♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
すべては陰と陽
陰と陽。
「万物は全て陰と陽の二つのエネルギーで構成されている」という思想である陰陽説。
とてもシンプルかつ奥の深いこの理念は、東洋医学や多くの食事療法や伝統医学の基礎となっています。
陰陽の考え方は漢方や鍼灸でも基本となり、
心や体の働きも陰陽で表現します。
例えば、体の「エネルギーや気」は陽。物質的な栄養である「血液や体液」は陰とし、この陰と陽が偏らず、バランスがとれた状態が「健康」です。
なんらかの原因で陰陽のバランスが偏りすぎたときが病気の状態です。
つま陰陽どちらかが強くなったり、逆に弱くなったりするとバランスが崩れて、病気になるという考え方です。
陰の性質
陰の性質はより物質的で、固まるエネルギーであり、よりゆっくりしていて、より冷たい性質があります。
陽の性質
陽の性質は、非物質的で、より動きのあるエネルギーで、より速く、より温かい性質があります。
自然でいうと
暗闇や夜、冬は陰、
昼間や夏、日差しは陽。
人間の体では、
細胞や組織、内蔵は陰、
エネルギーや生命力は陽にあたります。
さらに内臓は陰で
筋肉は陽、
これをバランスとして捉えると『筋肉がしなやか人は、内臓も元気である』と言えます。
そして気の流れでいうと
陽気が不足すると、冷えがひどくなります。それを改善するには、体を温めること。
陰気が不足するとほてりやのどの渇きが起こります。それには熱をさますこと。
陰陽を理解すれば
心や体のバランスが保てるのですが
何が陰で、何が陽なのか?
ということです。
陰陽説はシーソーをイメージすると
わかりやすく
片方(陽極)に座っていたら
シーソーを水平にするには、もう片方(陰極)にも座る必要があります。
よく見る
このマークは陰陽を表すのですが、
白と黒の共存と交わりを表現していますが
表があれば裏があり、光があれば影もある。
どちらもあってバランスがとれる
言い換えると
すべてはどちらが良い、悪いの「善悪」ではないということです。
そして
陰徳陽報「陰徳転じて陽報を聞く」
という言葉があります。
「陰徳」とは目に見えない徳、
つまり人には見えない努力
「陽報」とは、誰かに評価されることや、結果がでること、報われることを意味します。
「陰徳」を積み重ねていくことによって、「陽報」がやってきて、形ある成果となる。
ということです。
まだ成果が出なくてもコツコツ地味に積み重ねたことは、必ず報われます。
陰陽のバランス
意識してみると心も身体もバランスがとれて元気になれるかもしれません☺️
ご予約はこちらから💁♀️🔻
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku