♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【ストレートネック】硬いのは喉の筋肉?
ストレートネックで首こりのご相談は増えていますが、
硬くなる筋肉のひとつは思っているよりも
首の前の方の筋肉(喉の近く)だったりします。
ストレートネックの方のほとんどが
硬くなっているのは喉の近く筋肉=胸鎖乳突筋で
耳の後ろから鎖骨の方までつながり、首を支える重要な筋肉です。
人の体には本来の「正常な状態」というのがあり
その状態を無意識に維持しようとします。
首が前に倒れた前傾姿勢が続くと、
胸鎖乳突筋が縮み、硬くなります。
この時に体は危機を感じ前傾状態を「正常に戻す力=首を後ろに戻す力」が生じます。
すると首を前に引っ張る力と、後ろに戻そうとする力で「つな引き」が行われます。
こうして両方の力がかかって、首が疲労し、硬くなり痛みが出たりします。
また、胸鎖乳突筋は脳神経の一つの迷走神経(胃や腸など、多くの内蔵の働きを司るもの)やリラックスしたときに働く自律神経・副交感神経と強いつながりがあるため
硬くなれば、緊張状態(交感神経過多)になり心にも影響が出るわけです。
胸鎖乳突筋をほぐすセルフケアとしては
首の前側の喉の近くの筋肉の押して痛みがある部分や硬くなっている所をつまむようにしてポイントを探していきます。
ポイントに当たると頭や耳の周りまでジーンと響く感じがでるので、そこをやさしくほぐしていきます。
つまんで軽く揺らしたり、つまんだまま頭を前後左右に動かしてあげると効果的です。
お客様によく言われるのが
マッサージに行くと首が辛いと言ってもサッと終わってしまったり、むしろやってもらえない場合もあるということ。
施術者からすると確かに首は大切な神経がたくさんあって、デリケートな部位なので、
ゴリゴリしすぎるのは危険であり、細かいポイントを的確に刺激していくことが安全な方法だとされます。
奏では横向きの施術を行なっているため
前側の筋肉も私自身が圧しやすい角度で圧すことができ、強い圧でグリグリせず、持続圧でじっくり圧しています。
首はうつ伏せ、横向き、仰向け…色々な角度からアプローチします。
首コリ、首の疲れ…ご相談ください。
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