♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 07 / 04  08:36

肩こり、姿勢、呼吸に大切な「前鋸筋」とは

 

デスクワークや長時間同じ姿勢を続けると

姿勢は丸くなり、いわゆる猫背巻き肩になります。

 

すると、肩こりや首こり、呼吸の浅さなどにつながるわけですが

 

正しい姿勢や呼吸に重要なのが

前鋸筋(ぜんきょきん)」という脇の下の脇腹の筋肉です。

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あまり耳にしないですが

手をあげたり、回す時「脇の下あたりが痛い」「ひっかかる感じがする」場合は

前鋸筋が硬くなっているかもしれません。

 

🔹前鋸筋の働き

胸郭と呼ばれる胸椎と胸骨、肋骨で構成される部分と肩甲骨をつなぐ重要な筋肉で

肩甲骨の動き」に作用します。

 

どんな人が硬くなるかと言うと、

デスクワークや車の運転の長い人です。

 

ずっとある角度で手を前にしていることによって、前鋸筋がずっと縮んだ状態になります。

するとだんだん硬くなり、肩甲骨を外に引っ張る力が加わり、肩甲骨が外に開き、背中の筋肉も引っ張られ、肩、背中のハリが出て肩甲骨の可動性も悪くなります。

 

また、呼吸をする際の補助的役割もしているので、この前鋸筋が硬くなると深く呼吸が出来ずに、息が詰まるような感覚、「呼吸がしにくい」という症状

が出てきます。

 

 

前鋸筋が緩むことによって

  • 巻き肩
  • 猫背
  • 肩こり
  • 呼吸の浅さ

が改善されます。

 

 

前鋸筋はストレッチや

前鋸筋周辺の筋肉を指圧で緩めることができますが

 

セルフケアでは

「脇をさすり、回す」方法が有効です。

 

・脇の下を摩擦で熱くなるくらい

さすった後、触りながら腕を前後に各5回ずつ回す

 

だけ!

 

です。

 

 

何故、さすって肩を回すだけで緩むのか?

人間には「体性感覚」という

皮膚の感覚と、筋肉・腱・関節の感覚があります。

 

皮膚の感覚には、触っている感覚や熱の感覚(熱い、冷たいなど)痛みの感覚などがあり、筋肉・腱・関節の感覚には、手足や身体の位置・運動・抵抗・痛みや物の重量などの感覚があります。

 

体性感覚は、皮膚が伸ばされたり、筋肉が緊張したり緩んだりする際に、その状態を感知して脳に伝えてくれます。

 

「さする」と、この「体性感覚」を利用でき、摩擦で熱くなるまでさすると、そこに感覚ができ、無意識に筋肉使えるようになるそうです。

 

その状態て肩を回すことで、「前鋸筋を使いながら肩を動かす」という事を身体に覚えさせることができます。

 

なので

脇の下をたまにさすってあげてみてくださいね。

 

 

奏では指圧のコースにストレッチが含まれています。グイッとストレッチ伸ばされたい方はお待ちしています◟̆◞̆ 

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