♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 09 / 20 09:07
【暑さ寒さも彼岸まで】本当の意味
春分・秋分の日に前後3日をあわせた7日間を「お彼岸」とするので、今日が彼岸入りになります。
お彼岸とはもともと仏教由来の言葉です。
彼岸とは「かの岸」という意味で、向こう岸のこと
で
彼岸に対して「此岸(しがん)」は
こちらの岸という意味です。
大きな川を挟んで、自分のいる岸辺を此岸、
反対側の向こう岸を彼岸というのです。
生きている「此岸(しがん・この世)」から、悟りの境地「彼岸(ひがん)」に到達するためには、修業が必要で、修行で乗り越えるべき煩悩と迷いを川に喩え、川のこちら側が「この世」、向こう岸は「悟りの境地」というわけです。
真東から登った太陽が真西にしずみ、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」には「彼岸」と「此岸」が通じやすくなると考えられ
だからお彼岸には、お墓参りや供え物をして、ご先祖様に感謝の思いを伝えるようになりました。
暑さ寒さも彼岸まで
には、春分の日や秋分の日を過ぎると、これまで暑かった夏や寒かった冬も過ごしやすい気候になるという意味の他に
辛いことや厳しい状況も時期がくれば
やがては終わりが訪れる
という意味もあるそうです。
季節の変わり目、
せっかくの連休ですが台風とともに体調や心も乱れやすい頃かもしれません。
どうかご自愛のもとお過ごしください。