♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
聴覚過敏⑤【原因その4】
聴覚過敏の原因というか
HSPの特徴のひとつが聴覚過敏だったりします。
ある芸人さんが、自分はHSPです。と言ったこともあってHSPって割と最近よく聞くようになりましたが
「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で
外界の刺激や体内の刺激にきわめて敏感に反応してしまう気質を指します。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であり
統計的には人口の15%~20%。5人に1人だとされています。
他の人が感じないほどの些細な刺激でも神経がたかぶる傾向があり、神経系の興奮が長引き、疲れやすく
「周囲の些細な変化に気づきやすい」「小さな刺激に敏感に反応する」「情報を深く処理する傾向がある」などが特性です。
簡単にいうと人よりも感度の高いアンテナを常に張っている状態
でプラスに働くこともありますが
普段から無意識に周りの刺激をアンテナのように拾い集めているため、人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれたりと、エネルギーを大きく消耗してしまいます。
そのため一人で過ごす時間を好み、空想力や直感力が豊かですが
逆に新しい刺激を好み、人との関わりを求めて疲れすぎてしまう人もいます。
このようにHSPの特性を備えつつ、刺激を求めて行動する人をHSS(High Sensation Seeking)型HSPなどと区別する場合もあります。
自分が好きなことにはとことん熱中して
そういう時は疲れないみたいな特性もある気がします。
HSPなのに、概念すら知らない
という方も結構多くて、生きづらさを感じる方も
多いそうです。
どんなケースでも少数派というのは
やはり社会で居心地が良くなかったりするので
まずはその特性を理解したうえで、HSPなりの生き方を選択することも大切だと感じます。
そもそも感じていた刺激量にかなりの差があったことを知り、
自分が変だとか、感覚がおかしい、
人より劣っている、人と違うと自分を責めるのではなく
自分の特性がどんなことに向いているのか、
何が人よりできるのか、など考え方を変えていくことで格段に楽になることもあります。
・人混みを避ける
・ひとりの時間を確保する
・刺激はほどほどに
・情報を入れすぎない
・感情やストレスの発散できることを知っておく
自分と違うことを否定するのではなく
みんな違って、それはどれが良い悪いではなく
特性です。
だんだんと、「違いを認め合う」そんな世の中に
なっていけばいいななんて思うこの頃です。
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