♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
病気や不調の本当の原因は…
大きな病気からちょっとした不調…人それぞれ、何かしらかるかもしれませんが
中医学で考える様々な病気の原因は
内なる原因「内因」だとされます。
晴れの日や雨の日、風の日や空気がカラッと乾燥した日など毎日変わるお天気のように、
自分のカラダの内側の心(感情)も、楽しかったり悲しかったり、寂しかったり、怒ったり、怖かったり、驚いたりと日々刻々と変わっていますが、当たり前なことなのです。
楽しいことがあれば喜んだり笑ったりするし、悲しいと泣いたり落ち込んだり、腹を立てると大声で怒ったりするのは普通のことで、お天気の変化と同じです。
でもその感情を出さないように自分の中で納得したりコントロールして日々過ごしています。
中医学では、コントロールの限界を超えるほどの感情になったときに、カラダにも影響を及ぼしさまざまな不調や病症になると考えます。
病気の内なる原因とは、自分の感情が異常な状態になったときに病が起こると考えらています。
よく「病は気から」と言いますが
気持ちが落ち込んだりクヨクヨしていると元気がなくなり、病気になるよというような、わりと軽い感覚で使いますが、実はそれぞれの感情と五臓はとても密接に影響し合っていると昔から知られていたのですね。
「怒り」は肝の気を上げ、「喜び」は心気を緩め、「思い」は脾気を結び、「悲憂」は肺気を消し、「恐驚」は腎気を下げ、それぞれの臓を傷め働きを弱めます。
こういった内側にある感情の変化は日照りが何日も続く干ばつや逆に雨が降り続く大雨洪水、台風や竜巻などと同じように、大きくなり過ぎたり長く続き過ぎた時に病を引き起こします。
養生法は、・許す・受け入れる・拘らない・手放す
こと、そして、
「執着」が四苦八苦の元とも言われます。
執着は目標達成や向上心には必要ですが、過ぎると邪気に変わります。
しんどい時は、凝り固まった考えから少し何かを緩めて手放してみる…
簡単にできれば苦労はしないのですが
何事もネガティブに捉えたり、批判したり不満や不足を感じたり、嫉妬心を持ち続けているといずれ自分のカラダに跳ね返ってきます。
やはり、日々穏やかに過ごすことが何よりもの健康法だと思うのです。
なるべく、定期的に疲れを癒しストレスを溜めないようにして、穏やかな気持ちでお過ごしたいものですね。