♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
5月は【心】を大切に
5月になりました。
まだ春というイメージですが
5/6の立夏以後は暦では「夏」になります。
立夏の頃は気温が高くても湿度が低く、とても過ごしやすい時期とされますが
東洋医学では夏という季節は五臓六腑の「心」に対応しているので立夏以降は「心」の養生を特に大事しましょうと考えます。
ここでの心はココロではなく、もっと広い意味で
シンと読み
心は「君主の官(くんしゅのかん)」と呼ばれ、生命活動の中心を担う最も大切な臓器の一つとされています。
西洋医学でいう心臓の循環機能をさすだけでなく、全身の臓腑機能の原動力とみなします。
また、脳の機能は心に所属し、精神活動や自律神経系の働きも担っていると考えるので
心の機能が低下すると、全身の臓腑に影響を与えるだけでなく、精神的な不安などにもつながります。
「心」を大切にするとは、ある意味、常に「平常心」を保つことです。
一般的に平常心と言えば何事にも心が動じない、
揺れ動かないことのように捉えますが
禅での平常心是道[びょうじょうしんこれどう]という言葉は
何ものにも囚われず、自分のこころに素直であれ、ということを表しています。
うれしいときには、うれしい、悲しいときは、悲しい。
無理をせず、繕わず、自分のこころを真正面から受け止める。それが本当の「平常心」とされます。
喜怒哀楽があって、一喜一憂、悩んだり苦しんだり、泣いたり笑ったりしながら心は揺れ動くのが常です。
つまり、日常の心のあり方がそのまま悟りであり
落ち込んでもいい、泣いてもいい
ということです。
気持ちや感情に蓋をしたり、見ないようにするのではなく、
その揺れ動く感情や心に向き合い
その都度、乗り越えて成長していく
それが平常心なのかもしれません。
話がだいぶそれましたが、5月は色んな意味で「心」
を大切にしてあげてくださいね◟̆◞̆
今月もよろしくお願い致します🤲