♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【ストレートネック】の意外な原因
「ストレートネック」
近年まで「肩こり」などと一緒に考えられていましたが、肩こりだけでなく首こりや頭痛、眼精疲労、めまい、吐き気、そして時には顎関節症や側弯症などを引き起こす、可能性があるストレートネック。
実はストレートネックの人は急激に増えていとその原因の1つがスマートフォンの使い過ぎと言われています。
ストレートネックで姿勢が悪くなると首の筋肉の影響が、筋膜で一続きである頭皮やおでこにも生じ、なんとおでこのシワにまで発展するこも。
スマホを持つ手は体の前方下方向にあるため、それを見るために自然と頭部は肩口よりも前に突き出ます。それが首へのダメージとなり、様々なトラブルに発展します。
本来、首の骨は重たい頭部の衝撃を吸収するために緩やかに前弯のカーブを描いています。頭部の重さはボーリングの球ほどの重量があるので、頭が前に突き出ると頸椎の前弯カーブが損なわれ、頸部がストレートになります。これがストレートネック。
重い頭部が前方に突き出しているときに起こる症状
• 肩こり
• 首こり
• 頭痛
• めまい
などの原因となっています。
そして血液が流れる血管は首の骨の穴を通るのですが、この穴は首の骨が軽く曲がることを前提として一直線になっているので、首の骨が一直線になると血管はまっすぐでなくなるので脳は常に血液不足の状態になるのです。
ストレートネックで血液が不足すると
血液が運ぶのは、
• 栄養
• 酸素
• 熱
などで老廃物も押し流します。
血液の流れがスムーズでなければ、栄養や酸素が不足し様々な弊害が現れます。
肩こりや首こりはもちろん、
• イライラしやすい
• 不眠
• うつ症状
血液の流れを悪くさせているストレートネックになる姿勢を改善しない限り血液の流れは悪化します。
ストレートネックの隠れた原因は姿勢以外にある
スマホが原因でストレートネックになっているとは言ってもならない人もいます。
その差は何なのでしょう。
その答えは
胃腸などの消化器にあります。
実は消化器系が弱っている人は猫背になりやすく、結果としてストレートネックになりやすい状態なのです。
下痢をしやすく腹痛などの症状に襲われやすい人は猫背であることがほとんどだそうです。
胃腸が弱っているという状態は胃腸が冷えている状態なので、身体はお腹の熱を逃がすまいと身体を丸める習性があるからです。また多い冷たい飲み物の飲み過ぎなど身体を冷やし過ぎていることが内臓の不調を招きます。
結果として猫背のなで肩で、首が前に突き出した姿勢になりやすくなるのです。
そこにスマホなどのストレートネックを助長する生活習慣が加えられることでストレートネックの症状は悪化します。
ストレートネックを改善するには
ストレートネックを改善するには姿勢を正すことと、まず胃腸の弱りを改善することも重要です。
胃腸が弱っている人は、胃腸が下がりやすいので内臓が下に降りて胃下垂となります。
そんな人は股関節の血管が圧迫されやすいので、足が浮腫みやすいのも特徴です。
胃腸を弱らせる要因は、
• 消化不良
• 食べすぎ
• 冷え
などになります。
消化不良の原因は早食いでよく噛まない人に多く見られます。
顎周りに脂肪がつきやすかったり口があまり開かなかったりする人は、意識して噛むことが大切です。
食べる量もありますが寝る前の食事も要注意です。
胃腸の強さが問題であっても消化力には時間帯も関係します。
寝る3時間前には食事を終えて、腹八分目にするというのは胃腸の健康を守るために大切なのです。
日常で気をつけることは
・パソコンの時には画面から顔を離すのこと
・座るときには椅子に深く座って背もたれにくっつきます。
・肘も前に出過ぎないように意識することで顔が前に出にくくなります。
・スマホをする時はなるべくうつむかないようにします。
時代が便利になればなるほど起こる身体の不調…
小さなことの積み重ねが大きな痛みや病気を招くことも、そして逆に小さな心がけが、それを防ぐこともできます。