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ファイトケミカルとは?
ポリフェノールやカロテン、イソフラボン…
いわゆる「体に良いもの」って難しい名前のものが色々ありますね…
これらを総称したものを
「ファイトケミカル」
といいます。
ファイトケミカルっていったい何?
「ファイトケミカル(phytochemical)」
は野菜や果物に含まれ、体によい効果をもたらす機能性成分の総称。
ギリシャ語で「植物」の意味を持つ「ファイト(phyto)」と英語の「ケミカル(chemical)」を合わせた造語です。
ファイトケミカルとは、そもそも植物自身が、外界のダメージから身を守るために植物が自ら作り出す成分で
人間を含む動物は作れません。
強い紫外線を浴びたときに発生する「活性酸素を中和」する作用、
種子を酸化から守る「抗酸化作用」害虫から身を守る「抗菌作用」などがあります。
ファイトケミカルの主な効果
1.抗酸化作用
2.デトックス作用
3.血管の老化予防
4.免疫力を高める
5.骨の老化予防
6.目の老化予防
7.脳の活性化
たくさん良い効果がありますが、
結局ファイトケミカルはなぜ身体に良い効果をもたらすのでしょうか?
それは活性酸素と深い関係があります。
「ファイトケミカル」を摂取すると活性酸素から身を守る働きが強くなり、
身体の抗酸化力・免疫力アップにつながります。
どうして活性酸素から身を守る必要があるかは
活性酸素は身体における老化を早めたり、肌のしみを増やしたり、悪性腫瘍(癌)、生活習慣病などと密接な因果関係があるといわれているのです。
酸化についてはこちらで
https://izumi-kanade.com/info/2547423
摂取のポイント
食べ方のポイント
1.5色をバランスよく!
1回の食事で色を揃えるのが難しければ、まずは、1日の食事の中で揃えるように考えてみましょう。色々な種類の色(食品)を摂るように意識することで、自然と栄養素をまんべんなく摂ることができます。
2.1日5~6品の野菜料理を取り入れる
1日の野菜摂取量の目標は350g。
目安としては、小鉢やサラダ皿で毎食1~2品。
野菜の多くは水分が多いため、生よりも加熱したほうがカサが減りたくさん食べることができます。
3.旬の果物を食べる
果物には「フィトケミカル」以外にも、食物繊維やカリウム、ビタミンCが豊富。生活習慣病予防のためにも、適量を毎日摂りたいところです。1日200g、片方の手の平に乗る程度(りんごなら1/2個、桃なら1個、キウイフルーツなら2個)。
皮や種の周りに栄養が豊富なものが多いため、りんごやすももなど普段は皮をむくことが多い果物も、皮ごと食べるのが○
ファイトケミカルは体をつくったりエネルギーになる栄養素とはちょっと違う機能性成分です。
病気を予防したり、体の調子を整える働きを持ち、
人間を車にたとえるなら、ボディやタイヤを作るのがタンパク質やカルシウム。エネルギー、つまりガソリンの役目を果たすのが脂質や炭水化物。
そして、こうした栄養を体内で消費するときには排気ガスやごみにあたるものが発生します。
それが老廃物=老化を進める原因。
簡単に言うと
これらをきれいにしてくれるのがファイトケミカルです。
よく「野菜の皮に栄養がある」といいますが
ファイトケミカルはまさに野菜の皮や種など「普段捨てちゃう」ところにたくさん含まれています。
健康=食べ物
野菜が足りていないと感じる方は
意識してとってみると良いかもしれません◟̆◞̆