♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 12 / 23 08:08
扶正袪邪
最近、漢方にお世話になっていて、
色々と調べていくうちに、奥の深さを感じ、
とても興味深くなっています。
東洋医学の思想に
扶正袪邪(ふせいきょじゃ)という言葉があります。
扶正袪邪とは
人間がそもそも持っている「正気(せいき)」=「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」を助け、
「邪気(じゃき)」= 人間の体に害を及ぼすもの、悪いものを取り除くことをいいます。
※扶=助ける/力をかす
※邪=正しくないこと/道に外れていること
つまり人間がそもそも持っている
「正気(せいき)」や
「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」を助ける事が病気を治す第一義であり、
その次に邪気(じゃき)つまりは人間の体に害を及ぼすもの、悪いものを取り除くこと
という思想です。
自然治癒力を養うには、身体や心の声をよく聴き、自然の法則に沿った生活をすること、
そして生活の中の不自然を取り払うことに尽きる
と言われています。
現代の生活は、便利ではありますが
昔と比べて少し「不自然」なことが多いのです。
また感情(怒、喜、思、悲、憂、驚、恐)が強すぎたり長引くと、精神的なストレスとなり不調を引き起こすので、
これも【邪】となり得ます。
怒りが湧いてきたり、悲しくて涙が出るのは身体の自然な反応ですが、
いつまでもそこに居ないこと
何かに失敗したり、出来事に対して後悔することがあったとしても、一旦感情を受け止めて受け流す
ことも訓練です。
目に見えて変わる事よりも
コツコツ何気ない日常生活に予防というものを散りいれていく、
その事をやり続けることことも大切なことかもしれません。
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