♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
深く呼吸をすること
呼吸が浅いとか深いとか、
普段あまり意識をしないかもしれません。
でも疲れやすかったり、やる気が出なかったり、集中力がなかったり…
もしかしたら、その原因は「浅い呼吸」にあるかもしれません。
深い呼吸ができること…
語呂合わせはでなく
息(いき)をすることは
生きる(いきる)ことの一部です。
身体は生きるために必要なエネルギーを取り出すために酸素を取り入れ、燃えかすとなった二酸化炭素をはき出すために呼吸をします。
1回の呼吸で400~500mリットルの空気を吸い、1日に約3万回も呼吸をしています。
口や鼻から入った空気は、気管を通って肺に入り、このとき肺の中では、一瞬で空気の中の酸素を血液の中に取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を出しています。
だから空気の良いところにいることはとても大事なのですね。
なぜ酸素が必要?
細胞内にあるミトコンドリアで酸素とブドウ糖が結びついて、生命活動のエネルギー(ATP)を作り出します。
酸素やブドウ糖が足りないとエネルギーを作り出せないので呼吸が浅いと疲れやすいということに繋がります。
また、脳は他の臓器と比べて10倍もの酸素が必要とするため
呼吸が浅いと脳へ十分な酸素が行かず、頭がボーとしたり、眠くなったりします。
そして自律神経が乱れて緊張状態が続くために不安や焦りを感じるようになります。
つまり
呼吸が浅い状態が続く
→酸素やエネルギーが不足→
倦怠感・頭痛・不眠・食欲不振→
自律神経のが乱れる→
血流が悪くなり免疫力や白血球の働きが低下
→病気になりやすい
鼻呼吸&口呼吸
基本呼吸は吐くときは口で吐き、吸うときは鼻で吸います。
意識して呼吸をする時は、必ず息を吐く方から始めてください。息を吐かないと新しい空気ははいりません。
腹式呼吸&胸式呼吸
・腹式呼吸
普段の呼吸は自律神経が支配していますが、吐く息に重点を置き、副交感神経を刺激することで深いリラックス効果などが得られます。
ヨガ、瞑想などや声楽の肺活量を増やす目的で使います。
・胸式呼吸
胸式では息を吸う時に意識して交感神経の方を刺激します。交感神経は活動を促進させるので、体や頭を目覚めさせたり、エネルギーの消費活発にします。
交感神経が働き出し代謝を高めるので、ピラスティスでよく用いられます。
リラックスする為には【腹式呼吸】
腹式呼吸の方法
① 背筋を伸ばしリラックスした姿勢になる。
*肩甲骨を引き下ろすように首を伸ばすと背筋が伸び、腹筋は引き締まります。
*また、アゴを軽く引いて、胸はそらし過ぎないようにしましょう。
②息を口からお腹をへこませるようにゆっくりと吐き切る。
③ 吐き切ったら、ゆっくりと鼻から 無理にお腹を膨らませずに吸います。
寝付きの悪い人へのお薦め呼吸法
6秒吐く ⇨ 1秒止める ⇨ 6秒吸う ⇨ 1秒止める 繰り返し
ゆっくりとした深呼吸を3~5分続る。特に吐くときに意識を集中。
筋肉と呼吸
また背中や肩甲骨、鎖骨、横隔膜付近の筋肉が硬くなっていると呼吸する時に動く筋肉の可動域が少ないため、呼吸が浅くなります。
逆に深い呼吸による効果は、酸素が脳に行く量が増えるだけではなく、呼吸を支える筋肉がよく動くことにより、身体の柔軟性もあがります。
また心の状態も呼吸に影響し、
人は心身がリラックスし気持ちが落ち着いている時は、自然と深い呼吸をしています。
反対に落ち着きがない時、感情が乱れた時、呼吸が浅く短くなります。
つまり、呼吸は心と身体を繋ぐものなのです。
酸素が必要になるとあくびをする、身体が固くなると伸びをしたくなる、という呼吸は身体の自然な働きです。
イメージも大事
朝や何か気持ちを切り替えて始める時には「元気が出る」って思いながら呼吸したり、
また、眠る時には大好きなことや幸せなことをイメージして呼吸をしたりすることも効果的です★
また、筋肉は、息を吸った時に固くなり、息を吐いた時に柔らかくなる性質を持っているので、マッサージを受ける時も呼吸を深くすることを意識すると
緩み具合が変わるかもしれません◟̆◞̆
私はなるべくお客様の呼吸に合わせるように意識をして指圧をしています。
施術者と受ける側の呼吸が合うことで
お互いの緊張がほぐれ、無理に力を込めなくても心地良い圧になります。
一生し続ける呼吸。
たかが呼吸、されど呼吸です。
皆さんも少し呼吸を意識してみてくださいね♪
腹式呼吸がよくわからない方はやり方をお伝えしますので聞いてみてください★