♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 02 / 28  07:59

姿勢を変える、気持ちが変わる

 

「姿勢」

 

という言葉には体の格好のほかにも

心の持ち方といった意味も含まれます。  

 

姿勢は体だけでなく、心にも大きく影響します。

 

まず

猫背と自律神経には密接な関係があります。

背骨の隙間からは全身をコントロールする大事な神経が通っていて、

背中が丸まった状態になると、背骨が圧迫されるため、自律神経に悪影響を与えていることになります。

 

猫背になると代謝も悪くなったり、

脳へのダメージも大きく

 

猫背になると脳への血流量が30%減少してしまうと言います。

 

 

脳は常に多くのエネルギーを血液から取りこんでいますが、姿勢が悪い状態でいるとこの血液量が減って、脳に必要なエネルギーが不足することになり、

 

思考力・集中力・注意力・記憶力など、脳の機能性が低下していきます。

 

背筋を伸ばしているかどうかだけで

脳の覚醒の度合い、処理能力が違ってきます。

 

背筋を伸ばすと、脳が覚醒し、情報処理に必要な短期的な記憶力などが高まるそうです。

 

背筋を伸ばしたことで抗重力筋が働き、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されるからです。

 

逆に、椅子の背に深くもたれかかったり、ダラんとすると、抗重力筋の働きが弱まるため、覚醒水準は下がり、脳は休息モードに入ります。

 

また姿勢は思考パターンとも関係し

簡単にいうと

下を向けば内向き思考に、上を向けば外向き思考になります。

 

視線を下げたときは、脳内でデフォルトモード・ネットワークが働き

デフォルトモード・ネットワークは、ぼんやりしているときに活動する脳のネットワークで、これが働いているときはひらめきも起こりやすくなるといいます。

 

 

 

動きがこころを作る

 

そんな言葉があります。

 

そして

 

こころが姿勢を決めることもあれば

姿勢がこころをコントロールしてしまうこともあります。

 

 

背筋を伸ばして、目線を上げてみると

気持ちも変わるかもしれません。

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