♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
腰痛の原因のひとつは【肋骨】
年末は腰痛のご相談がとても増えます。
もちろん大掃除や座りっぱなしの物理的な筋肉の疲労は関係あるにしても
腰痛の80%以上が原因不明といわれます。
いやいや、どっかに原因はあるでしょ?
と思いますが
原因不明というよりは、
全く別のところに原因がある場合がほとんどです。
実は腰痛は
「肋骨の硬さ」が原因になっている説があります。
🔹肋骨がかたくなると、なぜ腰に痛みが出るのか?
心臓や肺などの臓器を取り囲む肋骨は、
本来、呼吸をするために縮んだり膨らんだりする柔軟性を持っています。
運動不足やストレス、姿勢の悪さなどにより、多くの人は肋骨を動かすための筋肉が硬くなっています。
肋骨が硬いと
呼吸が浅くなり、新鮮な空気を十分に取り込めなくなると自律神経が乱れ、血流が滞ります。すると全身の細胞が酸欠状態(=隠れ酸欠状態)になり、痛みを生み出す物質が放出されます。
肋骨と腰は背骨を通してつながっているので、
背中から腰にかけて血行が悪くなり、疲労が回復しづらくなったり、
さらに酸欠状態が続くと脳に備わっている痛みを和らげる機能が弱まり、痛みが強くなるという悪循環になります。
もっとも簡単なのは深呼吸です。
仰向けに寝てリラックスした状態で、ゆっくり大きく深呼吸を繰り返すだけでも効果があります。
息を吸うときに胸や肋骨を大きくふくらませ、吐く時にしっかり吐ききる、ということをゆっくり大きく繰り返します。
また呼吸に大きく関係する
外肋間筋がほぐれると呼吸が楽に行えるようになり、肺が広がりやすくなります。
すると多くの酸素を取り込むことができ、
リラックスモードである副交感神経を働かせることができます。
外肋間筋付近、
つまり胸に近い、鎖骨辺りを緩めることが大切になります。
奏ではこの辺りも仰向けでしっかり指圧し
さらに脇腹辺りもストレッチで伸ばし
「呼吸を深くできる」ように意識した施術をしています。
普段全く気にも止めない「肋骨」
とても大事な部位です。
寒い年末になりそうです。
皆様、腰痛に気をつけてお過ごしください◟̆◞̆
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