♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 04 / 15  07:58

がんばる筋となまけ筋

コロナ禍あるある…

☑︎テレワークによるおこもり生活で体型が変わってしまった

☑︎上半身は細いのに下半身が太い

☑︎筋トレやストレッチをしているのに凝ってしまう

 

それは「筋肉のバランスが整っていない」からかもしれません。

 

どういうことかというと...

 

🔹筋肉は縮む働きと緩む働きがあります

日常の動きのクセや姿勢の悪さなどが原因で体がゆがむと、かかる負荷が集中して

 

常に縮みっぱなしの筋肉=「がんばり筋」と

逆に負荷がかからずゆるみっぱなしの筋肉=

なまけ筋」

が発生するんです。

 

腰や肩、首、前ももなどの「がんばり筋」は硬く、張りやすく、血流が悪くてこりがちになります。

 

逆にお尻や背中、下腹などのなまけ筋はエネルギーが代謝されず、脂肪がつきやすくなってしまします。

いくらなまけ筋を鍛えようと運動をしても、代わりにがんばり筋ばかりが働いてしまい、なまけ筋はいつも緩みっぱなしに

 

もう少し深く肩凝りや痛みのメカニズムを考えてみると「肩こり」の場合

"肩の筋肉が固まって起きる"と感じていると思いますが

解剖学的にいえば、

首から肩の裏側にある"僧帽筋"に凝りや痛みを感じるので、私たちは無意識に首や肩の裏側をもむわけです。

 

でも実は肩こりの大きな原因である

前かがみ状態が続くと、前側にある大胸筋が縮んだまま、裏側にある僧帽筋は伸びたままの状態になります。

 

僧帽筋はもとに戻ろうとして張力がかかり続けることになり

大胸筋は縮こまっているので、やはり力が入っています。

このように、裏と表でどちらも力が入っているから凝るのです。

 

 

この状態で

裏側の僧帽筋だけをマッサージしたり、ストレッチしてもバランスは整わず

 

整えるなら表側も対象にしなければいけないのです。

 

例えば

自己流スクワットなどで前ももは効いても

効いてほしいお尻は怠けているので

結果、お尻はやせず、ムキッとした筋肉になってしまったり

 

つまり

 

がんばり筋はほぐし、

なまけ筋を叩き起こして鍛えることで

 

ゆがみがリセットされ

姿勢がよくなり、肩こりや腰痛の改善、

さらに基礎代謝のアップにもつながるので、やせやすくなるんだとか!

 

ちなみに、筋肉の表と裏の関係は他にも

・もも前 ⇔ もも後ろ

・もも外 ⇔ もも内

・腹筋  ⇔ 背筋

・胸   ⇔ 背中

・力こぶ ⇔ 二の腕

など

 

まず「がんばり筋」をほぐす要となるのが呼吸。

呼吸が浅くなると、横隔膜や骨盤、体幹のインナーマッスルがなまけ筋になってしまうので、まずは深い呼吸が大切です。

 

  • 脚を軽く開き、姿勢を正す。
  • 肩甲骨を下げてアゴを引き、肋骨に手をあてたら、ゆっくりと5秒かけて鼻から息を吸って。
  • 口から8秒かけてゆっくりと息を吐く。吐ききったらまた①に戻って10回行う。

 

そしてほぐすべき筋肉は「モモ裏」=ハムストリングス

 

🍀骨盤が後傾していることで硬くなった裏ももをほぐすセルフケアA60E0553-4B8F-4DBA-83A5-707BA45660FD.jpeg

  • 仰向けに寝る。このとき、腰と床の間に手のひら1枚分くらいのスペースを作る。
  • 鼻から息を吸って肋骨を広げ、吐いて締める。
  • 両手で左もも裏を支え、左足を上げる。
  • かかとを天井に蹴り出すように、ヒザを伸ばす。これを10秒キープ×3回。
  • 反対側も同様に行う。

 

 

肩こりの場合は

大胸筋をほぐすことが大切

詳しくはhttps://izumi-kanade.com/info/3595565

 

 

筋肉も表裏一体なのですね。

 

まずは自分のがんばり筋とさぼり筋は

どこなのかを知り、バランスよくほぐしてあげることで、コリ解消、ダイエットにもつながるかもしれません。

 

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