♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
脳のオーバーワークに注意
体が疲れているわけではないのに
うっかりミスが増えた、名前が思い出せない
予定どおりに物事が運ばず、いつもバタバタ追い立てられている…
これは脳が疲れているかもしれません。
「もの忘れ」は老化と思われがちですが
実はここ10年ほど、30代、40代にも増えているそうです。
「若年性認知症では?」と心配にもなりますが
もの忘れの原因は脳の疲れ=「脳疲労」によって、脳の情報処理能力が落ちてしまっているからなのです。
脳疲労チェックリスト
よく知っているはずの人なのに、名前がすぐ出てこないことがある
☑︎何かを取りに来たのに「あれ? 何を取りに来たんだっけ?」ということがある
☑︎予定していた約束を忘れていたり、ダブルブッキングをしてしまったりする
☑︎3簡単な計算を間違えたり、漢字を思い出せなかったりする
☑︎からだのケアやおしゃれが面倒に感じてしまうことがある
一般的に「もの忘れ」は脳の「記憶」に関する機能が落ちている状態で「記憶」は3段階のシステム構成になっていて、まずは見たこと聞いたこと、経験したことをインプットして覚える「記銘」段階があります。
次は、覚えた情報を仕分けしてストックしておく「保持」段階がありそして、そこから必要な情報を取り出す「検索・取り出し」段階があります。
老化による認知症はそもそも第1段階が機能しなくなりますが
それに対して若い人の「もの忘れ」は認知症とは異なり、3段階目の「検索・取り出し」の機能が落ちていることだとされます。
「検索・取り出し」の機能が落ちるのか。それは、脳に入れる情報が多すぎて、脳が過労=オーバーワークになっているからです。
脳のオーバーワークを引き起こす原因のひとつは「マルチタスク」です。
実は、脳は集中してひとつのことをしている時は
それほど疲れを感じませんが
同時にいくつものことをやろうとすると、すごく疲れるのです。
現代人の脳はオーバーワーク気味です。
その大きな原因が、スマホ
脳の情報処理能力が機能せず、脳がフリーズ状態になってしまう「スマホ脳疲労」は現代病といわれているそうです。
脳は、情報や刺激が入ってくると、前頭前野という部分で、その情報を吟味する情報処理をします。
情報処理には、「メモ機能」、「じっくり深く考える熟考機能」があり
スマホを見ている間は、メモ機能ばかりが使われている状態で情報処理が追いつかず脳疲労に陥っていく一方で、使われないままの熟考機能は、どんどん錆びついて、脳の「検索・取り出し」機能が低下していくわけです。
恐ろしいことに脳疲労は
異常がないのに頭が痛い、めまいがする、胃が痛い、首が痛い、腰が痛い...など症状も
脳の誤作動によって引き起こされます。
悲観的になったり、何かに執着したりと、精神状態が不安定になるのも、脳疲労が原因の場合もあるそうです。
脳疲労の解消は深い睡眠が第一ですが
無心でできる単純なリズム運動、特に目的のない散歩が最適です。
またビル・ゲイツは、毎晩30分皿洗いをして、頭の中を整理していたんだとか。
どうしてもスマホを見てしまうのは
脳の浅いところを刺激して、手っ取り早く快楽をくれるからであり、ある意味お酒やギャンブルなどと一緒で、だからこそ依存になりやすいのです。
人は、脳が疲れていることにはなかなか気づかないものです。
でも脳が健康であれば、体調や心も整います。
つまり定期的に脳を上手に休ませてあげることが大切です。
そんなわけで奏では脳疲労の解消メニューもありますので
脳のお疲れもご相談ください܀❀ .*゚
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