しやすい体質の方は、やはりつりやすくなります。
「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎは、血流を促すポンプのような役割を担っています。そのため、血流の影響を受けやすく、こむらがえりとして症状が出やすいのです。
夏の夜につりやすいのも、暑さで布団をはいだり、冷房で身体が冷えすぎてしまうことで血管が収縮するのが一因です。
予防としては、足元だけレッグウォーマーを使う、寝る前に水分補給(できればミネラルを含んだもの)をするなどがおすすめです。
また日頃から足をほぐして、硬くならないようにしておくことも大切です。
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