♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
体の声を聞く

日本人は、責任感が強く、真面目で勤勉な人が多く、限界を超えるまで頑張ってしまう傾向があるといいます。
そのため、自分が疲れていることにすら気づけない…という人も少なくありません。
だからこそ、「体の声を聞く」ことはとても大切なのかもしれません。
では、「体の声」とは何でしょうか?
体の感覚には、手足の動きなどを感じ取る「運動感覚」のほかに、
「内臓感覚(内部感覚)」と呼ばれる感覚があります。
この内部感覚があることで、私たちは体が発するSOSのサインをキャッチすることができます。
一方、目・耳・鼻などの「外部感覚(五感)」は、外の世界を認識するための感覚で、
危険を察知するためにも必要なものなので、どうしても意識が向きやすくなっています。
内部感覚には、血圧の変化を感じ取る「圧受容器」や、体の傾きを感知する「三半規管」などが含まれ、
重苦しさ・胸苦しさ・息苦しさといった身体的な違和感として現れることもあれば、
ソワソワする、ドキドキするといった、なんとなくの感情的な感覚として感じられることもあります。
いわゆる「第六感」と呼ばれる直感は、この内部感覚に関係しているとも言われています。
しかし、外部感覚は刺激が強く、内部感覚に意識を向けようとするときの妨げになってしまうことがあります。
中でも「視覚」は、特に多くの情報を取り込む感覚です。
実際、人の認知に影響を与える情報の約80%が視覚から得ているとも言われています。
現代社会は視覚からの情報があふれていて、
そのせいで、体が発している大切なメッセージに気づく余裕がないのです。
つまり、私たちは「体の声」を受け取れなくなっているのです。
だからこそ、少し視覚情報を遮断して、
意識的に「内側の感覚」に注意を向けてみましょう。
食生活、睡眠、運動、精神状態…
本当に自分の体が欲しているものは何か?
いまの自分に本当に必要なことは何か?
そして、不調を感じたときは、
「なぜこの症状が出ているのだろう?」と
自分の体にそっと問いかけてみてください。
きっと、答えは自分の中にあります。
ご予約はこちらから⬇️