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体が硬い、柔らかいの違い
体が柔らかい人、硬い人…
個人差がかなりありますが、
やはりしなやかで柔らかい体だと
健康や美容面にもメリットがあります。
🔹体が硬いのはなぜ?
体が硬いのは「関節が硬い」と思う方もいるかもしれませんが、
体が硬いとは関節の可動域が少ないことを意味し、関節の可動域が少ないのは、骨と骨を結んでいる筋肉が緊張していて、ゆるみにくいためです。
また、筋肉が伸び縮みする弾力性が少なくなっているためでもあります。
そして体が硬いのは
「生まれつき」ではなく赤ちゃんの頃は誰でも柔らかく、
成長する過程で、関節の可動域をあまり使わない生活をしたり、骨の成長の早さに筋肉の成長が追い付かない時期があったり、精神的にも緊張しやすい状態が続くなどして、徐々に筋肉が固くなっていくのです。
筋肉が硬くなるのは、大きく2つの理由があります。
①ストレッチやマッサージをしないで筋肉を使い続けた結果、筋肉が硬くなってしまうケース。
これは、運動をされている方に多く見られます。
②逆に体を使わなすぎて筋肉が伸びるような動作をしないために筋肉が縮んでしまうケース。
こちらは、運動不足や高齢の方に多く見られます。
でも実はどんな人でも、筋肉を柔らかくすることで、本来の可動域を取り戻していくことができると言われています。
🔹「柔らかいモノは壊れにくい」
ガラスなど硬いモノは少しの衝撃でカンタンに割れたりしますが、ゴムやボールなど柔らかいモノは割れたり切れたりしにくく、衝撃を吸収して弾みます。
これは筋肉も同じで、硬い筋肉は割れたり切れたりしやすく、柔らかい筋肉はそうなりにくいのも事実です。
🔹「痛いマッサージやストレッチは逆効果」
マッサージやストレッチをするときの負荷のかけ方(伸ばし方)には
「痛ければ痛いほど効く」と思われている方もいますが、痛いと体が緊張するため筋肉が硬くなり、実は逆効果です。
硬い筋肉のままムリをするとケガにもつながり、マッサージやストレッチをするときはリラックスしているほうがいいのです。
ポイントは
「イタ気持ちいい」程度にとどめておくこと。
体が柔らかいと、怪我をしにくくなったり、ストレスが溜まりにくくなったりと良い効果がたくさんあります。
中でも柔らかくしておきたい筋肉は
太腿の裏=ハムストリングスです。
ハムストリングは、膝を曲げて股関節を伸ばす動作で使われますが、負担が多く固まりやく、固まると腰回りの筋肉が引っ張られてしまい腰痛の原因につながります。
また骨盤ともつながっているので、固まってしまうと骨盤を後ろに引っ張ってしまい、姿勢が後傾になりやすくなってしまいます。
ハムストリングをほぐしてあげることで骨盤が正しい位置へと改善してくれる効果が期待でき
血行改善につながり老廃物や二酸化炭素が体外に排出されデトックスもされます。
さらには!
人間の身体の中で筋肉量が多い箇所なので、動かすときには、多くのエネルギーが消費され、自然と「基礎代謝が向上する」というメリットがあります。
ハムストリングとストレッチに関しては
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関節が固いと感じる方も、柔軟性は取り戻せます。
少しずつこわばった筋肉をほぐしてあげましょう。
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