♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
自律神経を乱れさせないためには…
自分の意思とは無関係に24時間働き続け、生命活動を維持してくれるのは「自律神経」です。
血液循環や呼吸、消化、免疫、排泄、体温調節、生殖など、様々な生命維持活動の調整を行ってくれる大切な存在です。
主に交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は逆に休ませる役割を持ち、状況に応じてそれぞれが働くことで、自律神経は私たちの身体を常にベストな状態にしようとしています。
例えば暑い時に汗をかいて体温を下げる、食事をした時に食べ物を消化するといったことも、この自律神経の働きの一つです。
この自律神経の働きが乱れると、様々な症状や不調が現れてきます。
自律神経の乱れによる症状
・身体的な症状
身体がだるい、眠れない、発汗、ほてり、動悸(どうき)、息切れ、めまい、頭痛、食欲不振、下痢、便秘など
・精神的な症状
イライラ、不安、やる気がでない、パニックになりやすいなど
自律神経が乱れる原因は
- 睡眠不足
- 不規則な生活
- 偏った食事
- 音や温度、気圧などの外的なもの
- 人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的なストレス
- 過労
- ホルモンバランスの乱れ(更年期など)
- 疾患によるもの
そして、「したい」ことを我慢しているというのも
自律神経の乱れになります。
というのは自分の「したい」は「したい」ことではなく「しなければならない」ではないか?
ということです。
「しなければならない」ことをし続けていると、あたかもそれが自分の「したい」ことと勘違いしてしまうことがあります。
例えば、頭では「したい」と思っているのですが、体はボロボロの状態で疲れ切っていると
これは、「しなければならない」ことを「したい」ことと勘違いしていたりします。
もしかしたら、「休みたい」が本当にしたいことかもしれません。
本当に求めていることは自律神経がしたいことで、それをすることで自律神経は活性化するらしいのです。
でも忙しいとやることが多すぎて、複雑すぎると脳と体がいっぱいいっぱいになって、自律神経がパンクしてしまいます。
パンクしてしまった自律神経には
何をしたらいいのかより、何をやめたらいいのか、が先です。
しんどいこと、嫌いなこと、やりたくないこと
やめられることは一つ一つやめてみる。
生活をシンプルにして、脳と体が落ち着くことだけにして
次は少しずつ、やりたいこと、好きなことを増やしていく…
勇気がいりますが、何かをプラスすることより
「やめること」
大切かもしれません。
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