♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 11 / 21  07:42

雨の日の体の変化

雨の日の体の変化

 

比較的天気が良かった今月、久しぶりの雨で

やたら眠い、頭が重いなどで駆け込む方が多かった週末でした。

 

この時期、体がやけに重ダルかったり、何となく体調がすぐれなかったり

 

季節の変わり目によく起こることではありますが

ただの疲労とは違い、自律神経が大きく関わっている場合が多いです。

 

自律神経は意識していなくても体の調節をしてくれる神経で、活動的な交感神経と休養するための副交感神経

 が相互にバランス良く働くことで、動いたり休んだりとうまく体をコントロールしてくれています。

 

この自律神経の働きは晴れたり雨が降ったりといった天気の変化にも対応しますが、この中で気圧と湿度の変化は特に自律神経に影響を与えます。

 

気圧が下がると起きている時でも体を休ませる副交感神経の方が優位に働いてしまうため、雨や曇りの日に体の重だるさを感じやすいのです。

 

さらに気圧の低下は体内でヒスタミン(発赤・かゆみ・浮腫・痛みや気管支収縮などのアレルギー症状を起こす原因物質)も増やし、これが気持ちを高ぶらせる交感神経を刺激してしまうため、体に痛みやかゆみなどを感じたり

血行不良や疲労物質がたまりやすくもなってしまいます。

 

ちなみに天気によって体調が左右されやすい人と

そうでない人がいます。

 

関係しているのは耳の内耳にある気圧を感知するセンサーで、感度は人それぞれ違いますが感度が高い人ほど気圧の変化に敏感で、症状が出やすくなると考えます。

 

内耳のセンサーが敏感な人というのは

一概には言えませんが、考えられるのは、耳の血行不良であったり、神経伝達がうまく作用していないということです。

 

その多くに「スマホ首」とも呼ばれるストレートネックの人が挙げられます。

背中が丸く、首と肩が前に突き出している姿勢によって首こり・肩こりが悪化し、内耳の血行が滞ってしまうそうです。

 

また気圧に敏感になるのは日々の疲れやストレスが抜けていない証拠でもあります。

 

やはり食事、睡眠などの規則正しい生活は大切ですが、意識してできることは呼吸です。

 

呼吸は、いわば意志と自律神経をつなぐものだといわれ
深呼吸をすると、乱れた自律神経のバランスをある程度整えることができます。

 

そして、気圧によって頭痛が出る人は

症状が出る前に耳の血行を良くすることをオススメします。

 

耳マッサージや耳を温める耳温熱などを試してみて、自分に合ったものを取り入れるのがよいでしょう。

 

天気、気圧、季節

上手に付き合っていきたいですね。

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